贅沢気分も味わえる!? ハーブティーでストレス解消しよう!
はじめに
1月は居ぬ、2月は逃げる、3月は去るといいますが、年度末は師走と並んで社会人が忙殺される時期です。季節の変わり目や花粉症も重なって、疲労とストレスが溜まる一方。身体を壊す前になんとかリフレッシュしたいですよね。
休暇が取れれば一番いいのですが、そうもいかないのが社会人の辛いところ。
有休を使わずに忙しい毎日に取り入れられるストレス解消法としておすすめなのが、ハーブティーを飲むことです。コーヒーや紅茶のかわりにハーブティーを淹れて、健康的にリフレッシュしちゃいましょう!
ハーブティーとは
ハーブとは香りが強く、人々の生活に有用な効果を与えてくれる植物のことです。日本語では香草と呼んでいました。古代には薬草として珍重されたハーブは、ヨーロッパではキリスト教文化とともに日常生活に根付き、広く愛用されてきました。
ハーブティーは、ハーブを湯に浸出したり煎じて作る伝統的な飲み物です。用いるハーブによって味や効能はさまざまです。溶けだした有効成分ごと湯を摂取するので、ハーブそのものを摂取するのに比べ身体への負担が少ないのが特徴です。
カフェインが入っていないので、ついコーヒーや紅茶を飲みすぎてしまう人にもぴったりです。薬とはちがって穏やかな作用で身体の調子を整えてくれる効果が期待できるので、近年人気が高まっています。
ハーブティーにはティーバッグもある
ハーブティーと聞くと「高価なお茶セットが必要なのでは?」「きちんと計量して、蒸らし時間も守らなくてはいけないのでは?」と思うかもしれません。
もちろん正式な淹れ方はやや複雑です。しかしそれは、コーヒーでも紅茶でも日本茶でも中国茶でも同じこと。ストレス解消が目的なんですから、好きな方法で、自分が「おいしい」と感じるように淹れればいいのです。
専用のティーポットも販売されていますし、値段は紅茶のポットと大差ありません。極論をいえば、ハーブとお湯と茶こしがあればハーブティーは作れます。高価な茶器がなくても問題ありません。
紅茶と同じようなティーバッグを使えば、お湯を注ぐだけでちょっと贅沢なティータイムを楽しめます。使い終わった茶葉(ハーブ)の始末が簡単なのがポイントです。(ティーポットを使うと、茶こしについたハーブを洗うのが少し面倒です…)
「POMPADOUR」シリーズ(日本緑茶センター株式会社)をよく見かけます。紅茶で有名なリプトンも、スーパーで手に入れられることが多いようです。
ハーブティーを飲むのが初めてという方は、いろいろな種類がまとめられているアソートタイプのものを選ぶといいでしょう。いくつか飲めば、自分にあうものが見つかりやすくなりますよ。
ストレス解消に役立つハーブティー
ハーブティーといえば、ミントやカモミール、ローズヒップなどが有名です。この項目では、ストレス解消に効果があるといわれるハーブをいくつかご紹介します。
カモミールティー
ストレス解消といえば、やはりカモミールティーでしょう。カモミールはキク科の植物で、白い可憐な花を咲かせます。ハーブの中では香りの強さが比較的穏やかで、リンゴにも似た甘くて優しい味がします。
癖が少ないのでハーブティー初心者におすすめです。リラクゼーション効果が強く、消化器官を整える働きもあります。ホルモンバランスを整えてくれるので、女性特有の悩み(生理痛や冷え性)を改善する助けにもなってくれます。
レモンバーム
レモンバームは心を穏やかにする力の強いハーブです。不安や緊張をほぐし、イライラを鎮めてくれます。抗うつ作用もあるといわれています。香りはレモンに似ていますが、酸っぱくはありません。ヨーロッパでは長寿のハーブとされています。
ジャスミン
中国茶として有名なジャスミンティー。ペットボトル飲料としても人気がありますよね。実はこれもハーブティーの一種なんです。ジャスミンにはリラクゼーション効果とともに、気分を高揚させる効果があります。落ち込んでいるときに飲みたいですね。
ほかにもいろいろなハーブティーにストレス解消効果があります。ハーブはブレンドするとさらに風味や効果を増します。効能ごとにパッキングされたティーバッグを買うのもいいですし、慣れてきたらハーブ専門店でブレンドしてもらうのも楽しいでしょう。
まとめ
実は簡単に淹れられるハーブティー。仕事中のお茶をハーブティーにすれば、いい香りに包まれて、気分も能率も上がるかもしれませんね。ストレス解消におすすめです。ぜひ試してみてください。