自身を抱く胸の大きい女性
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育乳ブラのバストアップ効果とは? 選び方や正しい着け方を解説

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胸のサイズや形にコンプレックスを抱いている女性のためのアイテム・育乳ブラ。気になっているけれど購入に踏みきれずにいる人も多いと思います。育乳ブラのバストアップ効果を最大限に引きだすためには、適切なアイテムを選び、正しい方法で着けることが重要です。

この記事は、2020年3月31日に情報を更新しました。

育乳ブラとは?

育乳ブラ(Angellir ふんわりルームブラ)
引用元:https://www.amazon.co.jp/dp/B07MS7T3B2

胸の大きさや形にコンプレックスがある女性は少なくありません。

胸を大きく見せたい、寄せて上げたい、谷間がほしい、形を整えたい、垂れを防ぎたい、ハリを取り戻したい……こういったバストに関する悩みを解決してくれるのが「育乳ブラ」です。

平成の30年間で日本人女性の胸は大きくなった!

日本人女性のバストサイズは年々大きくなっています。『天使のブラ』で有名なトリンプ社の「トリンプ下着白書 vol.19」によると、調査を開始した1980年(昭和55年)には売上の95.5%をCカップ以下が占めていました。しかし平成に入ると急激に変化が生じ、2016年にはついにDカップ以上の売上が50%を超えたそうです。

トリンプ社調査・ブラジャーカップ推移
引用元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000076.000040640.html

グラフを見るとAカップが激減し、Eカップ以上がゆるやかに増加しているのがわかりますね。ただしこの調査の対象はブラジャーのみであり、カップ付インナー(ブラトップ)やスポブラの販売数は含まれていません。そのため実際の平均サイズはBカップ~小さめのCカップ程度だと考えられています。

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なお各種アンケートでは、多くの人が「Cカップ~Dカップ」が理想だと答えています。理想と現実の差は1~2カップ。過半数がAカップだった昭和期と違ってDカップ以上の人が珍しくなくなった現在、育乳ブラの需要が高まるのは当然のことといえます。

しかし成長期を過ぎた女性の胸が育つものなのか、すでにハリを失いはじめている胸にも効果はあるのか、といった疑問を抱いている方もいるでしょう。本記事では育乳ブラがもたらす効果や、育乳ブラの選び方・使い方を解説します。

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乳房(おっぱい)の成長とバストアップは別物

かばん斜め掛けする女子高生
引用元:https://www.pakutaso.com

“育乳”とはいうものの、育乳ブラを着けたからといって乳房(おっぱい)が膨らむわけではありません。まずは乳房の発達と衰退について正しい知識を身につけましょう。

第二次性徴は乳房の発達からはじまる

女性の第二次性徴は乳房の発達からはじまります。女性ホルモンの分泌を受け、初潮前後の4年間で急激に成長し、成人型乳房になるのは初潮を迎えてから3年ほど経ったころのことです。

個人差はありますが一般的に初潮は10歳~15歳にかけて発生するため、13歳~18歳ごろに成人型乳房になります。発達が終わってから数年間、胸にもっともハリのある状態が続きます。

なお乳房の発達とは肉体的な成熟についての言葉であって、胸の大きさのピークが18歳というわけではありません。体重の増減や生理・妊娠などで胸部の肉付きは簡単に変化します。

20代ではじまる乳房の衰退

加齢によって胸が垂れるのは周知の事実ですよね。ちょうど基礎代謝が減り、太りやすく痩せにくい体質に変化していく30代になってから自覚する人が多いと思いますが、実は気づいていないだけで、20代からバストの衰えは始まっているのです。

10代のうちに発達を終えた乳房は、20代になって女性ホルモンの分泌量が減りはじめると同時に衰退期に突入します。乳房の上側からボリュームが減りはじめ、乳首が下向きになり、やがて胸全体が外に流れたり垂れたりします。

育乳ブラで、バストの本来あるべき姿を取り戻す!

乳房の1割は乳腺で、9割は脂肪です。バストの衰退がはじまるとバストから大量の脂肪が脇や背中に流れ、オバサン体型化も進みます。若いころの体重を維持するだけではボディラインの崩れを防ぐことはできません。

逆にいうとバストからの脂肪の流出を防ぐことができれば、上半身のスタイルを維持することも可能です。育乳ブラは流出した脂肪を本来あるべき位置に戻し、形を整えて支えます。もっともハリがあって大きかったころのバストの再現こそが育乳ブラの役割なのです。

次に育乳ブラを着けることで得られる効果を具体的に解説します。

育乳ブラの効果とは?

