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ジェムリンガは超危険! 膣や子宮に異物を挿入すると炎症が起きます

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世の中にはさまざまな思想をもった人がいてお互いを尊重しあうことが大事です。しかし子宮にジェムリンガと呼ばれる天然石を入れるスピリチュアル思想は、炎症や病気の原因になり、非常に危険なので絶対にチャレンジしないでください!

甘い言葉に騙されないで

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生理って辛いし面倒くさいですよね。少子化が進んだ現代、女性は人類史上かつてないほど長い間生理とつきあっていくことになりました。

PMS(月経前症候群)や生理中の諸症状を少しでも軽くしたいと願うのは、女性なら当然のことです。その気持ちにつけこむ、悪徳霊感商法が流行しています。

「ジェムリンガ」というアイテムがあります。天然石(パワーストーン)をいくつかつないだもので、膣に挿入すると、体調や人間関係がよくなるという謳い文句で販売されています。

反ワクチン主義と違って、実行している人がいるということが信じられないのですが、改めて言います。ジェムリンガを膣に挿入するのは非常に危険です。知人に勧められても絶対に真似しないでください。

ジェムリンガとはなにか、具体的にどのような害があるのかを説明します。

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パワーストーンに体調を直接よくする効果はない

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公言するかどうかは別として、パワーストーンが好きな女性は結構多いと思います。かくいう私もわりと好きな方で、友人と一緒に博物館や鉱物展に行くこともあります。天然石ビーズでアクセサリーを作ることもあります。

天然石やパワーストーンを集めている人がいてもドン引きしませんし、趣味としての石集めやスピリチュアルはアリだと思います。占いと同じで、パワーストーンを持つことで気分よく毎日を過ごせるなら、それはそれでライフハックと言えるでしょう。

しかし昨今話題になっている「子宮系女子」が勧める、「ジェムリンガ」は鉱物好きとして許しがたいものです。

敢えていいます。パワーストーンに体調や人間関係を「直接」改善する効果はありません。

この世のすべてが科学で解明できるわけではありませんが、少なくとも、パワーストーンを数珠繋ぎにした「ジェムリンガ」を膣に挿入しても、膣や子宮が炎症を起こすだけで、何も得るものはありません。

「子宮女子」「ホト」「おまたぢから」

子宮女子と呼ばれる人々がいます。子宮は宇宙のような存在であり、スピリチュアルなパワーが集まる場所であると考えているそうです。女性は元来「おまたぢから」を持っているそうです。

宇宙的存在である子宮に通じる膣(ホト)にパワーストーン(ジェムリンガ)を入れることで運気がよくなるという信仰です。

何を信じるのも個人の自由なので好きにしたらいいのですが、ナチュラル系が好きな人やスピリチュアルに傾倒しやすい人に、ジェムリンガを勧めていくのがやっかいです。

子宮女子がトンデモなことを言うほど、天然石好きも色眼鏡で見られるのも困りものです。

膣に異物を長時間入れてはいけない

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膣になにかを入れることがいけないわけではありません。長時間入れっぱなしにするのがよくないのです。

膣は性器であり、粘膜で覆われています。普段から清潔にしている人でも、ちょっとしたことで炎症を起こしやすい部位です。膣の出口部分を含むデリケートゾーンにトラブルを抱える人は大勢います。

タンポンは膣に挿入するタイプの生理用品ですが、長時間入れっぱなしにするのは禁忌です。取り出せなくなった場合は速やかに婦人科を受診しなくてはいけません。

膣のトレーニングやマスターベーションのために挿入する道具もありますが、いずれも入れ続けることは想定されていません。

生き物として、膣にペニスを挿入するのは「自然な行為」ですが、人によってはSEXで膣や陰部が傷つくこともあります。いずれにせよ粗末に扱ったり、あえて傷をつけるようなことは慎むべきです。

ジェムリンガは医療器具ではない

ジェムリンガは天然石(パワーストーン)と純銀をワイヤーでつないだアイテムです。輪になっていない天然石ブレスレットのようなものです。

製作者や販売者は、国から医療器具を作る認可をうけた団体ではありません。ジェムリンガになんらかの医療効果は認められていないし、衛生面を考えても体内に挿入して長時間放置していいものではありません。

信じている人にとっては、気分的にスピリチュアルパワーが高まるのかもしれませんが、実際にはジェムリンガによってできた傷口に菌が増殖して、炎症反応が高まるだけです。

膣や子宮の炎症は、不妊症の原因になることもあります。また危険な菌やウィルスが繁殖してしまうと、全身に致命的な症状が現れる可能性だってあります。

ジェムリンガを勧められたときの対処法

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子宮女子的な考え方を持っている人や、すでにジェムリンガ信仰にのめりこんでいる人に関してはどうしようもありません。敢えてこちらからタッチして、引きずり込まれるきっかけを作ることもないでしょう。

警戒しなくてはならないのは、知人や友人からジェムリンガを勧められることです。

相手を否定せず毅然と断る

「自分は絶対に詐欺や怪しい宗教に引っかからない」と思っている人ほど、案外簡単に騙されるものです。何かを布教したい人は考えを練って戦略的に篭絡しようとするからです。

新聞の勧誘で一番いい対処法は「いりません。(しつこくするなら警察を呼びます)」ときっぱり断ることです。

それと同じで、ジェムリンガの話を持ち掛けられたときはすぐに「私は使いません」とはっきり意思表示しなくてはなりません。

その際、相手を否定する言葉を投げかけてはいけません。誰だって、自分の考えを頭ごなしに否定されたり馬鹿にされたりしたら、腹が立って、認めさせてやろうと燃えますよね。

「私は使わない」「その話はしたくない」と断るのが重要です。

友人を縁を切る覚悟も必要

関係の薄い人に勧められた場合はきっぱり断って以後会わなければいいのですが、親しい友人や親戚から勧められた場合は少し面倒です。

親しい人だからといって耳を傾けることはありません。ただ、親しいからこそ、まともな考えに戻ってほしいと思うのもわかります。

ただ、どんなに親しい人でも思想の違いは仲たがいの元です。大喧嘩になっても説得したい友人でもない限りは、お付き合いの仕方を考えた方がいいでしょう。しつこい場合は縁を切ることも覚悟してください。

被害に気付いたら警察へ届け病院へ行くこと

もしうっかり売りつけられた人はすぐに使うのをやめてください。炎症が起きている場合はもちろん、違和感がない場合でも婦人科で診てもらいましょう。

また、だまされた場合は遠慮せず警察に届け出てください。立件されなくても、警察に「こういう商売をしている人がいる」という事実を届けることが大事です。

まとめ:ジェムリンガに限らず膣に異物を挿入しない

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いかがでしたか?言うまでもなく、膣にかぎらず体内に異物を長時間入れっぱなしにするのは危険なことです。天然物だから、力のある石だからというのは挿入していい理由になりません。ジェムリンガでできた傷のせいで、不妊につながる病気に罹る可能性だってあります。信頼している人に勧められても、絶対にジェムリンガのような変な異物を膣に入れるような真似はしないでくださいね。

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VENGA編集部
VENGA編集部です。コンプレックスを持つ女性に寄り添う記事をお届けします。

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