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大人でも難しい歯磨き! あなたは正しく歯ブラシを使えていますか?

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健康的な歯を維持するためにも口臭を予防するためにも歯磨きは重要です。たいていの人は幼少期に歯磨きの仕方をしつけられます。しかし多くの人が正しい歯磨き法を身に着けられていません。毎日の歯磨きを見直して、口内環境を改善しましょう。

はじめに

引用元: https://www.photo-ac.com/

皆さんは毎日きちんと歯磨きをしていますか?「そんなの当たり前!」という声が聞こえてきそうです。それでは、歯磨きは得意ですか?…この質問に答えられる人は少なそうですね。

一般的に歯磨きは1日に2回、朝起きた後と寝る前に行います。キレイ好きな人や、接客・営業の人は昼食の後にも磨きますね。毎日2回の歯磨きに加えて、定期的に歯科で歯垢や歯石を取ってもらうことで、虫歯や歯周病などの病気を予防できます。

せっかく歯磨きの習慣が身についていても、歯ブラシの使い方が間違っていればきちんと汚れや雑菌を落とすことはできません。磨き残しが多いと口臭の原因になります。

この記事では正しい歯磨きの仕方を解説します。

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歯ブラシはヘッドが小さくて「ふつう」の硬さがいい

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正しく歯を磨くには歯ブラシ選びも重要です。ブラシがついているヘッド部分が小さくて、ブラシの硬さは「ふつう」がベストです。

成人には通常28本~32本の歯があります。32本のうち一番奥の4本は親知らずで、21世紀に入ってからは4本とも生える人は3割程度だと言われています。現代人はアゴが小さく細いので、親知らずが生えるスペースが足りません。

人の歯は「切歯」「犬歯」「小臼歯」「大臼歯」の4種類に分類されます。切歯が前歯で、小臼歯は尖っている手前側の奥歯、大臼歯がいわゆる奥歯です。奥歯は食べ物を噛んですりつぶす役割を担っています。

ヘッドの大きい歯ブラシでは奥歯をきちんと磨くことができません。特に女性は男性に比べて口が小さいので、奥の方まで歯ブラシが届きづらい傾向にあります。歯磨き中に「オエッ」とえずきやすい人も、小さいヘッドの歯ブラシに変えると症状が治まる可能性があります。

ブラシの硬さは「ふつう」を選びましょう。硬いブラシは歯茎を傷つけますし、ちょっと歯磨きをしただけでいかにも磨いているような感じがするので、磨き残しが増えます。逆に柔らかすぎるとブラシがしなってしまうので、歯茎への刺激は少なくても汚れ落としには不向きです。

歯は1本ずつ小刻みに磨く

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歯磨きにおいてブラシを大きく動かして、一度にまとめて複数の歯を磨くのはご法度です。いくら歯磨きにかける時間が長くても、「奥歯をまとめて」「前歯をまとめて」磨くと汚れがしっかり落ちません。

細かくブラシを動かして1本ずつ磨くのが正解です。力を入れすぎないように、鉛筆と同じ持ち方をしましょう。1回に磨く時間は3分程度で十分です。歯並びがよくない人は歯ブラシが届かない場所が多いので気を付けて磨きましょう。

前歯は歯ブラシを縦にして縦に磨くと1本ずつ磨きやすくなります。横持ちで横に動かして磨くと磨き残しが増えます。

歯の裏側も忘れないように磨きましょう。歯ブラシが舌に当たるので裏側を磨くのが苦手な人もいると思います。オエッとなりやすい人が歯の裏側を磨くときは、歯磨き粉をつけずに下を向いて、口に余分な唾液や刺激が溜まらないようにすると症状がマシになります。

歯間磨きも忘れずに

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歯と歯の隙間にも食べかすや雑菌は入り込んでいます。1日1回は歯間も磨きましょう。使うのは歯間ブラシやデンタルフロスです。

歯間ブラシやデンタルフロスには様々な糸の太さがありますが、自分の歯の隙間にあわせて買いましょう。ピックがついたデンタルフロス(糸ようじタイプのもの)が使いやすくておすすめです。ピック部分が加工されていて、歯の裏側や舌磨きにも使えるタイプもあります。

まとめ

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いかがでしたか?一口に歯磨きといっても結構奥が深いですね。時間をかけて何度も磨くよりも、1回の正しい歯磨きの方が虫歯や口臭を予防してくれます。歯ブラシ選びや磨き方を見直してみてください。

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VENGA編集部
VENGA編集部です。コンプレックスを持つ女性に寄り添う記事をお届けします。

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