ロングとショートの違いは? 骨盤ショーツの効果を大検証
はじめに
機械による自動化が進んだ現代社会では、腰周りを中心とした下半身に悩みを抱える人が少なくありません。座りっぱなしの生活と運動不足は、腰痛や下半身太りの大きな原因です。
筋力の低下はボディラインのたるみに直結し、姿勢の悪さは骨盤のゆるみや歪みをまねきます。さらに骨盤の変形がむくみや関節痛を引き起こすこともあります。
腰回りの悩みを解決してくれるアイテムといえば補正下着ですね。しかし機能が優れているものはかなりお高く、デザインも実用的すぎる場合が多いのがネックです。安くておしゃれで機能性が高い商品をみつけるのも難しいでしょう。
補正下着よりずっと気軽に手に取れるアイテムが骨盤ショーツです。文字通りショーツのように穿くだけで骨盤まわりをサポートしてくれる優れものです。本記事では骨盤ショーツの効果や種類などをご紹介します。
骨盤を補正し、ボディラインを整える
骨盤ショーツとは、適度な圧迫で骨盤を正しい位置へ導いたり、腰や関節をサポートして痛みを和らげたりする下着です。身体にぴったりフィットするため、ウエストやヒップのシルエットをすっきりさせる効果も期待できるアイテムです。
機能性を重視したシンプルなもの以外に、柄やレースにこだわったおしゃれなデザインが増えてきており、骨盤ショーツに見えないものもあります。価格も補正下着に比べて安く、普段使いの下着と同じ感覚で穿けるのがポイントです。
ショートとロングの2タイプの骨盤ショーツ
骨盤ショーツにはおおまかにわけて、ショートとロングの2種類のタイプがあります。それぞれの特徴を見ていきましょう。
ショートタイプの骨盤ショーツ
ショートタイプの骨盤ショーツはボクサーパンツに似ています。骨盤補正に特化したローライズタイプと、下腹部のぽっこりお肉もカバーしてくれるハイウエストタイプがあります。
どちらもヒップの一番張っている骨盤部分にしっかりフィットし、長時間穿きつづけると骨盤補正の効果が得られます。
ロングタイプの骨盤ショーツ
ロングタイプの骨盤ショーツは、スパッツのような膝上丈やレギンスのような7分丈など商品展開が豊富です。骨盤補正に加えてヒップラインや脚も引き締めることで、下半身の全体的なスタイルアップが狙えます。
ショートタイプとロングタイプ、選ぶべきポイント
一般的な下着やレギンスよりも圧迫が強いので着用は少し大変です。しかし慣れると骨盤ショーツ特有の加圧感を心地よく感じるようになる人もいるそうです。
繰り返し使用して生地が伸びたり、サイズダウンに成功したりした場合は新しいものを買う必要がありますが、それは通常の下着でも同じですね。
ショートタイプのおすすめポイント
- ・アウターに響かない
- ・デザインによっては普通のショーツに見える
- ・圧迫部分が少ないので穿きやすい
- ・ロングタイプに比べて安い
ロングタイプのおすすめポイント
- ・腰痛緩和やスタイルアップなど、機能が豊富
- ・お肉を満遍なくはみださずにカバーできる
- ・太ももやヒップラインもサポート
- ・脚のむくみ解消効果もあり
気軽に穿けて服を選ばず、ゆるやかに骨盤対策をしたい人にはショートタイプが、むくみやスタイルアップといった他の機能も求める人にはロングタイプが向いているといえるでしょう。
骨盤ショーツだけに頼るのは危険?
骨盤補正や腰痛対策、ボディラインのサポートを期待して着用するのはよいことですが、骨盤ショーツだけに頼り切ってしまうのは考えものです。
繰り返しますが、骨格のゆがみやむくみ、下半身太りの原因は、筋力や代謝の低下、偏った食生活などさまざまな要素が絡んでいます。骨盤ショーツの着用と平行して、生活習慣全般を見直し、運動・食事・睡眠の質を高めるように努めていきましょう。
まとめ
骨盤補正や腰痛・むくみケア、下半身の引き締めなどのサポートアイテムとして魅力的な骨盤ショーツ。目的に合ったタイプを選んで、すっきりと美しい下半身を目指しましょう!