片付けたくなる部屋を作る方法って? キレイなお部屋をキープしよう
はじめに
片付けたくなるお部屋とは、「何も置かずに常に生活感を感じさせないお部屋」という意味ではありません。
使った物を毎回きちんと定位置に戻しやすかったり、自分の動く範囲内に置き場所を確保して、どこに何があるのか一目瞭然で分かりやすいお部屋が理想的です。
そのような状態になっていれば、自然と片付けられるようになり、無理に片付けなくても綺麗なお部屋が保てるようになります。
片付けたくなるお部屋は、自分自身が生活していても、常に片付けたくなる気分になれるお部屋でもあり、綺麗に片付いた部屋になると、気分も思考能力もスッキリします。
今回はあなたが常にお部屋を片付けて気分爽快になれるお部屋作りの方法をご紹介します!
片付けたくなる部屋とは
ズバリ!自分で掃除がしやすく使い勝手の良いお部屋です。一番のポイントは、片付けることが楽しいと感じるお部屋にすること。
そのような部屋であれば、片付けても片付けても元の状態に戻ってしまうことはありません。
そのためには、不用品は溜め込まずにこまめに捨てることも大切です。チョイ置きしてしまう癖のある人は、どこかに置いてしまう前に定位置に片付けることができれば、お部屋は常に片付いた状態を維持できますよ。
掃除がしやすい
片付けとは、掃除という意味の同義語でもあります。片付けるということは、とにかく掃除がしやすくする、ということが片付けたくなるお部屋作りの基本です。
あなたのお部屋には動かすことすら面倒くさくて、常に視界に入ってくるのに見て見ないふりをしてしまう物はありませんか?
邪魔なものや不用品は、徹底して処分してしまうだけでもお部屋がスッキリして、片付けたくなる気分にさせてくれます。
箪笥の上や棚の上、テ-ブルの上などの障害物を取り除き、とにかく掃除がしやすいように徹底しましょう。
物を細かく収納しすぎない
綺麗に片付いているお部屋に憧れて、お部屋にあるものを小さなかごなどで細かく分けすぎてしまうと、面倒臭くなってしまい、つい置きっ放しにしてしまうことがあります。
面倒臭がりな人は、片付ける事自体ヤル気がなくなるものなので、このジャンルはこのカゴや引き出しとだけ決めておくのも片付けがしやすくなります。
段々に片付ける習慣が身に付いて、片付けが楽しく感じられるようになったら、細かく分類するのも良いでしょう。
埃が溜まりやすい物を置かない
お部屋が片付かない人に特徴的なのが、雑貨や飾り物が大好きな傾向にあることです。テレビの周りや棚の上、キッチンのカウンタ-など置ける場所には飾るものを置きまくりたいという人も多くいます。
写真を飾るのが好きな人は写真立てを並べまくったりしますが、これらは置いてあることにより、物をどかして掃除することが面倒になってしまいますので、置き過ぎないようにしましょう。
片付けたくなる心理って?
お部屋を綺麗に片付けたくなる心理とは、一体どんなものでしょう?
常に部屋がゴチャついている人は、余り物事を細かく考えずに大雑把な性格の人に多く、余り他人にどう見られるかとか、どう思われているかと言うことを気にしない人が多くいます。
逆に几帳面な人や神経質な人は、部屋を綺麗に片付けていることが多いです。
では、特に几帳面でも神経質でもない人が部屋をキレイに片付けたくなるような心理とはどんなものでしょうか。
気分をスッキリさせる
もし、あなたが今何かに悩んでいたり、気分が欝々としていて何もやる気が起こらない!という状態であれば、集中力が欠如してしまうので、部屋を綺麗に保つということが難しくなってしまいます。
部屋が不必要なもので溢れていたり、本来片付ける場所に物をしまわずに至る所に散乱しているなどという状態の事が多いのではないでしょうか。
人間、何かに気を奪われていると、自分の周囲の環境に目を向けることが出来ません。気が回らなくてお風呂にも入っていないなどという事もあるぐらい。部屋の片づけにはその時の気分が最重要ポイントになっています。
まずは深呼吸して気を落ち着かせてから、少し気分を上げてみましょう。気分が良くなると、周囲の物が視界に入るようになるので、自然と部屋の片付けも出来るようになりますよ。
片付けることを義務に感じない
片付けたくなる気分になるためには、「片付けを義務だと思わない」ことです。自分がやらなくてはいけないという義務を感じることで脳がストレスを感じてしまい、ヤル気が起きなくなってしまいます。
片付けだけでなく、女性の場合には料理なども当てはまりますが、夫や家族がいれば仕方がなくやる事でも、独り身の場合には、片付けなくても困ることがありません。
