ニキビに絆創膏やキズパワーパッドって効果あるの? メリットやデメリットは?
はじめに
ニキビができてしまうことは誰にでもあります。そんな時は洗顔に力を入れたり、市販の薬などを使って早く治そうと努力しますよね。
女性の場合は、お顔の目立つ部分にニキビができてしまっても絆創膏を貼って仕事や外出するのは、人の目もあるしかなり気になってしまうのではないでしょうか。
でも、休日や外出予定のない時に家の中で貼っておく分には問題ないかも? 絆創膏やキズパワーパッドを貼って少しでも治りが早いのであれば、是非活用したいと思いませんか?
今回はニキビに絆創膏やキズパワーパッドは果たして効果があるのかないのか!? を詳しくご紹介しましょう。
ニキビに絆創膏を貼るのは効果あり?
ニキビに絆創膏を貼ると、貼らずにそのままで治す方法よりも治りが倍近く早いんですって!それなら絶対に絆創膏を貼ってニキビ治療をするべきですよね。でも、これって何も考えずに貼るだけじゃ効果がありません。もっとも効果的に絆創膏を貼るにはどうすればいいのでしょうか?
夜間の寝ている時に使う
夜寝る前に、しっかり丁寧に洗顔をしてからニキビ治療のための薬を患部に塗りましょう。これで寝ている間に無意識にニキビを触ってしまったり、寝具と擦れて薬が落ちてしまったりニキビが潰れてしまうのを防ぐことができます。
朝起きたら、丁寧に洗顔をしてからキレイな絆創膏に取り換えるか、また夜になったら新しいものを貼るようにしましょう。絆創膏は普通のものでかまいません。
ピッタリ貼らない
ニキビ治療に絆創膏を貼る時には、絶対にピッタリ隙間なく貼ってはいけません!少し緩めにニキビを潰してしまったり、押さえつけてしまわないように十分に注意して貼ってくださいね。
ピッタリ貼ると、毛穴を塞いでしまうこともあるので絶対に緩めに貼ってくださいね。赤く腫れ上がっているニキビには特に注意してふわりと貼るようにしましょう。剥がす時には慎重にゆっくり剥がしましょう。
絆創膏でニキビが悪化?
ニキビを早く治すために絆創膏を貼ったのに、逆にニキビが悪化してしまうことってあるのでしょうか。
絆創膏を、普通の傷と同様にピッタリと貼るとニキビが押し潰されてしまうために、ニキビが潰れて、悲しいことにニキビ跡が残ってしまうことがあります。
お肌には個人差があるので、絆創膏を貼ることで肌がかぶれてしまったりニキビが熱を持ってしまって湿度が上がってしまい、更にニキビが酷くなってしまう場合もあるようです。
絆創膏のガーゼ部分には、傷を治すための薬が塗られているんです。この薬もニキビに刺激を与えて悪化してしまう原因にもなるんだそうです。
ニキビにオロナインを塗って絆創膏を貼る
ニキビに絆創膏を貼って、良くなったと効果を実感する人もいれば悪化してしまう人もいます。では、ニキビにオロナインを塗ってから絆創膏を貼ると効果はどうでしょうか?
オロナインって、傷薬と思っている人も多いかも知れませんが、実はニキビに一番効果をもたらしてくれる薬なんですよ!吹き出物やお肌のカサカサにも効果があります。副作用のあるステロイド剤は入っていないので、安心して使えます。
赤ニキビの殺菌や消毒だけでなく、白ニキビや黒ニキビに対しても使えますが、膿を持っているニキビや痛みを伴うニキビにはダメみたいです。
オロナインは、ニキビに対して効果のある薬ではありますが絆創膏を貼るのはニキビの悪化を招く恐れがあると言われています。絆創膏を貼るのではなく、少量のオロナインを軽くニキビにすりこんでから、ベタベタするのが気になる場合には清潔なタオルやガーゼで拭き取りましょう。
キズパワーパッドってニキビにも効くの?
絆創膏と違うのは、キズパワーパッドは傷口を潤わせておくことで自然治癒力を高める効果があります。傷口を素早くキレイに治してくれるという評判です。
キズパワーパッドが、この湿潤療法で効果を発揮するニキビは、白ニキビ・黒ニキビ・赤ニキビ以外の「「潰れちゃったニキビ」または「潰しちゃったニキビ」です。潰れていないニキビには、キズパワーパッドは使っちゃダメです。
キズパワーパッドを貼る前に必ず、潰れているニキビの中の膿みを完全に取り除いてキレイにしましょう。潰れたニキビが空気に触れると細菌が入り込んでしまいますが、キズパワーパッドを貼ることで、水分や細菌類からしっかりと守ってくれる効果があります。
潰れたニキビに貼ったキズパワーパッドは、症状が良くなるまで毎日貼っておきますが、必ず毎日新しいものに取り替えるようにしましょう。
キズパワーパッドのメリット&デメリット
お顔のニキビにキズパワーパッドを貼るからには、結構目立つしきれいに治したいですよね。そのためには、貼る前に必ずメリットやデメリットを把握しておく方が良いのではないでしょうか。
メリット
潰してしまったニキビにキズパワーパッドを貼るメリットは、ニキビの治りが早く、ニキビ跡も残らずにきれいに治すことができます。
色も肌の色に程近いので、近くで見ないとキズパワーパッドを貼っているとは気づかれないかも知れません。
ニキビの傷口が外気に晒されることもないので、皮膚の神経が守られて痛みを感じることもなく、完全防水なので顔を洗っても剥がれにくいというメリットがあります。
なにがなんでも、自然治癒するのを待つよりも早く治したい!と思う人には、何もしないで置くよりもキズパワーパッドを貼ると普段の半分ぐらいの日数で治ると言われています。
デメリット
デメリットとしては、肌にしっかり密着させて貼るものなので、最低3日間着けている間に、肌に強いかゆみを感じることがあります。ここで掻き毟ってはキズパワーパッドの効果はありませんので我慢しましょう。でも、どうしてもかゆくてたまらない時には剥がしちゃってもOKです。
キズパワーパッドは、結構大きいのでダイレクトにそのままの大きさで貼ると残念なことに目立ってしまいます。それぞれのニキビの大きさに合わせて、清潔でよく切れるハサミで丸くカットしてから貼ることをおすすめします。
貼る前にニキビ周辺のお肌の水分をきれいに拭き取ることを忘れないで下さいね!カットしてからすぐに貼らないで、貼る前には手の中で1分以上しっかり温めてから貼るとメッチャよくくっ付きます。貼った後にも手で温めてあげると更に粘着効果が上がります。
まとめ
いかがでしたか? 昔はニキビができたら乾燥させて自然に治すというのが普通でしたが、今では絆創膏やキズパワーパッドを使用して治療をする方法もあります。
個人の肌質によっては、粘着剤がかぶれを起こすこともあるので、使用の際には十分に注意して使用して下さいね。
どちらも貼る前にはニキビ周辺の汚れをしっかりと取って水分も拭き取ってから貼るようにしましょう。