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秋に恋活してもムダ? 別れの季節でも「出会い」に失敗しない方法とは

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気温が低くなるにつれしんみりとした気持ちになり、人肌が恋しくなります。しかし昔から秋は別れの季節だと考えられる傾向にあります。関係に終止符をうつカップルが増えるだけでなく、夏に比べて新たな出会いが少なくなるように感じますよね…。夏と秋の「出会い」の違いを把握して、クリスマス前に素敵な恋人をゲットしましょう!

秋風が独り身に染みる…

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9月も半ばを過ぎました。ときどき暑い日もありますが、すっかり空気が秋めいてきました。青々と茂っていた街路樹や植え込みも、少しずつ色を変え、涼やかな秋風に乾いた葉がカサカサと音をたてて揺れています。

自然界で、春先から夏の盛りまであふれ続けてきた生命エネルギーも、秋になると一転、かげりを見せます。花や葉は役目を終え、次世代のために「種(実)」が生まれます。秋というのは、生命が守りに入る季節といえます。

どれほど高度に発展しても、ヒトも動物ということでしょうか。自然と同調するように、秋になると普段よりセンチメンタルな気分になりやすく、中には破局を迎えるカップルもいます。

「一夏の恋」という言葉があるように、夏は出会いの機会が多く盛り上がりやすい季節です。夏に出会った彼と徐々に関係を深めていくのが理想ですが、残念ながら花火のようにパッと燃え上がり、サッと消える恋もたくさんあります。

同じように秋は「別れの季節」とよくいわれます。一夏の恋が終焉を迎えるシチュエーションをうたった失恋ソングは数えきれないほどあります。スピッツの「楓」や「君が思い出になる前に」、大塚愛の「プラネタリウム」などは、秋がくるたびにリピートしてしまう名曲ですよね。

「別れがあるなら出会いもあるはず」と恋活を始めても、うまくいかずに疲れてしまうこともあるでしょう。そもそも、なぜ夏に生まれた関係が長続きしなかった原因が把握できていないと、秋の恋活が成功するはずがありませんよね。

この記事では、夏の出会いが長続きしない理由や、秋が別れの季節とされる理由、秋の恋活で良い出会いを見つけるための方法についてご紹介します。

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秋に別れるカップルが多いって本当?

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空気の冷たさや枝から落ち葉がハラハラおちるさまが「別れ」の雰囲気を盛り上げています。ラブソングやドラマ的には“画になるシチュエーション”ですが、実際のところ、どのくらいのカップルが秋に別れているのでしょうか。もし別れが多いなら、その理由はなんなのでしょうか。

最も人が別れるのは「冬」

インフラプラットフォーム事業などを手がける株式会社ALL CONNECT(オールコネクト)が、2017年に20~30代の男女600名を対象に行った調査によると、異性と別れを考えた季節は「冬」の27.3%がトップで、「秋」は17.3%、「春」と「夏」がどちらも9.3%となりました。

直近で交際していた恋人と実際に別れた季節も「冬」が25.7%でトップ。「秋」は18.2%、「夏」は10.8%、「春」は9.5%と続きます。

春夏に比べると秋に別れが多いのは事実ですが、それ以上に冬のほうがカップルにとっては鬼門だということがわかりました。

この調査結果について考察してみましょう。

恋愛イベントの少ない秋は冷静になれる

春は「出会いと別れの季節」です。年度変更にあわせて、人間関係がガラリと変わることもがあります。転勤や配置換えも多く、20代前半の新入社員以外でも新しい出会いが増えます。

夏はバカンスの季節です。海やプール、リゾート地で普段よりも開放的に遊ぶことが多いですよね。また外遊びで普段は接することのない人と知り合うこともあります。

冬はクリスマスとバレンタイン(ホワイトデー)という、恋愛の二大イベントが続きます。気温も低いのでいちゃつきやすい季節です。

それに比べると秋は恋愛につながるイベントは少な目です。恋心が盛り上がることもなければ、喧嘩のタネもなさそうです。

「別れ」に関する数字が冬の次に高いのは、実はこのイベントのなさが原因かもしれません。というのも恋とは刺激があるほうが盛り上がるものだからです。恋は盲目といいます。イベントが目白押しで気分が盛り上がっていると、相手の欠点は見えなくなります。