胸の大きな女性
引用元:https://stock.adobe.com/jp/

育乳ブラとは胸の形を整え、大きく見せてくれる補正下着の一種です。一時的に寄せて上げる普通のブラジャーと違って、育乳ブラは時間をかけて理想的な胸を作り、定着させる効果をもっています。胸とその周囲のボディラインを補正し、バストを美しく見せることが育乳ブラの役割です。

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育乳ブラの効果①胸のボリュームアップ(バストアップ)

育乳ブラにもっとも期待されている効果は、バストのボリュームアップでしょう。

上述のとおり乳房の発達は10代で終わり、20代には早くも衰退がはじまります。なにも対策しなければ、胸の脂肪は重力に従って周囲に流れてしまいます。しかしきちんと固定してあげれば話は別です。

あなたの努力次第で胸や上半身の贅肉は美しいバストに生まれ変わる可能性を秘めています。

育乳ブラの効果②上半身のスタイルがよくなる

身長体重が同じでも、10代の女子と30代や40代の女性では体型がまるきり異なります。脂肪の総量が同じでも、脂肪の付く位置が違うからです。育乳ブラをはじめとする補正下着は、加齢とともに進むボディラインのゆるみを防いでくれます。

流出して贅肉化した脂肪を育乳ブラのカップ内にきちんとおさめると、脇や背中がスッキリと引き締まります。また垂れていた乳房を持ち上げるので上半身全体のスタイルがよくなり、若々しいシルエット作りが実現可能です。服をより素敵に着こなせるようになりますよ。

育乳ブラの効果③バストの形がよくなる

いくら大きい胸でも垂れていると老けてみえます。乳房の衰えが上胸の削げおちからはじまることからわかるように、美しく若々しいバストにはハリが重要です。

育乳ブラは脂肪をただ集めるだけでなく、正しい位置に固定し、流出するのをガードしてくれます。ハリウッド女優のような、お椀型のバスト作りも夢ではありません。

育乳ブラの効果④谷間ができる

日本人女性はもともと平均的に胸が小さいうえ、骨格的に乳房が外に広がりやすい特徴があります。うつ伏せ寝など長年の生活習慣が原因で、広がってしまうケースもあります。

育乳ブラで胸の位置を矯正することで、作り物ではない、ナチュラルな谷間も手に入るでしょう。

育乳ブラの効果⑤姿勢がよくなる

美しいバスト作りには胸だけでなく周囲の体型補正が欠かせません。育乳ブラのバストアップ効果は、胸部の脂肪に「あなたはおっぱいです。おっぱいのあるべき位置はココです」と示すことで生まれるのですが、これはバスト周辺の姿勢も同時に正していることになります。

原理は背筋サポーターと同じです。胸を開き、猫背を解消してくれます。スマホのせいで現代人には猫背や反り腰が増えています。姿勢がよくなると見た目が美しくなるだけでなく、肩こりや片頭痛などの体調不良も改善される可能性が高いです。

また引き締め効果が強い育乳ブラを着けると、精神的にも「シャンとしよう」という意識が芽生えます。宝塚音楽学校の校訓に「清く正しく美しく」とあるように、意識を高く保つことはとても重要です。

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育乳ブラを選ぶポイント

黒いブラジャー
引用元:https://pixabay.com/ja/

需要の高まりを受けて、さまざまなブランドが育乳ブラを販売しています。補正下着といえばコルセットやサポーターのような、いかにも中高年向けの商品を連想するかもしれませんが、現在人気の育乳ブラはどれも機能性とデザイン性の高さを両立しています。

また最近は安価な育乳ブラがネット通販で買えるようになったので、若い世代でも手に取りやすいでしょう。

しかし選択肢が増えると、どれを買えばいいのか迷ってしまいますよね。そこで育乳ブラを選ぶときに気をつけるべきポイントをご紹介します。

自分のバストサイズを把握する

育乳ブラは脇や背中に流れてしまった脂肪を正しい位置に集め、ボリュームのあるバストや美しい谷間を作ります。そのため自分の体型やバストサイズに合った育乳ブラを選ぶことが非常に重要です。

