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老廃物よさらば! リンパマッサージでデトックスダイエット

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リンパの流れが悪くなると老廃物がたまっていきます。身体に悪いだけでなく、むくみやセルライトの原因になります。リンパマッサージで老廃物を流すデトックスダイエットをご紹介します。

はじめに

引用元: https://www.pakutaso.com/

美容やダイエットに関心があるなら、必ず聞いたことがある「リンパマッサージ」。ながら運動の一種なこともあって、よくオススメされますよね。とはいえやったことがない、具体的なことは知らないという方も多いのではないでしょうか。

リンパマッサージを行うと老廃物が体外に排出されやすくなり、むくみが消え、デトックスダイエット効果が得られます。代謝もよくなって身体が温まります。ぜひリンパの流れを改善して、健康的で痩せやすい体質を目指しましょう!

リンパってなに?

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私たちが「リンパ(液)」と呼ぶものの正体は、毛細血管から染み出した体液で、おもに血漿成分で構成されています。細胞の間を流れる間質リンパと、リンパ管の中を流れ全身をめぐる管内リンパの2種類がありますが、違うのは濃度だけで成分は同じです。

血液は全身の細胞が必要とする栄養や酸素を運んでいます。しかし直接受け渡しすることはありません。血管と細胞の間にあるのが間質リンパで、動脈血から受け取った栄養と酸素を細胞へ届け、かわりに細胞から各種老廃物を受け取る役目を担っています。

老廃物のうち血液ガス(二酸化炭素)は毛細血管へ吸収され、それ以外の老廃物や病原体はリンパ管へ吸収されます。つまりリンパの流れが悪いと、老廃物がいつまでたっても体外に排出されないのです。たまった老廃物はむくみやセルライトの原因になります。

筋肉が衰えるとリンパの流れが悪くなる

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全身に張り巡らされている血管とリンパ管。それぞれ血液とリンパ液が流れています。役目は似ていてお互いを補い合っていますが、実は大きな違いがあります。それはポンプ役の有無です。

血管とつながるポンプは心臓です。心臓が脈動することによって、全身に血液がめぐっていきます。

一方リンパには心臓のような全体を動かすポンプはありません。全身の筋肉がポンプの役割を担っています。老廃物などをリンパ管の中へ押し込むのも、リンパ管の中のリンパ液を流すのも、すべて筋肉の動きによって起きているのです。

夕方になるとふくらはぎがパンパンにむくむのは、筋肉の衰えによって、血流だけでなくリンパの流れが悪くなっていたからなのです。

老廃物と脂肪が絡まって固まるとセルライトになってしまいます。むくみ解消やセルライト予防のためにも、リンパマッサージできちんとデトックスしたいですね。

リンパマッサージの場所と方法

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リンパ系は身体中にはりめぐらされています。といっても常に血管と接しているわけではありません。

毛細血管から老廃物をふくんだリンパ液を回収したリンパ管は、上半身の右側は右リンパ本管、それ以外は胸管へと集まり、最終的には鎖骨下静脈と合流します。

特にマッサージすることによって得られる効果が大きい部位は鎖骨、ふくらはぎ、ふとももです。重点的にマッサージしましょう。

お風呂上りにクリームを塗って、温かい部屋でマッサージするとより効果的です。

鎖骨(鎖骨リンパ節)

鎖骨下静脈はリンパの終着点です。鎖骨周辺のリンパの流れが悪くなると、全身のリンパの静脈への合流が妨げられてしまいます。指で鎖骨を挟むようにして、身体の中心部から肩の方へむかってあげましょう。

また肩をグルグルと回すと、肩甲骨を中心に鎖骨付近の筋肉がほぐれるので効果的です。特に時間や場所を選ばずにできるので、肩こり解消をかねてこまめに行いましょう。

ふくらはぎ

デスクワークなどで一日中同じ姿勢を続けていると、夕方にはふくらはぎがパンパンに張ってしまいます。筋力が低下していることも多いので、老廃物がたまりがちです。

まずは膝裏に親指以外の4本の指をあて、ゆっくりと外側から内側にむかって回し、リンパ節をほぐします。

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次にふくらはぎをマッサージします。足首から膝に向かってリンパ液を押し上げるイメージで行います。両手でふくらはぎを裏からはさみ、ぎゅっぎゅっとほぐしていきます。力をいれすぎるとアザになるので気を付けてください。

太ももと脚のつけ根

脚のつけ根部分にある「鼠径(そけい)リンパ節」は、下半身のリンパが必ず通る関所です。手のひらや親指でマッサージしましょう。ちなみにリンパは太ももの内側に集中しています。

次に、ふくらはぎと同じように、膝から脚のつけ根にむかってリンパ液を押し上げるイメージでマッサージします。雑巾をしぼるように手で太ももをもみながら、脚のつけ根にむかって手を動かしましょう。

そして足がほぐれたら、両手をこぶしにして膝に押し当て、つけ根にむかってスーッと移動させましょう。太ももの表、裏、外側、内側、4方向満遍なく行ってください。

その他

おへその少し上に、乳び槽と呼ばれる、胸管の起点があります。下半身から戻ってきたリンパ液と、腸から戻ってきたリンパ液が合流する重要な場所です。

リンパマッサージとは少しことなりますが、おへそに手を当てて姿勢を正し、腹式呼吸を心掛けましょう。乳び槽の周囲の筋肉に力が入るので、リンパの流れがよくなります。

ついでに下腹部をさするときは、大腸の巻いている方向にあわせて、時計回りに手を動かすようにしてください。

まとめ

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ブヨブヨだったりカチカチだったりする脂肪の周辺に、老廃物がたっぷり溜まっていると考えるとなんだかゾッとしますね。リラックスして眠るためにも、美肌をゲットするためにも、リンパマッサージでデトックスダイエットに挑戦してみてください。

venga
VENGA編集部
VENGA編集部です。コンプレックスを持つ女性に寄り添う記事をお届けします。

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