大人の社内恋愛で絶対に押さえておきたいマナー4選
はじめに
隣のデスクにいる楽しい部下、いつもフォローしてくれる優しい上司、飲み会で急接近した別フロアの同僚…社内で気になる人ができると生活にハリも生まれ、単調な毎日がキラキラと輝いてきます。
最初は「なんとなく気になる」程度の気持ちでも、オフィスでは顔を合わせる機会も多く、想いはつのりやすいもの。相手の態度も脈ありだったりすると、そこから社内恋愛に発展する可能性も高まってきます。
社内に気になる人がいるだけでも毎日が楽しくなるのに、めでたく交際できたらどんなに素敵なことでしょう。社内恋愛のときめきでメイクや身だしなみにも気合いが入り、女子力もアップしそうですね。
とはいえ、職場内ではあくまでも仕事が優先。組織としてのチームワークも大切です。社会人としてのマナーをしっかり押さえておくことは、社内恋愛をする上で重要なことです。
この記事では、社内恋愛に必要な心構えや、注意するべきポイントを4つまとめました。すべて守れているかチェックしてみてくださいね。
社内の人に相談をしない
社内恋愛について、同じ社内で働く人に相談をするのは、次の2つの理由からおすすめできません。
周囲が気まずくなる
社内恋愛の相談を受けた人は「〇〇さんのことが好きなんだ」という情報を持ったまま社内で仕事をすることになります。2人が話している内容や勤務中の様子など、聞くつもりがなくても気になってしまうでしょう。
告白して振られた場合や、仮に交際できたとしてもケンカしたり、ときには別れを選ぶことだってありえます。社内恋愛の情報を他の社員と共有したばかりに、そういった残念なシチュエーションで周囲に余計な気遣いをさせてしまう可能性もあるのです。
社内恋愛がうまくいかなくなることも
社内恋愛について周囲に相談したことで、自分自身の立場が危うくなるリスクもあります。「いちゃいちゃしている」「仕事をしていない」と思われたり、あらぬ噂を立てられることにもなりかねません。
社内恋愛の相談は、会社と関係のない友人や専門家などに限定した方がよいでしょう。
仕事中はポーカーフェイスを貫く
仮に社内の誰にも恋愛相談をしていなかったとしても、あからさまに態度に出ていては黙っていてもバレてしまいます。仕事の時間中に感情を表に出すのは、できる限り避けましょう。
好きな人にだけ特別に優しくしたり、プレゼントに差をつけたりしないのはもちろん、振られたりケンカの最中であっても他の人と同じように接することが大切です。挨拶や業務上の会話などからも恋愛感情がバレないように、ポーカーフェイスを貫きましょう。
交際相手に社内の情報を漏らさない
「社内恋愛をしている」と周囲にバレない気遣い以上に、会社の機密情報を交際相手に漏らさないことも重要です。多くの場合、会社で働く際には「機密保持契約」を結んでいるはず。社内で知り得た情報を伝えるときには、同じ社内の人間であっても注意しなければなりません。
気になる相手が、あなたの持っている情報欲しさに近づいている可能性も否定できません。そんなつもりがなかったとしても、知ってしまったことで関係に変化が起きたり、その結果2人の関係だけでなく、会社にまで損害を与えてしまうケースもあるのです。
プライベートな時間についうっかり話してしまうことがないように、仕事の込み入った話は避け、楽しい話に終始したほうがよいですね。
家族やプライベートの友人に紹介してもらう
めでたく社内恋愛がスタートしても、社内でコソコソと交際していると、なんだか浮気しているような、悪いことをしているような気持ちになってしまいます。実際に誠実な気持ちで付き合ってくれているのか、何を基準に判断してよいのかわかりにくくなりますよね。
順調に交際が続いているなら、社内以外にいる彼の親友や、家族に恋人として紹介してもらいましょう。男性は社会的な立場を重くとらえている人が多く、対外的に恋人として紹介されるということは、正式に交際している彼女である、と認められる大きな根拠となります。
社内恋愛を秘密にするのは大人のマナーであったとしても、会社と関係のない人にまで交際を隠す必要はないですよね。真剣交際をしているなら、お互いの友人や家族に紹介することで、日ごろ社内で隠しているストレスを発散できるというメリットもあります。
まとめ
恋愛に発展しやすい社内の人間関係ですが、情報の取り扱いには注意を払ったほうがよさそうです。
特に仕事上の機密は社内恋愛に限らず、外部での出会いやネット上でも常に意識しておきたいもの。「大人の女性」を感じさせる振る舞いで信頼度をアップさせ、真剣交際に繋げていきたいですね。