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肌水分量の理想は50%! スキンケアでマシュマロ赤ちゃん肌を目指そう

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顔色がくすんで見えたり肌理が荒くなったりするのは、お肌の水分量の減少が原因です。お肌の理想的な水分量は40~50%です。水分と油分の黄金比を守りながら保湿して、ぷるぷるでふわふわなマシュマロ赤ちゃん肌を目指しましょう。

マシュマロや赤ちゃんのような柔らか美肌になりたい!

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美肌のことを「マシュマロのような」と例えることがあります。もち肌ともいいます。色白で、ふわふわと柔らかそうに見えて、つつくと心地よい弾力でぷるぷると揺れるのが美肌とされているからです。

世界で一番の美肌の持ち主は、赤ちゃんです。

赤ちゃんのお肌に触れたことはありますか? どこもかしこもプニプニのすべすべで、つついただけで傷つけてしまうんじゃないかと心配になるくらい、繊細なお肌です。ハイハイし始める前の赤ちゃんは、運動量が少ないのでムッチムチです。

触ったことがなくても、電車の中や街中で見かける赤ちゃんはみんなピカピカ輝いていますよね。

大人になるにつれて皮脂が増え、毛穴が開き、紫外線によるダメージが蓄積され、お肌から水分が失われていきます。思春期になると、人によってはニキビが酷くなり、成人後も跡が残ることがあります。

毎日のスキンケアで目指すべきは赤ちゃんのお肌です。わたしたちと赤ちゃんのお肌で最も違うのは、水分量です。保湿を徹底すると肌年齢が若返るのは、赤ちゃんのころのように肌が潤ってキメが整うからです。

具体的に美肌といえる水分量(水分の割合)や、保湿するときに気を付けたいことについてみていきましょう。

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美女とは肌年齢の若い人のこと

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00年代から10年代初めにかけて「美魔女」が流行りました。当時は賛否両論(男性と若い女性は「否」寄り)でしたね。当時20代だった私も好きではありませんでした。いくつになっても高い美意識を持ち続けることと、異様な若作りは別物だと考えていたからです。

2018年現在、以前の美魔女ブームは過ぎ去りました。その代わり人気になったのが、40~50代の美人女性芸能人です。「奇跡のアラフォー、アラフィフ」などと呼ばれています。

1969年生まれの石田ゆり子や、1972年生まれの常盤貴子、1977年生まれの安室奈美恵など、大勢のアラフォー・アラフィフ女性が、衰えない美貌を絶賛されています。美魔女との違いは、ナチュラルさです。

40代に見えないと触れ込まれた美魔女は、確かに美しいけど40代にしか見えない、キレイだけど厚化粧のせいでむしろ年上に見えたものです。一方いまもてはやされているナチュラル美女たちは、素肌や髪が若々しく、同世代と比べて若々しく美しいので老若男女問わず支持されています。

特にシミやシワのない、肌理細やかな白い肌は憧れのまとです。美人は例外なく肌年齢が若いです。歳を重ねるほど素肌の美しさが大きな武器になります。そしてある程度の美肌は一般人でも努力すれば作れます。

理想の美肌は水分と油分の比率が重要

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肌年齢は複数の要素をチェックして、同年齢の平均と比較することで判定されます。

チェック項目は、肌理の細かさや肌の中の水分量、内部に隠れているシミ(メラニン色素)の塊の量など多岐にわたります。その中で最も重要視されているのが「肌の水分量」です。

なぜならシワや肌のくすみ、たるみなど多くの肌トラブルに水分量が関わっているからです。

皮脂が増えるのは思春期以降

体内の水分量が最も多いのは生まれたばかりの赤ちゃんで、成人期までに一気に水分量が減り、老人になると生まれた時の2/3程度になることはよく知られています。

新生児の体内の総水分量は約75%です。これが成人するころには(人によって差はありますが)60%程度まで下がります。これは全身の水分量であって、肌細胞の水分量はまた違いますが、いかにわたしたちの身体が水分不足なのかわかりますね。

ヒトの肌質が大きく変化するのは、10代、つまり思春期のころです。

多くの人は中学生になるころから思春期ニキビに悩まされるようになります。第二次性徴が始まると性ホルモンが大量に分泌され、男性はより男性らしく、女性はより女性らしく身体が変化していきます。

その過程で皮脂の量が増えます。適量の皮脂はお肌を守ってくれますが、過剰な皮脂は毛穴の詰まりを引き起こし、黒いぶつぶつのいちご鼻や開きっぱなしの黒ずみ毛穴の原因になります。

