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30代の浴衣はスッキリした着こなしが大事! 縦のラインでスタイルをキレイに見せよう

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6月に入ると各地でお祭りや花火大会が始まります。浴衣を着るチャンスですが、ちょっと面倒くさいのも事実です。最近の浴衣はとても安価で洗濯機で洗えるものもありますし、そもそも浴衣は格式ばった着物ではありません。30代でもカジュアルに浴衣を選んでみませんか?

浴衣はもっと気軽に着てもいい

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夏といえばお祭り、花火。そして浴衣。これぞ日本の伝統です。6月に入ると全国各地で「夏」なイベントが始まります。「(地名)ゆかたまつり」という納涼祭も増えます(ちなみに起源は兵庫県姫路市の「姫路ゆかたまつり」です)。

皆さんが最後に浴衣を着たのはいつごろですか?和装がお好きな方なら普段から着ているかもしれませんが、イベントのときだけ着る人でも20代後半ごろからあまり着なくなる人が多いのではないでしょうか。

若いころは浴衣を着て女子同士で見せ合ったり、いつもと違う姿を彼に見せたりするのが楽しかったはずです。でも大人になるにつれ、着脱の手間、お手入れの手間、歩きにくさなどを知って浴衣から遠ざかってしまいがちです。

温泉スパ施設内でしか着ないという人もいますよね。かくいう筆者も最後に着たのは大学生のころだったような…祖母が質のいい浴衣を買ってくれたのですが押し入れでスペースを取るだけなので引っ越したときに処分してしまいました。

本来浴衣というのはもっとラフに着るものでした。最近は洗濯機でそのまま洗える浴衣も増えていますし、安価な商品でも安っぽく見えないものもあります。今一度浴衣の魅力を再確認してみませんか?

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浴衣(ゆかた)とは

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和服は着るのもお値段もハードルが高いですが、浴衣は例外です。浴衣は庶民のための着物で、現代の洋服でいうとTシャツとジーンズぐらいカジュアルに着られます。

浴衣(ゆかた)の元になったのは「湯帷子(ゆかたびら)」という和服で、蒸し風呂が主流だった時代には汗を吸い取るためのものでした。時代が下るにつれて湯上りに着るガウンのような扱いになり、江戸時代には庶民に人気の湯上りの部屋着・寝間着になりました。現在でも温泉スパ施設や宿泊施設に浴衣が用意されているのは、このような歴史があるからです。

各地のゆかたまつりの原型となった「姫路ゆかたまつり」は、江戸時代に高価な着物を持っていない庶民がお祭りに来られるように、ゆかたでの参加をお殿様が認めたのが始まりです。以降ゆかたはパジャマ以外に出歩ける日常着としても発展しました。

現代ではお祭りの日に着ることが多い浴衣ですが、本当はTシャツとジーンズで問題ない場所ならどこでも着て問題ありません。以前は和服の中では安いとはいえ洋服に比べて高価でしたが、現在は洗濯表示タグのついた洗いやすく乾かしやすい生地のものが安価で販売されています。

由来からして格式ばったものではないので、帯だって腰の部分がセパレートになっている飾り帯で構いませんし、子供用の兵児帯も結び方にこだわれば大人でも使えます。上下が分かれていて帯を締めると1枚つなぎの浴衣に見えるものも販売されています。着脱しやすいですし、トイレで困ることもありません。

このように浴衣は格式ばった着物ではなく、現代人が着やすいようにどんどんアレンジされています。和装に一家言のある人もいるでしょうが、庶民の着物ですからオシャレさと着やすさはどんどん追及されたほうがいいと思います。

柄は縦のラインを意識してスッキリ見せる

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最近の浴衣が着やすくなったのはわかりました。しかし着やすくて管理がしやすい浴衣の多くは若者向け(もっと言うとギャル向け)だと思い込んでいませんか?現代のデザインでも30代の女性を華やかに美しく見せるものはたくさんあります。

アラサー女性が浴衣を選ぶときに気を配るべきなのは「縦のライン」です。

浴衣には様々な柄があって、伝統的なものから2018年に流行っている柄がプリントされているものまで種類は豊富です。好きなものを着ればいいのですが、浴衣はボディラインを隠し筒のように見せる服なので、縦のラインを意識するとスマートに見えます。

縦縞の浴衣だけでなく、縦のラインを意識した柄配置になっているものや、縦にグラデーションがかかっているものがオススメです。カラフルすぎるものよりも色数が抑えられているもののほうが上品に見えます。

帯は浴衣の布地と同系色にするか、指し色にすると素敵です。自力で帯を巻けない人は飾り帯を選びましょう。浴衣が崩れてしまったときに直しやすいのでだらしない印象がなくなります。

生地は厚手のものではなく、絽や紗、木綿や麻が混ぜてあるものなど、夏らしく薄いものを選びましょう。化繊タイプでも透け感のある軽やかなものがオススメです。洗濯シワが目立ちにくい材質のものは管理が楽なので着るのが楽しくなります。

小物で差をつける

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浴衣の時に持ち歩くカバンといえば巾着が思い浮かびます。でも必ずしも巾着である必要はありません。カジュアルスタイルなら夏素材のかごバッグも似合うでしょう。

履物も素足に下駄ではなく、歩きやすいサンダルで構いません。クラシカルに決めるときには合いませんが、街中で遊んだりお祭りでデートするのなら足を傷めにくい普段から履き慣れているものをオススメします。靴擦れができると痛くて楽しめませんからね。

ギャル浴衣(ミニ丈、裾フリル)ほどの和洋折衷はさすがに似合わない年ごろですが、程よい和洋折衷はむしろカッコよく見えます。例えば髪飾りやピアスにガラスやアクリルなどのクリア素材を取り入れるなどです。敢えて浴衣をシックにまとめて、扇子や団扇で個性を出すのも良いですね。

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だらしなくなければ浴衣の着こなしはなんでもアリ!

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浴衣は庶民がお風呂上りに着る普段着です。本来格式ばる必要はまったくありません。着崩れてだらしなく見えるのはNGですが、楽ちん浴衣をかっこよく着こなして飾りに遊びを取り入れるのは、現代の庶民である私たちの自由です。安価な浴衣をセンス良く着こなせると素敵ですね。

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VENGA編集部
VENGA編集部です。コンプレックスを持つ女性に寄り添う記事をお届けします。

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