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まだ諦めないで! 奨学金は必ずしも結婚を妨げる理由になりません

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奨学金の返済が終わっていないから、結婚できない。そう思い込んでいる人はいませんか?確かに奨学金は借金ですが、勉強するために借りたものですよね。奨学金があるからといって結婚を諦めなくてもいい理由をまとめました。

はじめに

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いまや大学進学率は6割にも及びます。2018年の30代は、1979年(昭和54年)~1988年(昭和63年)生まれです。大学入学は1997年~2006年ごろ。大学進学率が5割を超えたのが2009年。

大都市圏と地方では大学進学率に最大2倍以上の差があるので、都心部で働く20代・30代に限れば大学へ進学した人のほうが多いと推測されます。(実際に2014年には東京の高校生の72.5%が大学へ進学したという調査があります)

さらに学費は上がる一方なのに、親世代の所得は下がっています。おまけに不況が長引き、必ずしも大学を出たからといって正規雇用に就けるとは限らない時代になりました。奨学金破産のニュースが目立ち始めましたが、今後ますます増えていくでしょう。

かくいうわたしも奨学金をまだ返済しきれていません。将来の展望なんてありませんし、破産も他人事とは思えません。しかし、30歳になってから、奨学金の残額を知っていて付き合ってくれる彼ができました。

自身の経験や、友人・知人から話を聞く限り、必ずしも奨学金があるからといって結婚(婚活・恋活)を諦める必要はないと思います。

自力で返済するのが大前提

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奨学金が借金であるというのは残念ながら事実です。返済義務があるものは教育ローンと呼ぶべきだと思います。しかし、奨学金を借りた理由は「大学に進学したいから」「勉強を続けたいから」ですよね。けしてギャンブルや浪費で作った借金ではありません。

結婚や婚活において奨学金が嫌われる場面というのは「相手に払ってもらおう」という甘えが見えるときです。現代は共働きが前提。そして奨学金の利用率に大きな男女差はありません。男性であれ女性であれ、自力で完済するのなら問題はありませんよね。

もちろん相手に借金があることが絶対に嫌だという人もいるでしょう。老若男女問わず将来が見えない時代ですから仕方ありません。そういう人とは縁がなかっただけのことです。

相手と話し合う

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パートナーとの付き合い方や結婚観は人によって違います。最初からオープンにしなくてもかまいませんが、ある程度付き合いが深くなれば、奨学金のことも(返済状況や今後の計画も含めて)話し合うことをおすすめします。

特に30代ともなれば妊活も視野に入ってきます。また両親も衰えはじめるでしょう。奨学金に限らずさまざまなことを決めなくてはいけません。

額や稼ぎによる

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平均的な奨学金借り入れ額は288万円。毎月1.5万円ずつ返済して16年(22歳就職なら38歳)で完済する人が多いと言われています。実際にはボーナス払いや繰り上げ返済もありますし、逆に支払えない期間もあるかもしれません。

国立の学費+入学金を奨学金で賄うとだいたい288万円くらいで済みますが、わたしは家賃が払えなかったので、もっとたくさん借りています。たまにものすごい額の奨学金について報道されますが、国公立・私立、学部などによって条件は変わるでしょう。

たくさん借りていても、年収も高ければ返済は早いでしょう。逆に平均程度しか借りていなくても、収入が低ければ返済は厳しくなります。30代前半なら「完済目前」の人と「自己破産が脳裏をよぎる」人にわかれると思います。

出身大学/職業による

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少し前、出身大学別の奨学金返済延滞率が発表されて話題になりました。残念ながら、延滞者が多いのはいわゆるFラン私立と呼ばれる大学ばかりでした。上位大学卒の方がいい職につける人が多いので、当然といえば当然かもしれません。

また婚活をする男性は、子供を望んでいることが大半です。知的能力は母親から遺伝するという説がネットで広まったこともあって(この説が正しいかどうかはさておき)、子供が欲しい男性は、ある程度教養があって子供の教育に関心がある女性とのマッチングを望みます。

また不況に強い職業の人や手に職を身に着けている人も、返済不能に陥りにくいので「問題なし」と判断される可能性が高いです。

まとめ

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必ずしも結婚を諦める必要はないということはご理解いただけたでしょうか。わたし自身、完済はまだほど遠いので「気にしなくていいよ」とまでは言えませんが、結婚を諦める理由が奨学金だけなら、少し考え直してみませんか?

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VENGA編集部
VENGA編集部です。コンプレックスを持つ女性に寄り添う記事をお届けします。

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