見本からネイルチップを選ぶ
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憧れのネイリストになれる!? ネイルサロンに勤めるために必要な資格の取り方

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マニキュアやチップなどネイル用品が安く手に入るようになり、ネイルを趣味にする人が増えました。ネイリストになり、ネイルサロンに勤めるために必要な資格や、その資格の取り方を解説します。

はじめに

引用元: https://www.photo-ac.com/

インスタグラムで検索すると美しいネイル写真がズラリと並びます。ネイルサロンの広報アカウントもありますが、それ以上に個人アカウントの趣味ネイル写真がたくさんアップされています。

ネット通販が普及しネイル用品が簡単に手に入るようになって以来、個人でもプロ顔負けのネイル技術を習得する人が増えています。お手本はネットにたくさんアップされていますし、YouTubeでは動画を見ながら練習することができます。

様々な雑誌やWebサイトでネイルテクが解説され、不器用な人でも簡単なネイルアートなら自力で施せる時代になりました。また素人が制作したネイルチップを、アプリで簡単に販売できるようになりました。

以前より「ネイリスト」になるためのハードルは格段に下がっています。ネイリストとして働いてみたいと考える人も多いでしょう。この記事では、ネイリストになるために必要な資格や、ネイル技術を磨く方法をご紹介します。

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ネイリストとは

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ネイリストとは和製英語で、ネイルケアやネイルアートなど爪の美容に関わる職業についている人を指します。世界ではマニキュアリスト/ペディキュアリスト、ネイルテクニシャンと呼ばれています。ネイルサロンの施術士さんのことですね。

実は日本で職業・ネイリストになるために、特定の資格を取る必要はありません。本人が「私はネイリストです」と名乗れば、その瞬間からその人はネイリストです。

しかし現実的にはネイリストとして生計を立てていくためには、日本の民間資格や海外のネイル資格を取得する必要があります。民間資格や技能検定がネイリストとしての技能の証明になるからです。

もちろんネットが発達しているので無資格でも営業する方法はいくらでもありますが、よほど自己プロデュース能力に長けていない限り、生計を立てるレベルにはなれないでしょう。

ネイルサロン所属のネイリストになるためには資格や技能検定合格が絶対に必要です。無資格のネイリストを募集しているサロンはまずありません。逆にネイルが専門でない美容師やエステティシャンが資格・検定に合格することによって活動の場を広げることができます。

資格を取るならスクールがおすすめ

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日本では1985年に「日本ネイリスト協会(JNA)」が発足しました。マニキュアリストのことをネイリストと称したのはJNAです。JNAの関連組織「日本ネイリスト検定試験センター」がネイリスト技能検定試験を行っています。

ネイリスト技能検定は3級・2級・1級にわかれており、それぞれ実技試験と筆記試験があります。他にもJNAが主催するジェルネイル技能検定やネイルサロン衛生管理士検定など、様々な資格・試験があります。

これらの試験は規定を満たしていれば誰でも受けることができます。たとえばネイリスト技能検定3級の受験資格は義務教育を卒業していることです。ネイリストを目指す人は専門学校(スクール)派と独学派がいます。

専門学校へ通う

ネイルサロンの求人を見ると、専門学校卒とされている場合が多いです。独学でも検定に受かることはできますが、やはり専門学校で体系的に学んだ人の方が安心できるからです。

特にJNAに認定された専門学校を卒業すれば、ネイルに関する知識もネイル技術も一定基準を上回っていると保証されているようなものです。

平日昼間に週5日授業があるような専門学校に通うには、それなりにお金が必要ですがその分学びやすく、コンテストなどで技術を発表する機会もたくさん与えられます。

昼間に通う時間がない社会人なら、夜間コースも選択できます。

独学する

趣味でネイルアートを始めて、もっと高い技術を身に着けたいと思ったときに第一の選択となるのが独学でしょう。独学なら圧倒的に学費は安く済みますが、専門学校や夜間スクールと違って、ネイルサロン風のセットを準備するのが大変です。

また最新の技術の習得も不利です。情報感度が高く、いち早く流行に乗れるタイプの人でないと「時代遅れ」になってしまうでしょう。

ただ初期費用がほとんどかからないので、ネイリストを志したときはまず独学で勉強してみて、もっと本格的に学びたいと思った時点で専門学校を視野に入れるというのもアリだと思います。サロンを開くほどではなく、オリジナルネイルアートチップを販売する程度なら、独学でも十分です。

ネイリストとして働く

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ネイリストとして働くなら、まず思い浮かぶのは「ネイルサロン」ですよね。ネイルサロンにも色々あって、やはりお給料がいいのは大手ネイルサロンです。しかしその分技術とセンスが求められます。

最近は格安ネイルサロンが増えています。ネイルデザインやカラーを決めておくことで、短時間で大勢のお客さんをさばくことができます。

逆に個性を売りにしているサロンもあります。アニメキャラクターやスポーツチームのロゴなどをあしらう「痛ネイル」も需要があります。

自宅を改造して個人サロンを開いている人もいます。が、最初から個人サロンを軌道に乗せるのは難しく、たいていは大手サロンで修行したあとに独立します。ネイリストとして生計をたてるのではなく、副業的に行うのであれば、自宅サロンや出張サロンも可能でしょう。

メルカリなどのフリマアプリで自作のネイルチップを販売するという手もあります。こちらも生計を立てるのは難しいでしょうが、インスタグラム等のSNSで宣伝したり、自分の強みをアピールすることによってお客さんを掴むことは可能です。

ネイリストは常に技術を磨き続けるべし

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ネイリストとして生計を立てるにせよ、趣味で細々と施術するにせよ、必要なのは常に技術を磨き続けることです。ネイルに限らず美容業界は日々進歩しています。勉強をさぼればすぐに時代遅れになってしまいます。

また流行への感度も磨かなくてはいけません。

その年の流行色や、ファッションのトレンドによってネイルの流行も変わります。また季節によってネイルのテイストは入れ替わります。トレンドを見ながら季節を先取りできるくらい、流行に敏感でないとネイリストとして地位を確立していくのは難しいと思います。

まとめ

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ネイリストは誰でもなれる職業です。しかしネイリストとして生計を立てるのは生半可な覚悟では難しいでしょう。それでもネットにはお手本になるたくさんの素敵なネイル写真がアップされていますし、練習用のネイル用品は安く手に入ります。ネイルが好きならまずは独学から挑戦してみてはいかがでしょうか。

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VENGA編集部
VENGA編集部です。コンプレックスを持つ女性に寄り添う記事をお届けします。

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