緩すぎるのはもちろん、キツすぎるのもNGです。締め付けすぎると呼吸が阻害され、息苦しくなったり気分が悪くなったりします。血流が悪化すると筋肉が衰え、かえって胸を支える力を失う可能性だってあります。

あなたは自分のブラのサイズを正しく把握していますか? 日本人女性は正しいサイズより小さいブラジャーを着けている人が多いといわれています。間違ったサイズの育乳ブラを着けても期待する効果は得られません。購入前にショップへ行ってフィッティングしてもらうか、家族や友人に手伝ってもらって正確なサイズを測りましょう。

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目的を明確にする! 育乳ブラに期待することとは?

「育乳ブラの効果とは?」の項目で、育乳ブラから得られるさまざまなメリットをご紹介しました。これらの効果のほどは、ブランドやメーカーによって違います。育乳ブラを選ぶときは、あなたが一番重視し、期待している効果を基準にすることをオススメします。

育乳ブラに期待する効果

  • なるべく胸を大きく見せる
  • 胸全体を持ち上げる
  • 離れた胸を寄せる

ほかにも多少ボリュームアップ効果が低くても着け心地を重視する方もいるでしょうし、予防と改善では当然選ぶべきアイテムは変わります。

ホールド力(リフトアップ力)

どういった効果を期待する場合でも、育乳ブラでもっとも重視されるのはホールド力です。普通のブラジャーも育乳ブラも、脂肪を集めてカップにおさめるという点では同じですが、ホールド力には大きな差があります。

育乳ブラは普通のブラジャーに比べ、ストラップやベルトが太くしっかりとしたつくりになっています。

ブラジャーの解説
引用元:https://www.istockphoto.com/

ストラップは幅が太くてカップの外側(脇側)に付いているほど、胸全体を支えたり持ち上げたりする力が強くなります。また上乳の脂肪が脇へ流れるのを防ぐのは、脇部分のベルトの役目です。カップとストラップ、ベルトが集中する脇付近のホールド力に注目してみてください。

脇への「はみ肉(はみ出し肉)」こそがオバサン体型や太見えの最大の原因です。

ホックの数

アンダーとカップサイズの関係とは? 正しいサイズのブラで美バストを維持しよう」で解説したとおり、一般的にブラジャーのベルトサイズは5cm刻みになっています。

たとえば「C70」は、アンダーバストが70cmのCカップという意味です(アンダーバストは乳房の下の胸囲のこと)。実際のアンダーバストのサイズは人によって違うので、ホックで調整します。

育乳ブラにおいて、ホックの数は普通のブラジャーよりも重要です。なぜならベルトが身体にフィットしていないと補正効果が薄れるからです。脂肪の位置の矯正が進むにつれアンダーバストは細くなりますし、育乳ブラ自体も伸びます。ホックが多ければ、頻繁に買い替えることなく細やかなサイズ調整ができます。

迷ったときはホックの数が多い育乳ブラを選びましょう。

デザイン

最近の育乳ブラはデザイン性にもこだわったアイテムが増えています。育乳ブラは継続して着けることではじめて効果を発揮します。毎日着けたくなるようなデザインを選ぶとモチベーションを維持しやすいです。

また薄着のシーズンには服に影響の出ないデザインの育乳ブラが活躍します。

素材

意外と見落としやすいのが育乳ブラの素材です。もともと下乳や胸の谷間は蒸れやすい部位です。育乳ブラは普通のブラジャーより締め付けがキツいので、とくにお肌が弱い方は素材にも気を遣うべきです。汗を素早く吸収・蒸発させる素材がベストです。

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値段

最近は安価な育乳ブラが増えています。しかし機能性を重視する以上、高価な育乳ブラでないとバストアップはかなわないと考える人が多いのではないでしょうか。

確かに高級品には値段に見合った実力があります。だからといって安価な育乳ブラには期待できないなんてことはありません。どのような商品にも当てはまることですが、購入者が増えて大量生産が可能になったり、ライバル商品が増えたりすると価格は下がるものです。昔に比べて安い育乳ブラが多いのは当たり前なのです。

