白いドレスの女性とホワイトタイガー
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白黒どっち? 着るだけで美白効果があるファッションコーデ

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美白ケアといえばコスメやサプリメントを使うのが一般的ですが、効果が出るまでに時間がかかります。毎日の美白ケアも大切ですが、色白に見せたいなら人の目が起こす錯覚を積極的に利用すべきです。より色白に見える服の色の選び方や小物の合わせ方など、美白効果の高いファッションコーディネイトについてまとめました。

※このページは2019年9月30日に更新されました。

今すぐ色白に見せたい!

ガーデンウェディング
引用元:https://pixabay.com/ja/

世界で一番「美白」を重視し、紫外線対策やスキンケアに力を入れているのは日本人女性だと言われています。街中で大勢の人が日傘をさしているさまは外国人から見ると驚きの光景だそうです。

シミやシワといった老化の大きな原因は紫外線だと判明したため、程度の差はあっても、今後も美白人気は続く可能性が高いです。

海外セレブの影響で小麦肌に憧れる人もいますが、ドクターシーラボの調査によると、9割近くの人が白肌派だそうです。また小麦肌派でも積極的に肌を焼きたい人は稀で、半数以上が紫外線対策を面倒くさいと回答しました。

人種によって「日焼け」の価値が違う

「色白は七難を隠す」という言葉からもわかるように、大昔から日本では色の白さが美の基準とされてきました。これにはきちんとした理由があります。

日本人の大半は黄色人種で、アジア系の中では地肌が白い部類です。紫外線への耐性は黒人種と白人種の中間ぐらいで、日差しの強さ(紫外線量)に応じて適度にメラニン色素が生成されます。つまり外にいる時間が長い人ほど色黒になるということです。

農業国だった近現代以前の日本では、色白な肌に、必死に働かなくていい上流層のイメージがあったのです。現代になっても日本で色白が好まれるのは、国民の大半が黄色人種だからという事情も大いに関係していると思われます。

逆に白人種は、日焼けを健康や金銭的余裕の象徴だと考える傾向にあります。十分に日光浴ができていると見なされるからです。たとえば、トランプ大統領が「日焼け肌」にこだわっていることはよく知られていますよね。

美白ケアは効果が出るまで時間がかかる

夏の強い日差しのもとでは日焼けはさほど目立ちません。しかし秋の弱い日差しのもとでは、日焼けしたお肌はワントーン暗く見えるようになります。全身のお肌の露出が少なくなるほど、色白の人との差は大きくなります。

いそいでパックやピーリングを試したり、ビタミン剤を飲んだりしても、すぐに美白効果は得られません。効果が実感できるのは早くても1か月後でしょう。なぜならお肌のターンオーバー周期が約28日だからです。

またどんなに美白ケアを行っても、生まれ持った地肌より色白になることはありません。

しかし諦めるのはまだ早いです。人の目は常に錯覚を起こしています。お肌も私たちが想像している以上に、服や小物の色によって違う色に見えています。

この記事ではお肌(顔色)をより白く明るく見せる服や小物の色や、美白効果の高いコーディネイトをご紹介します。色白派の方も、日焼けしてしまった方も、地黒で悩んでいらっしゃる方も必見です!

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【白と黒】美白効果があるのはどちら?

白と黒(とグレー)はシチュエーションを選ばずに使える定番カラーです。洗練されたモノトーンコーデはいつの時代も人気ですし、無難さを重視した結果、つい白・黒・グレーの服が増えてしまう方も多いはずです。

白と黒では、どちらの方がお肌をより白く見せる色なのか見ていきましょう。

美白カラーは【白】

白と黒と肌色
引用元:https://pixabay.com/ja/

結論からいうと、より美白効果の高い色は「白」です。

引き締め効果を期待したり、秋冬ファッションのこっくりカラー重めトーンにあわせたりで、黒いアイテムを選ぶ方が多いのですが、お肌を白く見せたいなら白いアイテムを選ぶべきです。

白服はレフ板のようなもの

写真や動画の撮影に用いるレフ板をご存知でしょうか? 白や銀色の素材でできていて、被写体に光を集めるために使います。太陽やライトから直接受ける光と、レフ板から間接的に受ける光が合わさることで、被写体全体が明るく写ります。

身近なところでは、自撮りや証明写真を撮るときに、膝や机の上などに白いコピー用紙を置くというテクニックがよく知られています。また内側が白い日傘は地面の光を余分に反射してしまうので、日焼け対策には不向きです。

白い服や小物にはレフ板と同じ効果があります。白を身に着ければ物理的にお肌を明るく照らすことができます。

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淡い色は濃い色の影響を受ける

色の持つ性質の1つに、「淡い色は濃い色の影響を受ける」というものがあります。

平均的な日本人のお肌は黄味がかったベージュ(オレンジ)色です。絵具なら「赤・黄・白」を混ぜて表現します。最近のクレヨンや色鉛筆では、いわゆる肌色のことを「うすだいだい色」といいます。

黒を身につけるとコントラストが際立つのも事実ですが、露出が少ない秋冬ファッションにおいては、お肌の淡い色が黒に引きずられてワントーン暗く見えてしまう可能性の方が高いです。

例外はパーソナルカラーがウィンターの人

光や色の特性を考えると、色の白さを引き立ててくれるのは「白」です。白っぽいアイテムを顔の近くに配置すれば間違いありません。色白に見せることを最優先に考えるなら、黒は避けるのが無難です。

ただし何事にも例外はあって、パーソナルカラーがウィンターで強い色が似合う方なら、黒を身につけることでお肌の白さが一層際立つ場合があります。

しかしそもそも日本ではウィンタータイプは少数派です。お肌を白く見せるのが目的なら、元からかなり色白の方以外はやはりセオリー通りに白を選ぶことをオススメします。逆に親しい人からお世辞抜きで黒が似合うといわれる方は、黒服で差別化をはかってみてください!

