流行継続中のクリアバッグ…チープに見せないためにはどうすればいいの?
クリアバッグってちょっと使いづらい
2017年頃から流行り始めたクリアバッグ。PVC(ポリ塩化ビニル)製の透明なバッグで、感覚としては小学生がプール用に持ち歩くビニルカバンに近いアイテムです。
インスタ映えが重視される昨今、「自分らしさ」の演出に凝る人が増えています。クリアバッグは中身が外から丸見えです。それを逆手にとって、おしゃれな小物を見せたり、配置にこだわったり、自分だけのバッグを作り上げていきます。クリアバッグは時代の需要に合わせて生まれた存在といえます。
社会人としては持ち物すべてを丸見せにするわけにはいきません。しかし部分的に取り入れるのであれば、クリアバッグやクリア素材はいいものです。「〇〇がない」「××はどこにいれたっけ?」と探す手間がはぶけますからね。
大人の女性も持ちたいクリアバッグですが、学生とちがってプチプラ感の強すぎるアイテムは、安っぽくて貧乏くさい印象になってしまいます。おしゃれでコスパのいいクリアバッグはどのようなものでしょうか?
クリアバッグで魅せるものとは
アラサー世代にとってクリアバッグ=水泳用のバッグというイメージが強いですよね。2018年現在流行っているクリアバッグは、子供の水泳バッグとは違って結構しっかりした作りのものが多いんです。
もちろん1,000円未満のプチプラバッグもありますが、さまざまなファッションブランドからオシャレで大容量のクリアバッグが発売されています。
はじめににも書きましたが、現代の若者たちはいわゆる「ブランド物」にあまり価値を見出しません。私たちアラサー世代もバブル世代などに比べたらお給料がずっと低いですよね。二十歳前後の子たちはさらに金銭的に厳しい状況に置かれています。
そんな状態で個性やファッションを楽しむなら、中身で勝負となります。クリアバッグなら中に入れている持ち物が外から見えます。大きなブランドロゴのついたバッグを持つのではなく、中に小粋でおしゃれな小物を入れたり、配色を工夫したり、趣味に関わるものをチラ見せして「自分らしさ」をアピールします。
インスタグラムでは#クリアバッグというタグで、いろんな人のクリアバッグが見られます。これはなかなかセンスが問われますね……。
バッグinクリアバッグ
中身の違いで個性を出すといっても、全部丸見えはちょっと困りますよね。2018年はクリアバッグの中に小さなポーチや巾着が入っているものが流行しています。
バッグinクリアバッグなら見せたくないものはしっかりしまうことができますし、貴重品が目立ってスリ被害にあうこともありません。また、クリアバッグの中に入れる小さなバッグを複数持っておけば、日替わりでカバンの印象を変えることができるので結構コスパがいいんです。
その日着ている服と色を合わせたり、指し色にしたり、同じ柄にしたりとファッションへの応用方法も様々です。またシンプルなクリアバッグを買って自分でカスタマイズする楽しみもあります。
大人向けには、サングラスのような濃い色のクリア素材バッグや、網の中にクリアバッグを入れたものも販売されています。夏らしい透明感と秘匿性を同時に成立させています。
またこれは地味にありがたいことですが、クリアバッグはPVC(ポリ塩化ビニル)製なので、雨の日に強いんです。梅雨の間はもちろん、ゲリラ豪雨が多い夏でも大活躍してくれるでしょう。
小物入れにクリア素材を
いくらブランド製のアイテムでもクリア素材にはやはりチープなイメージがつきまといます。クリアバッグを持つのにためらいを感じる人には、小物を入れるクリアポーチをオススメします。
クリアポーチなら普段持ち歩いているバッグの中に入れられます。アイテムごとにまとめて収納すれば、バッグの中がスッキリします。持ち歩き用のコスメや鍵などの必需品をまとめておくのにピッタリです。
完全に透明なものではなく、柄が入ったものだと中の汚れが目立ちにくくオシャレに見えます。クリアポーチを使い始めてから整理整頓の癖がついたという人もいます。
スッキリ使うのが大人流
チープに見えやすいクリア素材バッグですが、上手に活用すれば整理整頓ができておしゃれに見せられることがわかりました。これからの季節、クリア素材(PVC素材)が肌に張り付くと汗をかくので、持つなら小さいバッグをオススメします。