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誰でもJK(10代女子)の香りになれるのは本当だった!? 33歳女性がデオコ使ってみた

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女性用デオドラントグッズ「デオコ(DEOCO)」がネットでバズって品切れが続出しています。デオコを使えば誰もがJK(10代女子)に近い体臭になれると評判ですが、それは本当でしょうか? デオコの売りである「ラクトン」とはどのような成分なのでしょうか? 実際に使ってみた感想を交えながら解説します。

女性だって体臭(加齢臭)は気になる!

引用元:https://pixabay.com/ja/

夏になると体臭が問題になります。暑い季節はある程度臭ってしまうのは仕方のないこととはいえ、汗っかきの方やワキガ体質の方は気が気ではないと思います。また接客業の方をはじめ、人と接する機会が多い方は人一倍ニオイ対策には気を遣っていると思います。

「臭い人」「加齢臭」といったワードで連想されやすいのは喫煙者や中高年男性だと思いますが、歳を取るとともに体臭が強くなってしまうのは男性に限ったことではありません。女性にも加齢臭はありますし、糖質制限のしすぎや体調不良、汗の放置で体臭が悪化することもあります。

五月ごろから秋にかけて様々なデオドラントグッズが販売され、飛ぶように売れます。口臭もそうですが、体臭というのは周囲に酷く不快な思いをさせてしまうわりに、本人には指摘しづらいものです。周囲に臭い人がいるのもイヤですが、自分が臭っていることに気付かないのも同じくらいイヤですよね……。

夏場のニオイ対策にお悩みの方にオススメの商品があります。ロート製薬の「デオコ(DEOCO)」シリーズです。2019年春ごろからネットで「使えば女子高生と同じ香りになれる」とバズりはじめ、7月22日現在ではあちこちの店舗で売り切れが続出している大ヒット商品です。

その人気の秘密は、若い女性の体臭に含まれる特有の成分「ラクトン」が配合されていること。女性向けの体臭ケアアイテムでありながら、現在は中高年男性からも絶大な支持を得ています(ネット上に限れば、男性のほうが使っている人が多いような印象さえ受けるくらいです)。

「ラクトン」とは一体どのような成分なのでしょうか。また、口コミで言われている「JKの香り(10代女子の香り)」になれるというのは本当なのでしょうか? 33歳の筆者が実際に購入して使ってみた感想もご紹介します。

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デオコシリーズ(ロート製薬)が2019年スマッシュヒット!

2019年上半期最もヒットした商品としていって過言ではないのが、ロート製薬の「デオコ(DEOCO)」シリーズです。現在の商品展開はボディソープと制汗剤の2種のみですが、特に2019年2月に発売された制汗剤が圧倒的な人気を誇っています。

デオコ 薬用デオドラント ボディクレンズ

引用元:https://www.amazon.co.jp/dp/B079LFC4PZ

ボディクレンズは制汗剤に先駆けて発売されていた、大人の女性のための加齢臭対策ボディソープです。

粒子の細かいホワイトクレイが毛穴の奥に詰まっている体臭の元を吸着し、洗い流してくれます。同時に配合されたビタミンC誘導体がしっかり保湿し、肌質を整えるだけでなくお肌のバリア機能も回復させてくれます。

若い女性特有の甘い香り成分「ラクトン」を付与するだけでなく、同時に毛穴汚れを落としニオイの原因菌を殺菌することで、体臭を根本的に改善することが可能です。

デオコ 薬用デオドラント ロールオン/スティック(制汗剤)

引用元:https://www.amazon.co.jp/dpB07T4HY1

いま「デオコ」と総称されているのは、こちらの「薬用デオドラント ロールオン/スティック」制汗剤です。2019年2月15日に発売され、5月ごろにはすでに「中年男性ですら若い女性の香りになれる」と話題になっていました。

主にワキ下のニオイ対策に特化した商品で、サラッと塗れるロールオンタイプとしっかり密着してくれるスティックタイプの2種が発売されています。ワキガだけでなく汗の臭いも抑えてくれますし、あらかじめ塗っておけば制汗効果もあります。

余分な皮脂や汚れを吸着し、殺菌効果で雑菌の繁殖を抑えるのは従来の制汗剤と同じですが、それにプラスして「ラクトン」が配合されています。

実際に使ってみました!

