フォンダンウォーターでむくみ解消! バナナやキウイのカリウムがカギ!
はじめに
美しい脚のことを「カモシカのような」と表現します。この場合のカモシカとはレイヨウ(羚羊)のこと。レイヨウのスラリと細く長い足は走るのに適しています。運動不足のわたしたち現代人はレイヨウを見習わなくてはなりません。
そうは言っても、なかなか運動する時間はとれません。外は寒いし花粉も飛び始めているし、できる限り室内にこもっていたいというのが人情というものです。
しかし今の生活を続けていては、ふくらはぎのむくみは酷くなる一方です。むくむということは血行が悪くなり、代謝が落ち、老廃物が溜まっているということ。すぐにでもデトックスしないと、水太り+脂肪太りで立派な大根足が完成、成長してしまいます。
そんなあなたにおススメなのがフォンダンウォーターです。
むくみ解消に効果があるドライフルーツをたっぷり漬けこんで、おいしくダイエットしちゃいましょう!
カリウムがむくみ解消のカギ
むくみは体内の塩分バランスが崩れることによって起こります。塩分をとりすぎたり、水分補給量が適切でなかったり、原因はさまざまです。また筋力が衰えるとリンパ液を動かす力も減るため、むくみやすい体質になってしまいます。
体内の塩分、つまりナトリウムの濃度が高くなると、それを薄めるためにヒトは水分を体内にためこみます。この余分な水分のためこみこそがむくみなのです。
水分の排出を促すのはカリウムの役目です。塩分を控えると同時に、カリウムを摂取することによってむくみを解消することができます。
フォンダンウォーターに用いるのはドライフルーツです。乾燥によってカリウムはギュッと濃縮されます。生のフルーツと比べると、同じ重量のドライフルーツには大量のカリウムが含まれています。
つまりフォンダンウォーターは、むくみを解消するためのカリウムをとても効率よく摂取できるデトックスドリンクなのです。
日本人のカリウム摂取目安量は一日当たり、男性が3,000mg、女性が2,600mgと言われています。
バランスのよい食事をすれば身体に必要なカリウムは十分摂取できるのですが、現代の偏った食生活では不足しがちです。漬け終わったあとのドライフルーツは捨てずに、ヨーグルトなどに混ぜて食べるようにしましょう。
カリウムを含んだフルーツとは?
カリウムをたくさん含んだフルーツといえば、バナナなどが有名ですね。本項目では一つ一つ見ていきたいと思います。
バナナ
バナナは100gあたり358mgものカリウムを含んでいます。中くらいのサイズで約150gなので、バナナは生で食べたとしても1本あたり540mg近くもカリウムが摂れる優れたフルーツなのです。食物繊維が豊富なので便秘解消効果も期待できます。
「ドライバナナ」には見た目がそっくりな「バナナチップス」という商品があります。バナナチップスは生のバナナをココナッツ油で揚げたお菓子で、フォンダンウォーターの材料には不向きなので間違えないように気をつけてくださいね。
アプリコット(あんず)
アプリコットは100gあたり200mgのカリウムを含んでいます。バナナに比べると少なく感じますが、乾燥させるとギュギュッと凝縮されて、1個(約7g)あたり91mgにもなります。カルシウムも豊富に含まれているのがポイントです。
キウイ(グリーン)
キウイは100gあたり290mgのカリウムを含んでいます。キウイにはグリーンとゴールドがありますが、カリウムが豊富なのはグリーンです。ドライキウイは淡い黄緑色で、黄色のバナナやオレンジ色のあんずとあわせて漬けこむと、見た目がとても華やかでかわいらしいですよ。
まとめ
いかがでしたか。フォンダンウォーターは30分で作れます。スーパーや100円ショップなどで材料とボトルを購入すれば、今日からむくみ解消ドリンクが飲めますよ。冬の間に美脚の基礎を作ってみませんか?