【2018年】アラサーは要注意! 大人のスカートは控えめな透け感を心掛けて
はじめに
定期的にブームが起きるシースルー素材。2018年春シーズンのファッションも透け感が重視されています。ブラウスの袖からうっすら透けて見える二の腕は、同じ女性から見ても「ちょっとイイかも」と感じます。
問題はスカートです。スキニージーンズはまだしも、レギンス系統のピッタリしたアンダーの上に透け透けのチュールスカートを重ねているお嬢さん。
見かけるたびに「スカート忘れていませんか?」と心の中でつっこんでしまいます。80年代のエアロビっぽいと申しましょうか…。脚やお尻のラインが丸見えなので、変態に狙われやしないか勝手に心配しています。
もっと問題なのが、歳を考えていない激しい「透け」です。20代後半ごろから、身体を鍛えていない人はボディラインが崩れ始めます。安定感のありすぎるお尻や、たくましすぎる太ももを惜しげもなく透けさせている30代を見かけると、はっきり言って萎えます。たとえ引き締まったボディでも、年齢不相応だとかえって老けて見えます。
大人の女性ならば、若いお嬢さんに対抗したり同じ格好をするのではなく、ワンランク上の上品さを身に着けるべきです。過剰に脚を見せなくても、春らしい透け感を演出することはできます。この記事ではアラサー世代以上の「透け感」演出についてまとめました。
透けスカートはそもそも不評
春夏シーズンは毎年シースルー素材が流行りますが、透けスカートがファッションのメインストリームに登場したのは2015年でした。それ以前は「透け感」より「揺れ感」が重視されていた印象です。
新しいファッションスタイルはたいてい、主なターゲットである若者以外にはなかなか受け入れられないものです。小花柄のサロペットがもんぺにしか見えないとか、スカンツやガウチョパンツはとび職っぽとか、ベストはきこりっぽいとか…。
好きで着ている人にわざわざ言うのは野暮ですが、女性自身も「ぶっちゃけダサい」と思っているファッションはありますよね。また、若いころは着ていたけれど大人になって振り返ると「ダサかった」と反省するものもあります。
残念ながら過剰に透けているシースルースカートは、「ダサい」判定を下す人が多いようです。男性だけでなく女性にもあまり人気がありません。裾部分が軽く透けている程度ならオシャレに見えるのですが、腰回り以外は全部透けているものを見ると「それってはく意味あるの?」と思ってしまいます。
シースルー部分が少ないものを選んで
シースルー度の高いものは敬遠される傾向にありますが、適度な透け感は春らしい軽やかさが表現できるので人気があります。
もしスカートに透け感を取り入れるなら、シースルー部分が多く脚を見せるものよりも、透け防止の裏布より5~10センチ程度長いチュールやレースが重ねてある、裾が透けたタイプのものを選ぶようにしましょう。動いたときに揺れる布地は上品でありながら華やかです。
スカート丈が長くても、透け部分が大きいものは、特にオフィスに着ていくのはNGです。
シースルースカートは、薄い布地で隠すことによって脚のラインを適度にボカしながら見せられるのが特徴としてファッション業界に爆誕しました。生足よりはいいのは確かですけど、ある程度の年齢を超えて過剰に脚見せをしている人を見ると、ちょっと微妙な気持ちになります。
上品なのはブラウスの透け
透け感を出したいなら、スカートではなくブラウスの方が無難です。といってもブラウス全体がシースルーで、下のキャミソールを見せるものはNGです。袖やデコルテ周囲がうすら透けているものや、フリルで素肌がチラリと見えるものがいいでしょう。
袖が控えめに透けているものならば、通勤ファッションに取り入れやすいと思います。ジャケットやカーディガンを羽織れば、オーソドックスなブラウスに見えます。
ストールやショールなどの羽織りものとも相性がいいです。カッチリとしたパンツスタイルに、爽やかなブラウスならデキる女演出もばっちりです。
スカートやトップスでの透け感演出が難しい場合は小物に取り入れてみてください。
まとめ
ややキツいことも書きましたが、年齢相応の格好こそが女性の美しさを最も引き出してくれるのは事実です。特に通勤用のファッションは、無難で他人に不快感を与えないことが重要です。素敵な女性になるためにも、プライベートと仕事はきちんとわけて、美女力を上げていきましょう。