なので、つい放置してしまい、散らかり度がMAXになり、いざ「片付けよう!」と思うと、やらなくてはいけないという義務感に襲われてしまいます。
そうなってしまうと、片付けをすることが楽しいと感じることが出来なくなってしまうので、片付けを義務だと思わないようにすることは重要です。
片付けの楽しみを見つける
部屋を片付けることが楽しいと思えたら、集中力が発揮され部屋はどんどん片付きます。綺麗になると気分がスッキリして久し振りに友達でも呼んでみようかな?などと言う気分にもなれます。
部屋を片付けたことで楽しいことや嬉しいことがあれば、その後の片付けにおいても楽しく片付けられるようになり、気分が良い時には不用品を処分しやすい心理にあるため部屋も心もスッキリ出来て一石二鳥です。気分がムシャクシャする時に片付けをして、勢いに乗って物を処分するのもおすすめです。
片付けたくなるリビングの作り方
片付けたくなるリビングとは、とにかく見た目がスッキリしていて色や家具などの統一感があること。色が揃っているだけでも目の錯覚効果もあり、リビング全体に統一感が産まれます。
背の低い家具を置くことにより、天井が高く見えたり、部屋が広く感じられるという効果もあります。リビングの床には物を置かないようにすると、掃除もしやすく、片付けがしやすくなります。
リビングは、おうちの中でもメインと言える場所です。最も人が集まる憩いの場でもありますので、どぎつい色の家具や雑貨は避けて、気分的にも落ち着ける配色とデザインのものを使用しましょう。
余りに色がないのも生活にハリが出ないので、邪魔にならない程度に差し色として使うと気分もアップするのではないでしょうか。
リビングのテ-ブルなどの上に乗せっ放しの物や、脱ぎっぱなしの洋服類などがあったりしませんか?リビングに必要のない物は、全て所定の場所に戻すだけで、部屋全体が片付きます。
ゴチャゴチャして見える場所を集中的に片付けるようにして、床には物を置かないようにするだけでも掃除もしやすくなって片付いて見えます。
片付けたくなる玄関の作り方
玄関は、外からの訪問者が一番最初に目にする場所で、その家の顔とも言える場所です。靴は下駄箱に入れるようにするだけで、スッキリと片付いた印象を与えることが出来ます。
玄関の床にも物を置かないようにしましょう。下駄箱の上に色々な飾りを置いている人もいますが、あまり小さなものを数多く置くよりも、何も置かないか生花を飾るだけで、清潔感を感じさせることが出来ます。
玄関掃除用のお掃除グッズなどしまう場所がなく、常に出しておかなくてはならない状況の場合には、見せても可愛いお掃除グッズにすると、掃除も楽しくなって「常に綺麗にしておきたい」と思うようになるのでおすすめです。
下駄箱の中も、不必要な靴は思い切って処分して出し入れがしやすいように改善するだけでも片付けがしやすくなります。
家の臭いが気になって消臭剤を置いている家庭も多くありますが、なるべく見えない位置に置くようにしたり、玄関ドアに吊るすタイプの物を選ぶとスッキリして見えます。
衣類の上手な片付け方
日本は四季があるので、衣類も季節ごとに分けて片付けることが出来ますが、あまり細かく分けても片付けることが苦手な人には面倒臭くなって、持続することが難しくなってしまいます。
季節ごとの衣裳ケ-スを用意し、きっちり仕分けしておくだけで、その後の季節による衣替えなどに対応しやすくなります。
ケ-スにしまうのが面倒な人は、クロ-ゼットなどに吊るして分けておくだけで片付けやすくなります。
季節毎に洋服を買うのが好きな人は、増えすぎると片付けることが面倒になるので、購入後に今までの洋服の中から最も着ない洋服を処分するのも片付けの手段です。
衣類の片付けを楽しくするために、洋服に愛情をもって綺麗な状態を保って収納出来るように整理整頓術を心がけましょう。
タンスの奥で眠っている洋服などは、不必要と判断したら悩まずに一気に処分してしまうと、その後の洋服の片付けがとても簡単になり、その都度片付けるようになるので置きっ放しを防ぐことが出来るようになります。
まとめ
片付けたくなる部屋にするためには、自分のモチベ-ションを上げて楽しみながら片付けが出来るようにすることが重要です。
そのために、気分の上がる音楽をかけながら片付けるのも効率アップの方法になります。
お花屋さんで見かけた綺麗な花束や、アレンジメントを自分のために購入して飾るだけでも、片付けをしたくなる気分にさせてくれるのでおすすめです。
是非、楽しく片付けられるように頑張りましょう!