水と脂は8:2

毛穴トラブルの原因になる皮脂はものすごく嫌われていますが、適度な量の油分(脂分)は美肌のために必要です。ほどよい量の油分が肌を保護し、健康を守ってくれます。

水分と油分の比率が8:2のとき、もっとも肌は健康で美しくなるといわれています。8対2が潤い美肌の黄金比だと覚えてくださいね。

お肌の水分量は「50%」がベスト

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肌の状態を分析する専門の機械を用いると、お肌の水分量(細胞における「水」の割合)がわかります。

日本人女性の平均的なお肌の水分量は、30~40%です。

最も適切な割合で潤っている赤ちゃんは50%です。身体全体から水分が失われるので仕方のないことですが、全体的に乾燥気味です。

わたしたちが目指すべき水分率は、100%ではなく50%です。特に何もしていないのに50%を超えている人は、皮脂が多すぎるオイリー肌の可能性が高いです。

同年齢と比較して美肌である、肌年齢が若いと判定されるお肌は40~50%の水分を含んでいます。

お肌の状態を調べるときは、平均と比較して算出される肌年齢だけでなく、主観的に自分の肌がどのくらい水分を含んでいるのか、含んだ水分を保持する力があるのかをしっかりチェックしましょう。

肌質の違いを見極めよう

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肌質は人によって違います。大まかにわけると「乾燥肌」「オイリー肌(脂性肌)」「混合肌」の3種類です。

数字上、潤い具合が同じでも、肌質によってスキンケア法や保湿法は違います。

油分&水分不足の乾燥肌

カサカサになりやすい乾燥肌さんは、水分と油分の両方が不足しています。

いま現在お肌が保持している水分の量も少ないし、保湿後に潤いをキープする力も弱っています。うまく保湿ができていないだけならすぐに美肌になれますが、潤い保持力が落ちている場合は、長期的に肌質を改善する必要があります。

水分不足&油分過多のオイリー肌

何歳になっても吹き出物(大人ニキビ)ができやすかったり、生理前後に肌荒れしたり、メイクが溶けて浮いたりする人は、皮脂が多すぎるオイリー肌です。脂性肌ともいいます。

もっとも盛んに皮脂が分泌され、肌がオイリーになるのは10代、思春期のころです。生まれつきオイリー傾向の強い人は、ニキビに悩まされたかもしれませんね。

皮脂が多すぎるのがオイリー肌の原因ですが、皮脂が大量に分泌される原因は水分不足かもしれません。少ない水分をこれ以上外に逃がさないために皮脂が出ます。また洗顔しすぎて必要な皮脂がなくなると、皮脂腺が過剰に働きます。

オイリー肌を改善するには、朝晩の優しい洗顔と徹底的な保湿です。洗顔のし過ぎは絶対NGで、油分の多い食事は控えましょう。皮脂を分泌する能力は衰えていないので、保湿さえうまくいけば美肌に生まれ変われます。

部分ごとに違う混合肌

乾燥肌とオイリー肌の悪いところ取り状態なのが、混合肌です。額から鼻にかけてのTゾーンはテカテカするくらいオイリーなのに、頬から顎にかけてのUゾーンはカピカピに乾燥している場合が多いです。

とはいえ混合具合は人によって違います。「オイリー肌+乾燥肌」という真逆の性質が顔面に同居している人や、「一部だけオイリー」「一部だけ乾燥」「全体的にバラバラ」などさまざまです。

洗顔後、なにもつけずに5~10分程度放置すると、パーツ事に皮脂が出やすい部分と乾燥してしまう部分がわかります。自分の肌の傾向を把握して、部分ごとに違うスキンケアをしましょう。

混合肌になってしまう原因は、肌質に合っていない間違ったスキンケアではないかと考えられています。正しいスキンケアを学び、生活習慣を改め、ターンオーバーを促進すれば肌質は見違えるようによくなるでしょう。

まとめ

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いかがでしたか? お肌のシワやくすみ、ハリを改善するにはお肌の水分量と水分の比率、そして水分の保持能力を知ることが大切です。自身の肌と向き合い、肌質に合ったスキンケアとエイジングケアを続ければ、必ずお肌は努力にこたえてくれます。

ヒトの肌のターンオーバーは約28日周期です。高価な基礎化粧品をたまに使うよりも、毎日地道にケアを続けることが、マシュマロのようにふわふわで赤ちゃんのようにプルプルの潤い美肌を手に入れるコツです。

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VENGA編集部
VENGA編集部です。コンプレックスを持つ女性に寄り添う記事をお届けします。

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