リフレクソロジーとマッサージの違いって?
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足裏を刺激してリンパの流れや血流を整えるリフレクソロジー。サロンで受けるマッサージもあれば、整骨院で受ける本格的な施術もあります。立ち仕事が続いたり忙しいときには、どちらの施術も疲れが取れて体が楽になるものです。サロンで受けるリフレクソロジーや足裏マッサージと、整骨院で受ける施術には違いがあるのでしょうか。
はじめに
サロンによっては「肩リフレ・腰リフレ」といった、一見するとマッサージのようなメニューがあったり、「足裏マッサージはリフレクソロジー専門店で」といった広告を見かけることもあります。その一方で、本格的な整体院などで受ける施術もマッサージと言われます。足裏マッサージとリフレクソロジー、リフレやほぐしと整体マッサージなど、それぞれの違いについて調べてみました。リフレクソロジーと足裏マッサージの違い
「リフレクソロジー」と聞いてイメージするのは足の裏への施術です。実際にリフレクソロジーを受けているときは、足裏をマッサージされているのと感覚としては同じですが、リフレクソロジーとマッサージにはいくつかの違いがあるようです。https://pixabay.com/
足裏の反射区を刺激して体を整えるリフレクソロジー
リフレクソロジーとマッサージの1番の違いとして、リフレクソロジーという名前の由来にもなっている「反射区」という考え方があります。反射区とは、全身に対応する足の裏のさまざまな部位を刺激して、体の調子を整える施術です。 リフレクソロジーはゆったりとリラックスするような優しい刺激で、免疫や自然治癒力を高めるはたらきもあるといわれています。ツボを刺激する足裏マッサージ
足裏マッサージで刺激するのは「足つぼ」と呼ばれる部位です。考え方はリフレクソロジーと似ていますが、リフレクソロジーに比べると足裏マッサージの刺激は強く、人によっては耐えられないほど痛みを感じることもありますし、逆にそれくらい痛くないと効いた気がしない、という人もいます。https://www.photo-ac.com
リフレクソロジーも足裏マッサージも目的は同じ
リフレクソロジーも足裏マッサージも、痛みの強さや考え方に違いはありますが、体調を整えて健康維持するために行う、という意味で目的は同じです。強い刺激が好きなのか、ゆったりとした刺激の方がいいのか、好みによってどちらを選んでもよいようです。マッサージは免許がないとできない?
リフレクソロジーと足裏マッサージのほかにも「腰リフレ」「肩ほぐし」といったメニューが選べるサロンがあります。その一方で、あん摩やマッサージは国家資格を持っている人しか施術してはいけないとも聞きます。リフレクソロジーや足裏マッサージと、免許が必要なマッサージにはどんな違いがあるのでしょうか。https://pixabay.com/
マッサージとは
マッサージとは、体を擦る、もむ、叩くといった刺激を与える技法のことで、筋肉の痛みを和らげたり、緊張を緩和したりする目的で行う施術です。日本では、国家資格を持っている人しかあん摩やマッサージを施すことはできないと法律で定められています。リフレクソロジーやリラクゼーションはマッサージではない?
リフレクソロジーや足裏マッサージ、腰リフレや肩ほぐしなど、さまざまな名前の施術も、目的や内容はマッサージと同じです。しかし、リフレクソロジーやリラクゼーションといったマッサージを施す人のすべてが免許を持っているわけではありません。実はリフレクソロジーや足裏マッサージは、条件によっては免許を持っていなくてもOKなのです。https://pixabay.com/
すべてのマッサージに免許が必要なわけではない
リフレクソロジーや足裏マッサージ、リラクゼーションなど、癒しやほぐし、リラックスが目的で健康に害を及ぼす恐れのないものについては、国家資格がなくても施術が可能となっています。医師の指導の基に行われるスポーツマッサージや鍼灸、はり治療といった施術には資格が必要となります。整体院でもほぐしマッサージは受けられる
癒しやほぐしを目的としたマッサージは、国家資格を持つマッサージ師が在籍している整体院でも受けることができます。腰痛や関節痛など、治療が必要な症状があるときには、サロンよりも整骨院や整体などでマッサージを受けるのがおすすめです。整骨院に限らず、国家資格を持っている人から施術をしてもらえるサロンもあります。https://pixabay.com/
サロンのマッサージにしかないメリットも
リフレクソロジーやほぐしマッサージで医療的な治療をすることはできませんが、サロンで受ける施術には香りのよいアロマオイルやフットバスを使ったり、フェイシャルや角質マッサージなど、美容のケアやリラックスできるというメリットがあります。体の不調をしっかり診てもらうか、美容やリラックスを重視するかによってどちらにするかが変わってきます。https://pixabay.com/