【2018年】腰を据えて桜をめでるならココ! 都内のお花見スポット5選
はじめに
都内でお花見をするなら、ライトアップされた夜桜や桜並木、商業ビルから公園を見下ろすなどさまざまな楽しみ方が考えられます。しかしお花見の王道といえばやはりレジャーシートを敷いて宴会をすること。
本記事では公園を中心に、腰を据えてお花見ができる都内のスポットをご紹介します。
上野公園(上野恩賜公園)
桜が有名な公園といえばまず思い浮かぶのが、「上野恩賜公園」です。上野駅の目の前にあり、国立科学博物館や上野動物園が併設されています。最近は赤ちゃんパンダの香香(シャンシャン)のニュースでよくTVに映っていますね。
日本さくら名所100選にも選ばれている上野恩賜公園。2018年3月21日(水)~4月8日(日)にかけて「うえの桜まつり」が開かれ、17時~20時はたくさんの提灯に灯りがともされます。公園自体は朝の5時~23時まで開園していて、入場料は無料です。
大勢の人がお花見をするため、場所取り合戦は大変だと思います。お花見だけでなく、同じ敷地内にある動物園や博物館、美術館を巡ってみるのもおすすめです。
新宿御苑
毎年4月に内閣総理大臣主催の「桜を見る会」が開催される、新宿御苑。園内には「日本庭園」「イギリス風景色庭園」「フランス式整形庭園」があり、約65種類の桜が植えられています。
2018年3月25日(日)~4月24日(火)は「春の特別開園」とされ、定休日も休まず開園されます。9時~16時(16時半)が開園時間で、大人は1人200円、小中学生は50円、未就学児は無料で入場できます。(ただし上記の「桜を見る会」には一般人は参加できません)
アルコールの持ち込みは禁止されているので、どんちゃん騒ぎに巻き込まれることなく、美しい庭園の中を散策することができます。地下鉄やJR線などさまざまな駅からアクセスしやすいのも特徴の1つです。
井の頭恩賜公園
JRおよび京王井の頭線吉祥寺駅から徒歩5分の距離にある「井の頭恩賜公園」。こちらも毎年見事な桜が咲きます。
井の頭公園の中央には井の頭池という大きな池があります。写真にもあるように年中ボート遊びでにぎわっています。2017年末から水質改善のために行われた掻い掘りの様子は、テレ東の番組『池の水ぜんぶ抜く』で放映されました。2018年3月には地下水が戻されるそうです。
この井の頭池をぐるりと囲むように桜が植えられています。公園内は飲食物の販売が禁止されているため、お弁当を持っていくか、吉祥寺駅周辺で買っていきましょう。ゴミは持ち帰るようにしてくださいね。
小金井公園
上野恩賜公園の1.4倍もの敷地面積を持つ「小金井公園」。アクセスが悪いのが気になりますが、広い園内には雑木林があり、芝生の広場を囲うように桜が植えられています。平日は家族連れが多く、休日にはフリーマーケットも開催されています。
小さいお子さんがいる家庭や、大人数でのお花見に向いています。JR武蔵小金井駅、西武新宿線花小金井駅などからバスが出ています。
園内には江戸たてもの園が併設され、野外保存されている歴史的な建物を見ることができます。武家屋敷だけでなく西洋風の建物や農家も移築保存されています。歴史が好きな方にはぴったりのスポットです。
昭和記念公園
上でご紹介した小金井公園の実に2倍、東京ドーム39個分の敷地面積を持つ「昭和記念公園」。園内全体で約30品種・1,500本の桜が植えられています。お花見をするなら、芝生広場の北側にある「桜の園」がおすすめです。
JR西立川駅のすぐ近くにあり、大人450円、子供は無料です。火気厳禁ですが、お花見シーズンは屋台が出るそうです。お弁当とレジャーシートを持って行って楽しみましょう。有料駐車場もあるので、ドライブを兼ねていくのもいいですね。
まとめ
東京といえばどこまでも続くビル街や住宅街を想像しますが、実は結構広い公園が多いんです。宮内庁で管理されていた土地が下賜(恩賜)されることが多いんですね。
街中の公園に行くもよし、ちょっと遠出して郊外の公園に出かけるもよし。みなさんのライフスタイルに併せてお花見を楽しんでくださいね。