時間がないときは部分染め! 緊急時に使えるお手軽白髪染めアイテムとは?
はじめに
最近白髪が目立つようになった。気を付けているつもりだったのに、自分では見えない位置の白髪を指摘された。アラサー女性の多くがこのような悩みを抱えています。
若くあり続けたいわけではないけれど、白髪が生えるとショックですよね。どんなに髪のお手入れに力を入れていても、たった1本の白髪がキラリと輝くだけですべてが台無しです。
分け目や髪型を変えた時、ひょっこり顔をのぞかせる白髪。もう出かけなきゃいけないときに限って現れる憎いヤツ。しばらく染める暇はない、でも目立つ白髪だけでも応急処置したい。そんなあなたにおススメな白髪染めアイテムと使用法をご紹介します。
若白髪が増えている
近年になって、白髪に悩む若い男女が増えていると言われています。筆者も気になって美容師さんに質問したところ「詳しい数字は知らないけど個人的な体感ではかなり増えている」との答えが返ってきました。
筆者も30歳になるころに最初の白髪を発見しました。現代人に白髪多い理由はいくつかありますが、筆者の場合は(おそらく)ストレスでした。
ストレス
ストレスを受けると自律神経が乱れます。自律神経が乱れると毛細血管が収縮して、頭皮に十分な血液と栄養が行き届かなくなります。栄養不足の毛根は髪を黒く染める物質・メラノサイトを分泌できなくなって白髪が発生すると考えられています。
若くて白髪が出始めたばかりなら、ストレスを取り除くことによって毛根が元気を取り戻し、再び黒髪が生えることがあります。筆者に白髪が生えたとき、仕事がうまくいかなくて悩んでいました。その後問題が解決すると、白髪が減りました。
不規則な生活
偏った食事や睡眠不足も、毛根への正常な血流を乱します。成長ホルモンも減少し、新陳代謝が悪くなります。現代人はなにかと忙しいので、ストレスと不規則な生活が相まって白髪が発言するケースが多いようです。
同様に運動不足も血行不良を引き起こすので、白髪の原因になります。若白髪は一種の現代病なのかもしれませんね。ただ白髪が出始めたばかりなら生活を改善することで進行を食い止められるので、まだまだ諦めるにははやいですよ!
遺伝
すべてが遺伝で決まるわけではありませんが、親が若白髪体質だと子も若白髪になる可能性が高くなります。筆者の母も30歳ごろから「白髪1本抜いたら1円あげる」とよく言っていた記憶があります(苦笑)
カラーリングによる毛根へのダメージ
アラサー世代だと一度もカラーリングをしたことがない人は少数派だと思います。2010年代に入ってからは「清楚系」や「黒髪」が流行っていますが、00年代や90年代の若者は競うように染めていましたよね。
カラーリングに使う染料やブリーチ剤は毛根や頭皮にダメージを与えます。パーマ液もです。10代から薬剤でいじめすぎた結果、20代や30代で毛根が力尽きてしまった……というわけです。心当たりがある人は、今からでも遅くないので毛根を大事にしてあげてください。
病気
急激に白髪が増えた場合は、病気を疑う必要があります。健康な髪を保つには、成長ホルモンが必要です。ホルモンバランスが崩れる病気、たとえば甲状腺機能低下症などは白髪が増える代表的な病気です。
白髪の応急処置は部分染めで対応
白髪は通常のカラーリング剤では染まりません。専用の白髪染めが必要です。30代にして白髪染めなんて……と美容室でショックを受けることは多々ありますが、それはさておき、この記事では美容室へ行くまでの一時しのぎについて考えます。
マスカラタイプの部分染め
髪が長い人にオススメなのが、マスカラタイプの部分染めです。まつ毛や眉毛用のマスカラと同じように、染め液につけたブラシを白髪にスッと滑らせます。ピンポイントで染められるので、急いでいるときでも安心です。
スティックタイプの部分染め
すでに白髪染めをしている人の髪が伸びて、根本の白さが気になる場合に便利なのがスティックタイプの部分染めです。また一部だけに白髪が集中している人も使えます。リップスティック程度のサイズから、もう少し広い範囲をカバーできる太目のものまであります。持ち歩けるので気づいたときにカバーできます。
スプレータイプの部分染め
スプレータイプはあまりオススメしませんが、緊急時には選択肢としてはありでしょう。学生時代に、頭髪検査を潜り抜けるために黒染めスプレーを使ったことがある人も多いと思います。
現在は染めスプレーの価格が下がっていて、ハロウィンのコスプレに用いる人が増えています。あまりに安いものには身体に悪い成分が含まれている可能性もあるので、常用するのはやめておくのが無難です。
まとめ
白髪は量が少なく、チラチラ光って目立つときが一番老けて見えます。白髪に気づいたけど美容室に行ったり自分で染める時間がないときは、応急処置で隠しちゃいましょう。そして生活習慣を見直して身体をいたわり、時間ができたら美容師さんに相談してくださいね。