また長期間にわたって着用しないと育乳ブラの効果は得られません。奮発して高級品を1枚だけ買うよりも、安価な育乳ブラを数枚買って毎日着ける方が確実にバストアップできます。手に届くアイテムを毎日使うことが重要なのは、基礎化粧品と同じですね。

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よくある疑問! 育乳ブラQ&A

AAAカップのブラジャー
引用元:https://www.amazon.co.jp/dp/B07B7PHBGR/

繰り返しになりますが、育乳ブラの効果は乳房を育てることではなく、脇や背中へ流れた脂肪を本来あるべき位置へ導き形を整えることです。体型補正の結果、バストが大きく見えるようになるのです。

さて人の体型は千差万別で、とくにバストは個人差が非常に大きい部位なのは皆さんご存知ですよね。もとの胸がとても小さい方や、年齢のわりに乳房の衰えが早い方など、「私には効果がないかも……」とお悩みの方も多いと思います。

育乳ブラの購入を迷っている方によくある疑問にお答えします。

育乳ブラの疑問Q1.Aカップ以下でもバストアップできる?

A1.Aカップ以下でもバストアップ効果は得られます。

仕組み上、もとから胸が小さいと育乳ブラの効果がなさそうだと思われるかもしれませんね。たしかに元々大きくて垂れてしまった人のほうが、ボリュームアップを実感しやすいのは事実です。しかしほんの少しでも胸とその周囲に脂肪がある限り、対策していない状態より育乳ブラを着けた方が確実にバストアップできます。

胸が小さい方にはパッド入りの育乳ブラがオススメです。

育乳ブラの疑問Q2.もとから胸が大きい場合は?

A2.バストアップ効果あり! 垂れ乳も防げます。

胸の脂肪は想像以上に重量があります。アンダーのサイズにもよりますが、Cカップなら片方約250g、Eカップなら約500g程度にも及びます。胸が大きいほど垂れやすいのは紛れもない事実です。

バストが垂れると老けてみえますし、胸が大きいということは流出する脂肪の量が多く上半身のボディラインが崩れやすいことを意味します。ホールド力(リフトアップ力)の高い育乳ブラでしっかり補正してあげる必要があります。

育乳ブラの疑問Q3.身体は太いのに胸が小さい場合は?

A3.上半身がスッキリし、痩せてみえます。

胸のサイズを決定する要因はたくさんありますが、もっとも関係が深いのは「BMI」です。基本的に太い人ほど胸は大きい傾向にあります。乳房の約9割が脂肪なので、当然ですね。

しかしふくよか体型なのに胸が小さい人は大勢います。理由は簡単です。胸だけでなく胴体全体の肉付きがよくなると、トップとアンダーの差が減ってブラジャーのカップが小さくなるのです。

育乳ブラを着けるとアンダーバストを含め胸の周囲から脂肪を集めることになります。バストのボリュームアップ+アンダーのサイズダウンが同時に起こるので、非常にスタイルが良く見えるでしょう。

育乳ブラの疑問Q4.まだ胸が垂れている実感が薄い30代でも必要ですか?

A4.胸が垂れはじめる前こそ育乳のチャンスです。

乳房の衰退は、上部がそげる→乳首が下向きになる→乳房全体が垂れるという順に進みます。バストの垂れを自覚したときにはすでにかなり衰退が進んでしまっているということです。

いまは垂れていなくても(あるいは自覚がなくても)いずれは必ず垂れます。早いうちに育乳ブラを着けはじめることで、40代以降のボディラインは大きく変わります。美肌作りと同じで、将来の自分への投資になります。

育乳ブラの疑問Q5.妊娠中にも使えますか?

A5.出産・授乳後の垂れ防止になります。

ホルモンバランスが変化すると胸は大きくなります。生理前や生理中に胸が張る方も多いですし、まして妊娠すると1~2カップ程度サイズアップする方も珍しくありません。授乳にそなえて乳腺が発達し、乳腺を保護する脂肪も増えるのです。

しかし妊娠にともなうバストアップは一時的なもので、授乳期間が終わるともとのサイズに戻ってしまいます。しかも急激な膨らみにあわせて伸びた皮膚はもとに戻らないので、一気にバストが垂れさがってしまう方もいます。