イベントが減ると相手のことをじっくり見つめなおす時間が増えます。穏やかな日常生活を送るうちに冷静になり、結果的に別れを選択するカップルが多いのかもしれませんね。

また「冬」の別れの多さは、「春」以降の新生活を前に関係を清算する人が多いと考えられます。やはり「秋」は、夏にのぼせた頭が冷える頃合いだと考えられます。

日照時間の減少が人を憂鬱にする

毎年秋になるとどうにも気分が沈み体調が悪くなるという人はいませんか? それは気のせいでもなんでもなく「季節性うつ」という病気(症状)です。

うつ病や抑うつ気分には日光の量が大きく関わっていることは、よく知られている事実です。人工的に眩しい光をあてるといううつ病の治療法もあるくらいです。

日照時間がどんどん減っていく秋は、誰でも落ち込みやすい季節です。ただちに治療が必要ではない軽症の人も合わせると、10~11月ごろに心身に不調を訴える人は大勢います。気分が落ち込むと前向きな考え方ができなくなります。人間関係が鬱陶しくなることもあります。

減っていく日照時間にまだ身体が対応できていない秋に、燃える恋心を維持するのは難しいかもしれません。

秋の恋活で気を付けるべき3つのポイント

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秋は冷静になり落ち込みやすい季節です。秋に良い出会いを見つけるためには、どのようなことに気をつけるとよいのでしょうか。

夏のダメージをきっちりケア

2018年の夏はとても暑かったですね。例年以上にみなさん体調管理に気を遣ったと思います。そして、酷暑がさってホッとしているのではないでしょうか。

秋は、夏に受けたダメージが時間差で現れる季節です。ただちに対処しなくてはいけないダメージはその場で現れますが、ジワジワ蓄積されたダメージが目に見えるようになるのは秋以降なんです。

例えば髪。抜け毛や切れ毛、枝毛が酷くなっていませんか? 特にケア法は変えていないのに、普段よりキシキシしてキューティクルも減っていませんか? 夏の間、強い日差しから頭を守り抜いた髪はすでにボロボロです。

例えば肌。防ぎきれなかった紫外線の影響が、シミやくすみとして出現する頃合いです。

遊びすぎや食べすぎで身体へ負荷をかけ続けた人も、季節の変わり目にあたる今の季節に体調が悪化することがあります。特に胃腸が疲労していると体調不良だけでなく、美容面にも影響が及びます。しかも長引きがちです。

若いころはケアが不足していても悪目立ちすることはあまりありません。しかし回復力が減ってきた20代後半~30代では、しっかりケアしている人と放置している人では、見た目のクオリティが段違いになります。

どんなに元が美人でも、疲れがにじみ出ているとオバサンくささが強調されて、恋活市場では「圏外」扱いされるでしょう。恋活より先に自身のケアに励むべきです。

浮ついた場に出会いを求めない

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人間関係において「どこで知り合ったか」というのは思いのほか重要です。とくに大人の恋愛には肉体関係が発生することが暗黙の前提となるので、出会いの場を間違えると「遊び」目的の人としか知り合えないこともあります。

クラブやイベント、ナイトプールは非日常感の強い場で、大胆になりやすい場です。男女の関係を作るにはうってつけですが、真剣なお付き合いを求めている人には不向きです。もちろん例外はありますが、基本的に「遊び」目的の人が集っているからです。

簡単に出会えるということは、簡単に肉体関係を結べるということであり、長続きさせようと考えている人はそもそも来ないと考えるべきです。もちろん一時の火遊びを楽しみたい人が行くのはなにも問題はありません。

結婚を前提とまではいかなくても、ある程度長く深いお付き合いができるパートナーを探している人は、秋にふさわしい落ち着いた雰囲気の集まりで出会いを探しましょう。信頼できる知人の紹介や、恋活アプリの活用がオススメです。

習い事の場で出会いが生まれることもありますが、出会い目的で習い事に行くのはオススメできません。男女逆の立場で考えてみましょう。真剣に英会話をマスターしたいのに、ナンパ男がチャラチャラと話しかけてきたら不愉快ですよね。

出会いはアグレッシブに、仲を深めるには時間をかけて

「イベントのために恋人を見つけたいわけじゃない」と思っていても、やっぱりクリスマス前に独り身だと焦りがつのります。言わなくてよいことを言ってしまったり、結論を急ぎすぎて引かれてしまわないように注意が必要です。

逆に相手に脈があれば、冬のイベントをきっかけに距離を縮めてくる可能性は大いにあります。来たる冬の行事やイベントを上手に活用するために、出会いの段階ではアグレッシブに活動し、その後は結果を焦らず育つ恋かどうかをじっくりと見極めるべきです。

まとめ! 大人っぽい落ち着いた関係を築こう

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「大切にしたい」と思える穏やかな出会いは派手な場所よりも、秋の似合う静かで落ち着いた場所できっと見つかるはずです。夏の疲れをしっかりとケアして積極的に出会いを求めていくことをおすすめします。

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VENGA編集部
VENGA編集部です。コンプレックスを持つ女性に寄り添う記事をお届けします。

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