細いだけじゃダメ! 美脚ケアで大切にしたい3つのこと
はじめに
がんばってダイエットに成功したのに、なぜかあまり美脚にならなくてがっかりした経験はないでしょうか。
ぽっちゃりとしていたころより確かにサイズは細くなったけど、その分O脚が目立ったり、足首とふくらはぎのメリハリがなかったりして、美脚ケアには意外と手こずってしまうものです。
すらっと細くてまっすぐな足や、キュッと引き締まった足首など、美脚と呼ばれるためのフットケアには、いくつかのポイントを押さえている必要があります。細くなっても形が悪かったり足全体のバランスが悪かったりすると、痩せても自信を持って足を出すことができなくなってしまうのです。
逆に少々むっちりとしていても、バランスのよい足は美脚に見えるもの。
自分の足の形が気に入らない人のために、美脚ケアやフットケアで気をつけたいポイントや実践したい大切なことについて見てみましょう。
美脚ケアにはほどよい筋肉が必要
「足は細ければ細いほどよい」というイメージが強いと、とにか体重さえ落とせば美脚になれる! と思ってしまいがちです。
ところが、太ももやふくらはぎは細くなっても足首が太いままだったり、太ももが痩せすぎて貧相に見えてしまったりすると、美脚ケアとしてはまだまだ、ということになってしまいます。
ダイエットで余分な脂肪を落とすことは大切ですが、足が美しく見えるために必要な筋肉まで落としてしまうと、見とれるような美脚を作ることはできません。また、太ももまわりの筋肉は体の中でも1番大きな大腿筋がある場所。ここの筋肉が少ないと、せっかく痩せてもリバウンドしたり、代謝が落ちてむくみやすい足になってしまうのです。
ダイエットで細くなったけど足の形がよくない、と気になっている人は、ダイエットメニューに筋トレや足のエクササイズを取り入れてみましょう。特にスクワットや階段の昇り降りなど、足の筋肉を意識して使うエクササイズが効果的です。
足の指でタオルを集めるタオルギャザーも、ふくらはぎや足首のメリハリを作るのにおすすめ。ほどよい筋肉をつけることは、健康的でセクシーな足を作るための美脚ケアにはマストといえます。
O脚を直すには歩き方とストレッチがおすすめ
足が細くなったのに美脚にならないもうひとつの原因が足の湾曲です。
特にまっすぐ立っているつもりなのに足が外側に開いてしまうO脚は、ぜひとも美脚ケアで改善したいところ。中敷きや矯正バンドなど、O脚の人のための美脚ケアグッズを活用するのもよいですが、並行して毎日ストレッチを行うようにしましょう。
椅子に座った状態で足の間にボールや厚い本を挟み、そのままゆっくりと立ち上がる、という動作を行ったり、立った状態で膝や太ももがくっつくように力を入れて5~10秒静止し、ゆっくりと元に戻すといったストレッチがおすすめです。
数日で劇的に足がまっすぐになることはなくても、毎日根気よく続けることで、少しずつ足の形に変化があらわれていきます。ストレッチと併せて、歩き方のフォームも見直してみましょう。
膝の関節に負担をかけるような歩き方は美脚ケアには禁物です。姿勢をまっすぐにして1本の線上を歩くようにします。正しいフォームで歩くだけでも、慣れないうちはかなりのエクササイズになるはずですよ。
むくみ改善には食事も大切
足の形を悪くするむくみも美脚ケアで改善したい原因の1つですが、むくみを取るためのケアとして、グッズやエクササイズばかりに注目しがちです。どちらも足のむくみ改善には役立ちますが、むくみにくい足を作るためには、食事の見直しも大きなポイントになります。
こまめな水分補給は体にとって大切とはいえ、水分を摂り過ぎるとむくみの原因になってしまいます。塩分を摂り過ぎるのも、体の塩分を薄めようとして喉が渇き、結果的に水分を摂り過ぎてしまう原因になります。
毎日お酒を飲む人も注意が必要です。体内のアルコールを薄めようとして体が水分を溜め込んでしまうため、むくみやすくなってしまうのです。
むくみの改善には、体内に溜まった塩分の排出をうながすカリウムを多く含む食べ物を摂るのがおすすめです。
カリウムはバナナやアボカド、ひじきなどの海藻類やナッツに多く含まれているので積極的に取り入れましょう。食事は濃い味付けのものを避け、塩分を極力控えることが大切です。
まとめ
こうしてみると、運動や食事改善など、美脚ケアにはダイエットと繋がっている部分もあるとわかります。間違ったダイエットは、美しい体づくりにマイナスの効果を生んでしまうこともあるんですね。
食事とエクササイズを見直して、美脚ケアを意識したダイエットを続けて、美しいボディ作りをしていきましょう。