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【暖色と寒色】美白効果があるのはどちら?

色鉛筆
引用元:https://pixabay.com/ja/

無彩色の白と黒では、白の方がお肌を色白に見せてくれることがわかりました。次に白・黒・グレー以外の有彩色を見ていきます。

無彩色以外のカラーは、大まかに「暖色」と「寒色」に分けられます。暖色と寒色では、どちらがお肌をより白く見せる効果が高いのでしょうか?

「暖色」「寒色」ってそれぞれ何色?

美白効果について見ていく前に、暖色と寒色にわけたとき、それぞれ何色が該当するのか定義します。

暖色とは見た目から暖かい印象を受ける色で、赤、オレンジ、黄色などが該当します。前に出ているように見えるため、前進色とも呼ばれます。秋ファッションで人気のカラーが多いですね。

寒色とは見た目から寒い(冷たい)印象を受ける色で、青とその周囲の青味の強い色(青緑、青紫)が該当します。後ろに下がって見えるので後退色とも呼ばれます。

美白カラーは【寒色】

ピンクとブルーと肌色
引用元:https://pixabay.com/ja/

これまた結論からいうと、より美白効果の高いカラーは「暖色」です。

日本人をはじめ黄色人種のお肌は、どんなに色白の人でも黄味がかっています。そこに暖色の服を着るとお肌のオレンジ色が強調されて、日焼けして見えるのです。

逆に寒色の服を着るとお肌に青味がプラスされて色白に見えます。「寒そう」「冷たそう」という印象が増すことも、実際より色白に錯覚する原因の一つです。

パーソナルカラー次第では顔色が悪く見えるかも……

暖色と寒色を比較すると、一般的には寒色の方が色の白さを強調する効果が高いです。しかしだからといって青味がかった服や小物を多用すれば、必ず色白に見えるわけではありません。パーソナルカラーと合わない色を選んでしまうと、美白効果よりもお肌をくすませる効果の方が強く出てしまうからです。

パーソナルカラーとはざっくりいうと「似合う色」のことです。「イエローベース(イエベ)」や「ブルーベース(ブルべ)」、春夏秋冬になぞらえた4つのタイプなどが有名です。

ファンデーション選びにも関わってくる「イエローベース」と「ブルーベース」は意識している方が多いと思います。黄みがかった色が似合うイエローベースの人は、青みの強い寒色とは相性がよくない場合が多いです。

ちなみにブルーベースだから色白(あるいは色白だからブルーベース)というのは誤解です。似合う色が見つからない方やメイクやファッションにお悩みの方は、プロのパーソナルカラー診断を受けてみてはいかがでしょうか。

秋コーデに美白効果をプラスする方法

白ニットの女性
引用元:https://pixabay.com/ja/

美白効果の高い白や青は夏ファッションでよく使われる色です。秋になるとこっくりとした深い色味が主役になるので、白や青系統を上手に取り入れるのは難しいですよね。秋らしいコーディネイトで色白に見せるコツをご紹介します。

美白効果プラス①:ストール

気温が下がるにつれお肌の露出は減っていきます。1年を通じて露出しているのは顔だけです。つまり顔とその周囲を明るく演出すれば、実際よりも色白に見せることができます。

白や白に準ずる明るい色のストール・スカーフ・マフラーは最も取り入れやすく美白効果の高いアイテムです。巻き方を変えることでコーディネイトに変化を与えることもできます。

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美白効果プラス②:アクセサリー

イヤリングやピアスをつけるなら、大振りなものがいいですね。キラキラ光りすぎるものは下品に見えるので、シンプルなデザインを選びましょう。

飾り部分の白さと同じくらい重要なのが、留め具部分の色です。金色が似合う人と銀色が似合う人にくっきりわかれます。似合わない色を選んでしまうと逆効果なので注意が必要です。

美白効果プラス③:ヘアカラー

顔と同じく髪も露出が多く、髪色から受ける印象の差は無視できないほど大きいです。

白と黒の項目で、淡い色は濃い色の影響を受けると書きましたが、髪も同じです。真っ黒な髪よりはやや明るい色の方が顔色も明るく見えます。「やや」というのが重要で、そもそも日本人の髪色は茶色~濃い焦げ茶がほとんどなので、明るくしすぎると無理な若作りをしているように見えます。

おすすめのカラーはアッシュ系です。アッシュ系統の中でどの色が似合うかは人によって違うので、担当の美容師さんと相談してください。自分で染めるときは地毛と違いすぎる色は避けましょう。

コーディネイトで「色白」は作れる!

カラフルな毛糸
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秋は一年のうちで最もファッションが楽しめる季節です。選べる素材が増えますし、レイヤード(重ね着)に工夫を凝らすことで個性を出すことができます。

一方で急激な気温と湿度の低下によって肌荒れしたり、夏の日焼けや疲れがくすみとなってあらわれたりする季節でもあります。根本的な美白美肌を目指すスキンケアも重要ですが、日々のファッションやコーディネイトで顔色を明るく見せることも同じくらい大切です。

より色白に見えるコーディネイトや、顔の周囲が華やかに見える色の服・小物を追求して、秋らしさと美白見せを両立させていきましょう!

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VENGA編集部
VENGA編集部です。コンプレックスを持つ女性に寄り添う記事をお届けします。

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