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【2018年】都内でイネ・ブタクサ花粉を観測! マスク着用を心がけて

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暑さが次第に和らぎはじめました。平年と比べるとまだまだ気温は高めですが、ようやく一息つけそうです。久々にエアコンを切って思いっきり換気したいところですが、残念ながら早くも秋の花粉ことイネ科植物やブタクサの花粉の飛散が確認されました。日本では春の花粉症より目立ちませんが、用心するに越したことはありません。発症済の人も未発症の人も、マスクやゴーグルでガードしましょう。

秋の花粉症がひっそりスタート

引用元: https://www.shutterstock.com/ja/

気象庁の3ヶ月予報によると、2018年9月~11月は引き続き平年より気温が高いままである見込みだそうですが、さすがに朝晩はだいぶすごい安くなってきました。

今年は夏の間中ずっとエアコンをつけていた人が多いと思います。わたしも、7月8月はフル稼働させました。電気代が普段の約2倍になりましたが(苦笑)、倒れることなく夏を乗り切れたので安い出費だと思います。

ともあれ、ようやく窓が開けられるようになりました。少しは身体のダルさも取れるかな? と期待したのですが、窓を開けてすぐになにやら鼻がムズムズしはじめました。

追い打ちをかけるように咳が出始め、わたしは確信しました。「イネ科とブタクサの花粉が飛んでいる」と。

さっそく東京都健康安全研究センターの花粉量調査結果ページをチェックします。ビンゴです。多摩地方だけでなく都心部でも花粉の飛散が確認されていました…。

わたしよりさらに敏感な友人は8月下旬ごろから違和感を覚えていたそうです。

春の花粉症より患者数が少なく目立たない秋の花粉症ですが、気温が下がっていく時期と重なることもあって、人によっては重症化する場合があります。また果物アレルギーも併発しやすいという嫌な特徴も持っています。

イネ科植物やブタクサが原因の、秋の花粉症について、2018年の情報を中心にまとめました。

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海外ではメジャーな秋の花粉症:hay fever

引用元: https://pixabay.com/ja/

日本で花粉症といえば、主にスギやヒノキが原因の春の花粉症をさします。経済に打撃を与えるほど患者数が増えた結果、社会問題として大きく取り上げられるようになりましたが、現実的な解決策はまだありません。

そんな春の花粉症に隠れがちな秋の花粉症ですが、実は海外ではスギ・ヒノキ花粉よりもイネ科・ブタクサ花粉の方がメジャーな地域もあります。

ヨーロッパの花粉症はイネ科の干し草

ヨーロッパでは、花粉症のことを俗に「hay fever(枯草熱)」といいます。

春や秋に干し草に触れると、風邪のような症状や喘息発作が起きるので名づけられました。

原因は干し草に含まれるイネ科植物です。海外には広い牧場や牧草地があって、イネ科植物に触れる機会が多いので、秋の花粉症がメジャーなのです。逆に日本はかつて無計画に植樹したスギを伐採することができず、春に大量の花粉症患者が生まれます。

アメリカの花粉症はブタクサ

引用元: https://ja.wikipedia.org/wiki/ブタクサ

アメリカではブタクサが原因の花粉症患者が多めです。

ブタクサはもともと北アメリカ原産のキク科植物です。現在は世界中に分布しています。日本に侵入してきたのは明治時代で、帰化植物として定着してしまいました。

日本で最初に報告された花粉症患者は、ブタクサアレルギーでした。2018年現在も、スギ・ヒノキにつぐ3番目の花粉症アレルゲンとされています。

なぜ果物アレルギーを併発しやすいの?

引用元: https://pixabay.com/ja/

秋の花粉症の主な原因は、イネ科植物とキク科のブタクサです。

ずばり名指しされているブタクサはともかく、「イネ科」とはずいぶん広い範囲をさしますよね。

「イネ科」という風に大きくくくる第一の理由は、イネ科植物の花粉が小さすぎて、顕微鏡で観察しても肉眼では区別がつかないからです。

第二の理由は、イネ科の花粉に含まれるアレルゲン(アレルギーを起こす物質)がそれぞれよく似ているからです。アレルゲンはたいていタンパク質なのですが、イネ科の植物はみんな似たようなタンパク質を持っているというわけですね。

花粉のタンパク質の抗体が体内で作られる

去年まで無症状だった人がある日を境に急に花粉症に悩まされることはしばしばあります。

ヒトの体内に花粉が入り込むと、アレルゲンとなるタンパク質が溶けだします。白血球の一種であるマクロファージは、溶けだしたタンパク質を食べ「異物だ!」と認識します。異物から身体を守るために抗体(IgE)がつくられます。

抗体は花粉に触れるたび増えていきます。ある量を超えると花粉に過剰反応する花粉症になります。花粉症が発症する花粉の量は、人によってまちまちで、一生発症しない人もいれば若いころから苦しむ人もいます。

果物や野菜と花粉のアレルゲンは似ている

イネ科植物の花粉に含まれるアレルゲンがそれぞれ似ているように、果物や野菜の一部も似ています。

花粉症、つまり花粉アレルギーを発症したということは、花粉に似たアレルゲンにも反応する可能性が高くなるということです。これを交差反応といいます。

シラカバやブタクサ、イネ科植物は交差反応の起こりやすい果物や野菜がたくさんあります。

ブタクサはメロンやキウイ、バナナなどです。北海道で主流のシラカバ花粉はリンゴや桃などと交差反応を起こす可能性があります。スギ花粉はトマトがよくしられています。

花粉症を発症するほど体内に抗体が増えたせいで、食物アレルギーも発症してしまうのです。一口食べた途端、口の中や喉がかゆくなり、飲み込むと吐き気や下痢、ショック症状などを引き起こすこともあります。

自分の感覚を信じる

食物アレルギーは重症化すると呼吸困難になって死にいたることもある、恐ろしい病気です。

すでに花粉症を発症している人で、果物類を食べたときに違和感を覚える人は注意してください。食物アレルギーも発症寸前かもしれません。

アレルゲンを特定するには血液検査が必要です。

わたしはスギ・ヒノキ・ブタクサ・イネ科すべてアウトです。1年前の検査では食物アレルギーはありませんでした。しかし特定の果物を食べると、なんとなく喉がイガイガしますし、ときには気分が悪くなることもあります。

主治医には、「たまたま数値的にアレルギー反応が見えないだけかもしれません。喉がイガイガするという自分の身体の感覚を信じて、様子をみてください」と言われています。

食物アレルギー(口腔アレルギー症候群)は、花粉症よりもアレルギー反応が劇的です。

秋に花粉症症状が出る人は、果物や野菜を食べるときの感覚に注意しましょう。

マスクで防御! 悪化したら病院へ行こう!

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引用元: https://item.rakuten.co.jp/koyama-p/4970511202537/

長々と書いてきましたが、花粉症を悪化させない・新たに発症させないためには、アレルゲンである花粉を体内に入れないことが重要です。

「交差反応」という現象からわかるように、最初はスギだけにしか反応しなかったという人でも、時間とともに、イネ科植物やブタクサでも反応が出るようになることがあります。さらに果物や野菜にまでアレルギーが広がる可能性だってあります。

花粉用マスクで口や鼻からの侵入を減らし、室内へ入る前に服をはたいてアレルゲンを持ち込まないように気をつけてくださいね。もし強い症状が出たら、すぐに病院で診てもらいましょう。

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VENGA編集部
VENGA編集部です。コンプレックスを持つ女性に寄り添う記事をお届けします。

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