骨格もある程度は整えられる? トレーニングやマッサージで小顔になろう
骨格は変えられないと諦めないで!
身長は人によってかなり差があるのに対し、成人後の頭の大きさにはさほど差がありません。だから一般的に身長が高い人ほど頭身も高くなって、スタイルがよく見えます。逆に小顔であれば、身長が平均でもスタイル抜群になれるのは、安室ちゃんが証明しています。
とはいえ身長も頭の大きさも生まれつきがものをいいます。成長期が終わった成人なら、今後背が縮むことはあっても、高くなることはまずないでしょう。
それでは、いま顔が大きくてスタイルが悪い人は諦めるしかないのでしょうか。小顔になりたければ整形に頼るしかないのでしょうか。
そんなことはありません。人の骨格は日々の生活の積み重ねで少しずつ変わっていきます。整形のように劇的に変わることはありませんが、努力すれば今よりも小顔に見える骨格は手に入ります。
この記事では小顔な骨格を手に入れるためのトレーニングやマッサージをご紹介します。
骨格を緩ませる習慣はやめよう
学生時代、生物や保健体育の授業で骨格標本や筋肉の標本を見たことがありますよね。人の骨や筋肉はそれぞれお互いに影響を与えあっています。頭蓋骨は、顎(口)部分がとても複雑になっています。
頬杖は輪郭を歪める
テレビを見るとき、スマホをいじるとき、考え事をしているとき。無意識に頬杖をつくことはありませんか?
頬杖をつくと、手のひらに頭の重さを預けることになります。強い力で骨を押すことになるので、習慣化すると次第に骨格が歪んでいきます。輪郭が変わるだけでなくお互い支えあっていた骨がずれて、押さえる力が弱くなり、骨格が緩んでしまいます。
骨格を支える筋力が弱まる
現代は、面と向かったコミュニケーションよりもスマホ越しの文字によるコミュニケーションの方が盛んです。また食事も柔らかいものが好まれるようになっています。
顔面の筋肉が弱ると骨格を支える力も弱くなります。すると本来あるべき場所から骨がずれてしまいます。これも骨格が緩んでしまう原因です。
小顔をキープするためには姿勢を正して表情筋を鍛え、余計な負荷をかけないことが大事です。
マッサージで骨格を正そう
顔を動かさない生活や頬杖などが骨格を歪めることがわかりました。すでに歪んでしまった骨格を正すにはどうすればいいのでしょうか?
小顔マッサージ
一般的なマッサージは内側から外側へ向かって刺激を与えていきますが、小顔を作るためのマッサージは外側から内側へ刺激していきます。外へ向かって力を加えると、骨格がよりバラバラに緩んでしまうからです。
まずは手のひらで顎を挟みます。手のひらに顎を乗せて包み込むようなイメージです。そのまま顔の中心部にむけて優しく力を入れ、顎を持ち上げます。
次に頬を手のひらで挟んで、顎と同じように鼻に向かってゆっくりと押します。
頬骨が横に張っていると顔が大きく見えます。横ではなく前に出るように矯正しましょう。頬骨の上に指の腹を乗せ、顔の中心に寄せるように撫でます。
広がってしまっている骨を中心部に寄せるイメージで行いましょう。
リンパマッサージ
老廃物が溜まり栄養が行きわたりにくくなると、表情筋が衰えてしまいます。リンパマッサージをすることで表情筋がリフレッシュできます。またむくみが消えるとかなり小顔に見えるようになります。
顔の周囲や首にはリンパが集中しています。顎から耳にむかってリンパを流し、耳の下から鎖骨の中央に向かって撫でおろします。鎖骨の外側(胸や脇)にはリンパと血管が合流する部位があります。
表情筋を鍛えるエクササイズ
顔のサイズ感に大きな影響を与えるのは頬の筋肉です。口を動かすための筋肉を鍛えると、顎の骨を支える力が正常化します。また頬を中心とした表情筋を鍛えることで、たるみが解消されます。
歳を取ると人は自然と二重顎になっていきます。顎でたるんでいるお肉がスッキリと持ち上がるだけで、かなりの小顔効果が得られます。
まとめ! 毎日の習慣で骨格は変えられる
胸のお肉が重力に負けるように、顔の骨格も生活習慣に合わせて変わっていきます。手を使ったマッサージで正しい位置を教えてやれば、次第に小顔に変わっていきます。また骨格を歪める習慣をやめることで、これ以上顔デカになるのを防げます。表情筋の筋トレも併せて行えばより高い小顔効果が得られるでしょう。