筆者は今年で33歳。軽度の肥満な上に、運動嫌いで運動不足気味です。ワキガではありませんが汗をかくと体臭がキツくなる自覚があります。医師に相談したところ、汗をかく量が少ないせいで老廃物が体内に溜まっているのが原因ではないかとのこと。最近は積極的に運動に励んでいます。

デオコの制汗剤とボディクレンズが話題になっていたので6月末にネット通販で購入してみました。一度在庫切れで入荷待ちする羽目になりましたが、7月頭に「ボディクレンズ」と「スティック」が届きました。

商品本体の甘い香りはかなり強く感じました。ボディクレンズなど柔軟剤の使い過ぎのように、かえってスメハラになるのではないかと思うくらいでした。しかし実際にボディクレンズで身体を洗うと、お風呂から上がるころにはほどよい香りに落ち着いていました。

夜帰宅後、お風呂でボディクレンズを使い、朝家を出る前にワキと足の付け根にスティックを塗ります。使い始めたころは「確かに、体育の後に『桃の天然水』を飲む女子を思い出す香りだなぁ」と感じました。

数日たつと女子高生の香りがする云々より、元の体臭が減っていることに気付きました。電車の吊かわを持っても、ワキがムワッとする感覚がなくなりました。ニオイの原因菌を殺菌する効果は確かに感じられました!

またデオコとは直接関係ない副次的な効果ですが、「女子高生だったころのような甘い香りになれるかも♪」という期待から、積極的にウォーキングをして毎日湯船につかるようになりました。新陳代謝を上げると老廃物の排出がスムーズに行われるので、運動不足の人ほど入浴が体臭改善につながりやすいことは既に皆さんご存知の通りです。

個人的な雑感ですが、30代前半なら「ラクトン」の付与よりも殺菌&保湿効果の方が実感できると思います。制汗剤だけでも構いませんが、ボディクレンズも使った方がより素早くニオイケアができます。

ほかにも、筆者は肌が弱くかぶれやすいのですが、「デオコ」のボディクレンズはかぶれないどころか潤いが戻ったと感じました。少なくとも筆者の肌質にはあっていたようです。

歳を重ねると甘い香り成分「ラクトン」が減る…

引用元:https://jp.rohto.com/deoco/lactone/

数あるデオドラントグッズの中で「デオコ」が話題になっているのは、「ラクトン」が配合されているからです。

ロート製薬は「2017年 日本味と匂学会第51回大会」で、若い女性が発している特有の甘い香りの成分を「ラクトン」だと特定し、また「ラクトン」の分泌量は10代をピークに減っていくことも突き止めました。

これまで「若い女子がいい匂いがする」というのは、多くの人が「その通りだ」と思っていながら、科学的な証拠はありませんでした。シャンプーの香りだとか男性の幻想だとか(笑)言われていたため、「ラクトン」分泌量の変化がわかったときの衝撃は計り知れないものがありました。

またロート製薬の研究によると、ラクトンの香りは女性をより若々しく魅力的に感じさせます。体臭の原因菌を殺菌し、加齢臭の原因成分(2-ノネナール)を抑えつつ、ラクトンの香りを付けることで女性の体臭を若返らせることに成功したというわけです。

男性のほうが「若い女子の匂い」を強く感じるのは、女性は少量であれラクトンを自身が発していますが、男性にとってはまったく未知の成分だからです。男性が本当に少女のような香りになりたいなら、男性用デオドラントの「デ・オウ」シリーズと組み合わせて元の体臭を消すべきでしょう。

無香料よりいい感じかも!?

引用元:https://pixabay.com/ja/

ボディソープや制汗剤には、無香料タイプと香りが付けられているタイプがあります。香り付きタイプは、香水や柔軟剤の使い過ぎと同じように却って「香害」化する可能性があります。化学的な香りを嫌って無香料タイプを選ぶ方も多いでしょう。

デオコシリーズは、若い頃は多く分泌していて年齢とともに減ってしまった香り成分「ラクトン」を改めて付与してくれます。人工的な香りをつけるのではなく、かつて女性なら誰もが持っていた香りを強めるのです。

そのため商品の香りを嗅いで感じるよりも、ずっとナチュラルな仕上がりになります。お手頃価格てで消臭・保湿効果も高いので、試しに使ってみて肌質と合うようならリピート間違いなしの逸品です!

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VENGA編集部
VENGA編集部です。コンプレックスを持つ女性に寄り添う記事をお届けします。

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