制汗スプレーとは?デオドラントで爽やかな印象に!
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「汗ばむ季節に、シューっと一吹き」というナレーションで、誰もがどこかで、大体ひと夏に一度は目にするのがスプレータイプのデオドラント剤ではないでしょうか?でも皆さん、ちゃんと理解して効果的に使えていますか?
はじめに
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他のタイプのデオドラント剤に対して、容器も目立つ印象もあり、汗のにおいを気にしだす年頃には、まずは皆が最初に試すのも、大抵スプレータイプの制汗剤です。今回は、この制汗スプレーの基本事項編です。
制汗剤の入門編=制汗スプレー
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日本人女子であれば、制汗スプレーを使ったことのある人が殆どなのではないでしょうか?
早ければ小学校。中学・高校ならほぼ当たり前。色々な種類のモノを試している女子も珍しくないでしょう。特に近年、スポーツ女子も増加の一途ですし、日本人の除菌流行りは海外でも知られています。
でも皆さん、使用歴の長い人は多いようですが、本当に満足してリピートしていますか?
何故、誰しもがスプレータイプの制汗剤を使ったことがあるのでしょうか?それは、日本で販売されている制汗剤の多くがスプレータイプだからです。
そして沢山売られていて、買いやすい価格帯だから、よく考えないでイメージで買っている人が殆どです。
これって、他の物にも通ずる流れですね。では、あるべき選び方や使い方はないのでしょうか?そんなことはありません。
スプレータイプが合う人と、そうでない人もいますし、効果的な使い方もあるのです。
制汗スプレーが合う人、合わない人
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第一に、「私にはスプレータイプが合うのかしら?」という疑問から晴らしていきましょう。
如何に沢山売られているからと言って、全くお話にならないと判断する人が殆どであれば、これ程制汗スプレーもロングランになりません。
日本でこれ程長い間制汗スプレーが出回り続けている一因には、日本人の体臭が強くない点があげられます。要は「それなりに評価出来る」ということです。
ということは、ある一定の範囲に限っては問題なく使用し、更に効果を感じているのでリピート使用している、ということですね。
また一方で、殆ど効果を感じないが、他のものより安価で、みんなが使っているので何となくリピートしている人や、何が良いのか分からずに、みんなが使っているイメージのものを使っているという人もいるのは事実です。
もしあなたが、「現在使っているスプレータイプの制汗剤は、効き目時間の長さが短いという点を除いては満足」という感想をお持ちであれば、その制汗スプレーはあなたに合っています。
しかし、「まったく汗臭さや体臭を軽減するのに効果を感じない」という感想や「効果のあるなし以前に痒くなる」または「とにかく何回もスプレーして、制汗剤の臭いで誤魔化している」という方の場合、使用を控えたり、他の方法で制汗、消臭対策を講じる方が良いでしょう。
制汗スプレーの正しい使い方
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一番ありがちな間違いは、文字通りの「汗をかいたらすぐにシュー!」です。正しい使い方は、「汗をふき取って、綺麗にしてからシュー!」なのです。
その際の注意点としては、乾いたタオルは使わないこと。乾燥したタオルでは、臭い物質や雑菌はふき取れないで、肌が乾燥してしまうので更に汗をかきます。その都度水洗いして、清潔なタオルを使用しましょう。
また、外出先などで手早く対処したい場合は、自分の肌に合うウエットティッシュや汗取りシートを利用し、その後に自分に合った制汗剤を使います。
制汗スプレーの使用期限は?
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制汗剤やヘアケア剤などの場合、一日程度で洗い流されることが考えの基本にあるせいか、使用期限に頓着しない人も意外と多いようです。特に制汗剤の場合、使用期限の記載のない製品も殆どです。
でも、実はどうなんでしょうか?
実際、製品「Ban」に関し、メーカー(Lion)側の回答例も確認することが出来ます。
それによると、未開封なら3年程度経過したものでも、有効性、安全性、使用感上ともに問題ないように設計されているとのこと。
また、開封したものは、そのシーズン中に使い切ることを推奨していますが、前シーズンの使い残しを使用したい場合は、臭いの変化や中身の変色が認められない場合は使えるという内容になっています。
制汗スプレーの香りマナー
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最近は衣料用柔軟剤でも香りのバリエーションがかなり増え、すれ違っただけで色々な香料の香りを感じる機会が増えました。
個人的にはちょっと度が過ぎるのではないかと感じる場面もありますが、より多くの人の関心が臭いや香りに向かっているということかもしれませんね。
それだけに、香り使いは今後の日本での大人のマナーとして、もっと洗練されてくる可能性もあります。そんな中での制汗スプレーの香り…。
本来、自身の体臭や汗の臭いのケアを目的とした制汗剤の進化した形として、「良い香り」機能も付け加えたのが香り付制汗剤です。
しかし、元々体臭の薄い日本人が殆どの、この社会。庶民がお香を衣類に使う伝統は基本的になかった訳で、バランスのとれない状況になることも考えられます。
まずは香りの性質などを把握して、ストレスフリーに香りを楽しみましょう。
ベーシックな香りの種類は以下の3種類です。
・フラワー系(例:バラ、ジャスミンなど)
・果実系(ストロベリー、シトラスなど)
・ハーブ系(ラベンダー、ミントなど)
…更に最近はムスクなどのフェロモン系も増えました。
制汗剤だけでなく、衣料用柔軟剤や洗剤、香水、ケアケアやボディケア関連を含めた化粧品など、様々な分野でこれらの香料は使われています。
ということは、衣料用柔軟剤や洗剤と制汗剤がそれぞれ香り付で、更に香水やコロンなども使ったら、単純に考えても調和のある香りにはなりにくいですね。
なので、最も簡単で洗練された香り環境を手に入れるなら、少なくとも香料の種類を統一し、出来ればその日に使う香料は香水なら香水だけ。柔軟剤なら柔軟剤だけ。制汗剤なら制汗剤だけ。と決めることです。
もしも、既にお気に入りの香水やコロンがあるなら、他は無香料にするか、せめて微香性にとどめることをお勧めします。
特に香水やコロンを使うにはちょっと早い中学生や高校生には、ヘアケア製品やボディケア製品が香りのないものであれば、楽しめるものでしょう。
また、皮膚の弱い人は、香料の使われていない製品の方が、一般にマイルドであることを考慮して選びましょう。
無香料の制汗スプレーがオススメな理由
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こと、制汗剤に関しては、個人的に一番おススメするのが無香料です。特にきちんと制汗剤を使えていない人が陥りがちなのが、香料で誤魔化すというパターンです。
この場合、女子としてやるべきことは、きちんとした使い方を試みて、それでもダメなら「この制汗剤は自分に向いていない」ということを正面から受け入れ、別の商品などを試すことです。
その際、肌への刺激という点からも、まずは無香料のもので試して、効果があるようなら香り付のものも試してみてもいいかもしれません。
まずは一つの製品を試すにあたり、最初に使ってみるべきなのは無香料のバージョンということです。
まとめ
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まずは制汗スプレーに関する基本的な内容をご紹介しました。
ここで一番大事なことは、肌を綺麗にしてから制汗スプレーを使うことと、きちんと自分に合った物を探すこと、そして香りの乱用をしないことの3点でした。
簡単なことではありますが、是非実践してみてくださいね。