都内で厄払いするならここ! オススメの寺社仏閣5選+α
厄払いに行きたい!
厄年とは、災厄が降りかかるとされる年のことです。男女で厄年は違い、女性は(数え年で)19歳、33歳、37歳が本厄にあたります。特に33歳の厄年は「大厄」と呼ばれ、もっとも気を付けなくてはいけない年齢だと言われています。
2018年の場合、満年齢で2000年生まれの18歳、1986年生まれの32歳、1982年生まれの36歳(+1958年生まれの60歳)の人が本厄にあたります。筆者は86年生まれの32歳。大厄の本厄です。厄払いに行かねば…と思いつつ、忙しいと言い訳してまだ行っていません(笑)
満31~33歳、35~37歳といえば人生の転機を迎えている人が多いと思います。30代前半なら仕事がもっとも楽しい時期ですし、30代後半なら妊活や育児で悩むこともあるでしょう。気持ちはまだまだ若くても、身体は確実に衰えはじめています。
気分を変えるためにも厄払いしたい!そんなあなたに、都内にある厄払い・厄除けで有名な神社を5か所(+番外編1ヶ所)ご紹介します。
明治神宮(めいじじんぐう)
明治天皇と昭憲皇太后(明治天皇の皇后陛下)を祭った、明治神宮。原宿駅から徒歩5分程度の場所にあり、都心部にも関わらず1年中静謐とした空気が漂っています。人の少ない午前中に散歩するととても気持ちいいです。
明治神宮では厄払い・厄除けや七五三のような、年齢にかかわる祈祷を受け付けています。新宿や渋谷、原宿、表参道など若い女性が集まる街からアクセスしやすいという特徴があります。
参拝可能時間は月によって異なります。開門は日の出、閉門は日の入りに合わせられます。ですので冬至のある12月が6時40分~16時と一番短く、夏至のある6月が5時~18時30分と一番長く設定されています。
アクセス | JR原宿駅表参道出口 東京メトロ各線明治神宮前駅 徒歩5分 |
参拝時間 | 月ごとに異なる |
西新井大師(にしあらいだいし)
足立区随一の大きな真言宗のお寺、西新井大師。正式名称は、五智山遍照院總持寺(ごちさん へんしょういん そうじじ)です。関東三大師の1つで、毎年正月には多くの初詣客が集まります。護摩行が盛んなことで有名です。
非常に見どころのあるお寺なのですが、難点はアクセスが不便なことです。足立区はもともと鉄道が発達しておらず、区内の移動にはバスが欠かせません。
アクセス | 日暮里舎人ライナー「西新井大師西駅」から徒歩20分、都営バス、東部バスなど |
参拝時間 | 受付9時~16時半 |
日枝神社(ひえじんじゃ)
赤坂の近くにある日枝神社は、大山咋神(おおやまくいのかみ)を祭神とする神社です。厄除けや縁結び、安産、商売繁盛の神様として有名です。江戸三大祭の1つ「山王祭」を取り仕切る神社でもあります。
厄除けだけでなく縁結びや安産祈願も行ってくれるので、30代の女性が参拝するのにぴったりといえます。国宝の太刀(菊一文字則宗)などもおさめられているので、刀女子にもオススメです。
アクセス | 地下鉄「溜池山王駅」徒歩3分 「国会議事堂前」「赤坂見附」徒歩5分 |
参拝時間 | 受付は9時~16時半 |
神田明神(かんだみょうじん)
江戸三大祭りの「神田祭」を執り行う、神田明神。神田だけでなく、日本橋や秋葉原、大手町・丸の内など108の町の氏神を務めています。祀られているのは、縁結びの神・だいこく様、商売繁盛の神・えびす様、そして厄除けの神様・平将門です。
縁結び&厄除けが同時に行えるので、神田明神はオススメです。秋葉原というオタク・電気街と近いこともあって、恋愛成就などのLINEスタンプも配信されています。
アクセス | 各線「御茶ノ水駅」「末広町駅」徒歩5分 「秋葉原駅」徒歩7分 |
参拝時間 | 受付9時~16時 |
阿佐ヶ谷神明宮(あさがやしんめいぐう)
天照大神(あまてらすおおみかみ)、月読命(つくよみのみこと)、須佐之男命(すさのおのみこと)を祭る、阿佐ヶ谷神明宮。伊勢神宮から持ち帰られた霊石が今も御神体として扱われています。
全国で唯一、八難除(はちなんよけ)を行っています。年齢にまつわる厄除けだけでなく、方位や火難・水難・人災…この世にある様々な災難厄事をはらう御祈祷です。もちろん厄年用の厄除け・厄払いも大得意です。
アクセス | JR「阿佐ヶ谷駅」徒歩2分 東京メトロ「南阿佐ヶ谷駅」徒歩10分 |
参拝時間 | 受付 冬季/9時~16時半 夏季/9時~17時 |
番外:富岡八幡宮(とみおかはちまんぐう)
またの名を深川八幡宮ともいい、毎年8月に行われる深川八幡祭りは江戸三大祭りにも取り上げられる、富岡八幡宮。江東区にあり、現在の「門前仲町」は富岡八幡宮の門前町でした。
厄除けや家内安全、交通安全など様々な祈祷が受けられましたが、2017年12月に起きた「富岡八幡宮殺人事件」でその名誉は地に落ちてしまいました。宮司(神社で一番偉い人)の座を巡って、弟が姉を日本刀で斬りつけて殺害した(その後自害)という、血なまぐさいにもほどがある事件でした。
事件が起こるまでは人気スポットでしたが、事件直後の初詣客は激減。いまも参拝客は戻っていないようです。神社(建物)に罪はありませんが、近寄りたい場所ではありません……。
逆に参拝客が少ないからこそ、ほとんど待たずに祈祷やお祓いが受けられるというポジティブな考え方も、できなくはないです。
御祈祷を受けたい方は早い時間に行こう
厄払いに特化した神社や、厄除けと縁結び同時に行っている寺社など、さまざまな悩みに対応しています。都心部からのアクセスがいい寺社仏閣も多いので、時間をみつけて参拝してみてください。特別に御祈祷をうける場合は受付時間が必要なので早めに行くようにしてくださいね。