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なぜ紫外線は身体に悪いの?皮膚が老化する原因とUVケアについて学ぼう!

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梅雨入り後の6月は雨や曇りが多いけれど実は1年で一番紫外線が多い月なんです。強力な紫外線は薄い雲くらいなら突き抜けて地面まで到達します。そもそも紫外線とは何か、なぜ紫外線が老化の原因になるのかまとめました。

はじめに

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北半球において1年で一番昼間が長い「夏至」は毎年6月の下旬に訪れます。2018年の夏至は6月21日(木)です。日本ではちょうど梅雨の真っ最中なのでわかりづらいのですが、一年で一番多量の紫外線が降り注ぐのも夏ではなく夏至付近です。

雲の少ない5月ごろや気温が高く直接日光を浴びる機会の多い真夏は紫外線対策を怠らない人も、梅雨の薄い曇りの日はつい警戒するのを忘れてしまいます。紫外線は私たちの目には見えません。日差しがうっすら隠れる程度の雲では紫外線を遮ることはできません。

そもそも紫外線とは一体何か、なぜ紫外線が老化を促進するのか、紫外線を浴び続けると現れる影響などを改めて勉強してみましょう。

紫外線とは

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私たちが生きていくためには太陽光が絶対に必要です。太陽光のエネルギーは地球を温め、大気を動かし、天気を変えます。太陽光は人間の目に見える可視光線と、目に見えない紫外線や赤外線、ガンマ線などで構成されています。

放射線の一種であるガンマ線は分厚い地球の大気に阻まれてほとんど侵入してきません。強力で有害な紫外線も大部分はオゾン層でカットされます。地上に届くのは可視光線と赤外線、そしてオゾン層でカットしきれなかった紫外線です。

太陽光は白く見えますが、光を波長ごとにわけるプリズムというガラスを通すと虹色に分かれて見えます。

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虹もそうですが、赤色に近いほど波長が長く紫色に近いほど波長が短いという特徴があります。「赤外線」とは赤よりも波長が長い光で、「紫外線」は紫よりも波長が短い光です。プリズムに通したとき赤や紫より外側にあるから「赤外線」「紫外線」と表記します。

英語では紫外線のことを「ultraviolet(アルトラバイオレット)」といいます。UVはUltraVioletの略です。つまりUVカット=紫外線カット、UVケア=紫外線ケアという意味です。

地表に届く紫外線の種類

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太陽光に含まれる紫外線は近紫外線で、近紫外線は波長の長さごとに「UV-A」「UV-B」「UV-C」の3つに分けられます。紫外線が照射されると化学的な変化が起こります。

UV-C(波長200~280nm)

もっとも波長の短い近紫外線で、オゾン層でカットされてほとんど地上に届くことはありません。UV-Cには強い殺菌力があり、地表に降り注ぐと生態系が大きく乱れると考えられています。人間にも大きな悪影響を与えるため、破壊されたオゾン層の修復は重大な問題でした。フロンガスの規制により以前よりオゾン層は回復しています。

UV-B(波長280~315nm)

近紫外線の中では波長の長さは中ぐらいです。日焼けのうち皮膚の表面が赤くなるサンバーンの原因になります。表皮を通り抜け真皮に到達するUV-Bの量がメラニン色素で防御できる量より多いと、炎症反応が起こります。

悪いことだらけのように思えますが、適量のUV-BはビタミンDを生成してくれます。人種や人によってメラニン色素の生成量には違いがありますが、一般的な黄色人種の場合、ほどほどに日向ぼっこをしないとビタミンDが不足してくる病になってしまいます。

UV-A(波長315~380nm)

もっとも波長の長い近紫外線で、日焼けのうち色素沈着を起こす(=色黒になる)サンタンの原因です。UV-Bのような急性の反応を引き起こすことはありませんが、代わりに真皮の奥深くまで穏やかに到達し、細胞のタンパク質を変性させてシワやシミ、たるみの原因になります。

UV-Aは夏以外の季節でもあまり減りません。また皮膚の深い部分を徐々に破壊していきます。長い時間かけて皮膚の弾性を失わせるため、UVケアを怠った結果は歳を重ねてから表れます。

日焼け止めの「SPF」「PA」とは

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市販の日焼け止めには「SPF100、PA+++」というような表記がされています。SPFの数字が大きく、PAの+が多いほど強力なUVカット効果があります。

SPFはUV-Bをカット

SPFはSun Protection Factorの略で、UV-Bの遮断率を表しています。SPF100の日焼け止めを塗ると、UV-Bの量は対策をしていないときの1/100にまで遮断できるという意味です。

PAはUV-Aをカット

PAはprotection of UVAの略です。UV-AはUV-Bと違ってはっきりと遮断率を表現できません。+の数でどの程度効果があるかを表現します。「PA++++」が最も効果が高い状態です。

SPFとPAはそれぞれカットしている紫外線が違います。必ずしも常に強力な日焼け止めを選ぶべきではなく、夏の直射日光を避けたいときやスポーツをするとき以外はSPFはさほど気にしなくてもかまいません。逆にUV-Aは一年を通して満遍なく地表に届くので、PAは重視したほうがいいでしょう。

サングラスも重要

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日本においてはファッションの一種として捉えられているサングラスですが、紫外線は瞳からも入り込むので実はUVケア用品としては非常に重要です。

人種や皮膚の色によって紫外線への耐性や生成できるメラニン色素の量は大きく違います。日本人の多くは色が白めの黄色人種です。個人差がありますが白色人種ほど紫外線に弱くはなく、かといって日焼けをすると褐色になるほどメラニン色素が多いわけでもありません。

瞳の色は濃いこげ茶の人が多く紫外線には強い方ですが、スキー場に行ったり炎天下で長時間スポーツをする場合は瞳を保護するためにサングラスが必要です。

瞳の色が明るめの人はメラニン色素が少ないので、眩しがりの人が多く、日差しがキツい季節はサングラスをかけた方が瞳や皮膚を保護できます。大人で日焼けによるお肌の劣化が気になる人は、帽子などで直接瞳に入り込む光を減らし、サングラスや眼鏡をかけるといいでしょう。

まとめ

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いかがでしたか?紫外線には3種類あって、特に地表に届きやすいUV-BとUV-Aはどちらも私たちの肌を傷つけ、劣化させます。毎日のUVケアがお肌の劣化を防ぎ、皮膚がんなどの病気も防ぎます。薄曇りで日差しが弱く気温が低めの日でも油断は禁物です!

venga
VENGA編集部
VENGA編集部です。コンプレックスを持つ女性に寄り添う記事をお届けします。

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