いざ猫背対策! 姿勢美人になるために必要な4つのこと
はじめに
標準体重なのに余分なお肉がつまめてしまう。
普通にしているのに自信がなさそうに見える。
歩いている自分の姿を鏡で見てハッとすることがある。
同じ服を着ていてもおしゃれにならない……etc
なんとなく女性らしさや華やかさが感じられずに困ったことはないでしょうか。
その一方で、同じような身長や体型なのに颯爽としていて、自信に満ち溢れているように見える女性もいます。そういう人はスーツやドレスも綺麗に着こなし、身のこなしもなんだか素敵だったりするものです。
無意識に猫背になってしまう人は、そうでない人に比べて、似たような体型でも立ち居振る舞いに差がついてしまうことが多いもの。ピンと伸びた美しい姿勢を少しでもキープするために、今すぐできるちょっとした猫背対策を集めてみました。
体にフィットした服を着る
体にフィットした服装を心がけると、ゆったりとした服装のときに比べて「見られている」という意識が強くはたらきます。体型に自信がなくても、あえてボディラインのわかる服装を選ぶことで、姿勢を良くしようという気持ちになりやすいのです。
体のラインがわかる服を着た状態で全身が映る鏡を用意し、胸を張ってまっすぐに立ったときの姿勢や、座ったときの姿勢を横からチェックしてみましょう。「こんなに?」というくらい胸を張らないとまっすぐな姿勢にならないようなら、普段無意識に猫背になっている可能性があります。
「油断すると姿勢の悪さがバレてしまう」という状態にあえて自分を追い込むことで、正しい姿勢をキープする時間が徐々に増えていきます。姿勢だけでなく、ウエストラインにも気を使うようになるので、自然とダイエットにも良い影響をもたらしてくれるでしょう。
普段ふんわりとした体形を隠す服装が多い人にとって、体のラインを拾う服装を選ぶことはかなり勇気のいる選択です。最初はゆるやかにフィットするものから始めても構いません。日常生活で自分の姿勢について意識することが、猫背対策では大切です。
猫背用ベルトを使う
意識して正しい姿勢を取り続けるのは、慣れないうちは結構疲れるもの。気がつくといつもの姿勢に戻っていたり「もう無理」と諦めて力を抜いてしまいがちです。自力で正しい姿勢を維持するのが難しいなら、猫背対策用の補正ベルトを使ってみましょう。
猫背対策用ベルトには、リュックタイプやブラタイプ、ベルト内蔵型のインナーやボディスーツなど、さまざまなものが市販されています。値段も数千円程度の安価なものが多いので、気軽に試すことができます。
自分にとって正しい姿勢がいまいちわからない人や、無意識に猫背になってしまう人には、習慣づけとして猫背対策ベルトの着用がおすすめです。
ただし、ベルトを着用していないと猫背になってしまう人の場合は、並行して次の対策も取った方がよいでしょう。
筋力をアップさせるトレーニングを行う
猫背対策用のベルトがないと猫背になってしまう人や、猫背対策用のベルトがないと長時間正しい姿勢が維持できないという人の場合、姿勢を維持するために必要な筋力が足りていない可能性があります。
20代や30代のうちはちょっと姿勢が悪いだけ、疲れやすいだけで済んでいても、何も対策を取らないでいると、筋力は加齢とともに低下していきます。若い頃に十分な背筋や腹筋がある人でも筋力が低下するのですから、現時点で筋力が足りなければ、数10年後には姿勢が悪いどころか、寝たきりになってしまう可能性だってあるわけです。
上半身をしっかりと支え、美しい姿勢を保つためには、背筋と腹筋、太ももの筋肉といった筋力を鍛える必要があります。スクワットや上体起こしといった筋トレを行うことで筋力アップすれば、正しい姿勢を撮り続けることも次第に苦ではなくなってきます。
ストレッチで筋肉をほぐす
デスクワークやパソコンを長時間使用するような作業をしていると、猫背の人はそうでない人よりも肩こりや腰痛になりやすく、痛みをかばうために正しい姿勢が取りにくくなる悪循環も生まれがちです。
1時間ごとに10~15分程度の休憩を挟み、首を回す、腕を伸ばすといったストレッチをこまめに取り入れましょう。緊張してかたまっている筋肉をほぐして、痛みやこりがひどくならないようにするのも猫背対策になります。
どうしても長時間同じ姿勢を取らなければならない場合は、椅子と体の間にクッションを挟んだり、腕を支えるクッションを利用するのもよいでしょう。痛みが続くような場合は自己判断せず、医師の診察を受けることをおすすめします。
まとめ
いかがでしょうか。美しい姿勢を意識することで姿勢美人になるだけでなく、健康的な体や老化防止にもつながっていきます。今からでも実践できる猫背対策で、いくつになっても健康で美しくいられるヘルシーボディーを目指しましょう。