妊娠中からリフトアップ機能の高い育乳ブラを着けることで、のちの垂れ胸をある程度防げます。乳腺の発達を阻害しないよう、締め付けのゆるい育乳ブラを選んでください。息苦しさを感じたり体調不良になった場合はすぐさま着用を中止してくださいね。

育乳ブラの正しい着用法

Y-FANCYの育乳ブラ
引用元:https://www.amazon.co.jp/dp/B07Q8TFHHF/

正しく着用しないと育乳ブラのバストアップ効果やボディメイク効果は得られません。補正力が強い分、間違った着け方をするとバストの形がかえって悪くなってしまう危険性もあります。

脂肪集めが重要! 育乳ブラの着け方

育乳ブラを着ける手順は以下の通り。

育乳ブラの着け方

  • 1ストラップ(肩紐)を両肩にかける
  • 2上半身を前に倒す
  • 3ベルトとワイヤーをアンダーバストにしっかり当てる
  • 4後ろ手でホックを止める
  • 5片手でアンダーバストを押さえ、反対の手で脇などに流れた脂肪を丁寧に集めカップへおさめる
  • 6反対側のカップも同様に脂肪を集める
  • 7上半身を起こす
  • 8ベルトの位置とストラップの長さを調節してバストの形を整える

基本的に普通のブラジャーと着け方は同じです。ただ脇や背中に流れてしまった脂肪を集めてカップへおさめる作業には少々テクニックが必要です。ランジェリーショップでフィッティングしてもらう際にコツを聞くのもいいでしょう。とくにお客さんの年齢層が高い老舗や高級店のフィッターさんは、贅肉集めのプロです。

こちらはブラデリスニューヨークの公式フィッティング動画です。最初は時間がかかるかもしれませんが、慣れればスムーズに自胸を寄せて上げられるようになります。育乳ブラを使わない場合でも、マスターしておきたい技術ですね。

また乳房全体を高い位置に持ち上げることも重要です。成人型乳房が完成したばかりの18歳の女の子と、衰退がはじまった20代半ば以降の女性では根本的にバストの位置が全然違います。

乳房持ち上げの目安となるのはアンダーバストです。アンダーバストとは胸のふくらみ(バージスライン)直下をさします。アンダーバストの正しい位置は肩甲骨の下です。ベルトの背中側を肩甲骨より下に引いた状態でストラップを調整して胸を持ち上げましょう。

定期的に“はみ肉”をなおす

いかに育乳ブラのホールド力が高いといえど、動けば脂肪や贅肉は少しずつカップからはみ出していくものです。とくに接客業などよく動く方は注意が必要です。一度着けたら外すまで着けっぱなしにするのではなく、定期的に“はみ肉”をカップの中へおさめなおしましょう。お手洗いへ行った際にサッとなおすのがベストです。

毎日着ける

重力に逆らって脂肪を正しい位置に移動させるのですから、バストのボリュームアップは一朝一夕で叶うものではありません。最低でも1ヶ月以上経たないと効果は実感できないでしょう。正しく着けることと同じくらい、毎日着けることが重要です。

育乳ブラ(昼用)とナイトブラ(夜用)を使いわける

育乳ブラは毎日着けるべきですが、しかし24時間常に着け続けるべきではありません。なぜなら起きているときと寝ているときでは胸にかかる重力の方向が違うからです。しかも寝相は人によって違います。

育乳ブラは立ったり座ったりしているときに着けることを想定して作られています。そのため寝ているときの脂肪流れには対応できません。逆にナイトブラは横たわっているときの胸の保護に特化した下着です。育乳ブラとナイトブラを使い分けることで、さらなるバストアップ効果が期待できます。

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まとめ:育乳ブラは正しく着ければ効果あり!

育乳ブラを継続して正しく着け続けると、見た目上の育乳が叶います。実際には乳房を成長させるのではなく、乳房から流出してしまった脂肪を本来あるべき位置に補正しているのですが、メリハリのある若々しいボディラインが手に入るのは確実です。

脂肪組織はとても柔らかいので放置すると必ず垂れます。20代後半や30代のうちに育乳ブラを着けはじめることで、体型の崩れを最小限に抑えられます。育乳ブラの着用と筋トレや生活習慣の見直しを同時に行うことで、バストアップ効果をさらに高めることが可能です。

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VENGA編集部
VENGA編集部です。コンプレックスを持つ女性に寄り添う記事をお届けします。

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