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街角に停められた自転車
Lifehack

自転車は軽車両! 免許不要だからこそ交通ルールを遵守して安全に乗ろう

街角に停められた自転車
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都市部では生活するのに自動車は不要です。自然と自動車免許を取得しない人やペーパードライバーが増え、交通ルールをあまり理解できていない人の割合が増えます。若年層を中心に人気の自転車は免許こそいりませんが「軽車両」に分類され、歩行者よりも守るべきルールがたくさんあります。自転車に乗る前に交通ルールを再確認しましょう。

自転車の交通ルール、知っていますか?

雪と転んだ自転車
引用元:https://pixabay.com/ja/

2019年のゴールデンウィークは高齢ドライバーによる死傷事故が続発しました。加害者が社会的地位の高い人物(いわゆる「上級国民」)であったり、被害者が子供や若者ばかりだったり、安全であるはずの公園内に突っ込んだりといった理由で、春の交通安全運動は例年以上に大きく取り沙汰されました。

高齢者の自動車免許返納がなかなか進まないことが問題視されていますが、実は今年に限れば返納数が上昇しているそうです。2018年12月23日、上皇陛下(当時は天皇陛下)は85歳の誕生日を迎えられましたが、免許を更新せずに運転を卒業されました。上皇陛下にならって、平成の終了と同時に免許返納した高齢者は大勢いるということです。

事故といえばアクセル/ブレーキ踏み間違いと煽り運転ばかりニュースになりますが、それでは若い世代は交通ルールを完璧に守れているのかというともちろんそんなことはありません。歩きスマホや自転車の危険運転はしょっちゅう見かけますよね。

「若者の車離れ」と言われて久しいですが、実際問題、都市部なら自動車無しでも生活できます。免許取得にかかる費用が増えていることもあって、そもそも免許を取得しない人も増えています。身分証代わりに原付免許を取得して、完全なペーパードライバーになっている人も多いでしょう。

免許を取得しないということは、交通ルールを改めて勉強する機会がないということです。徒歩と公共交通機関のみで過ごすならそれでもかまわないかもしれませんが、自転車に乗る人は注意が必要です。

法律上自転車は「軽車両」に分類されます。免許こそ不要ですが、自転車も立派な車両の一種なのです。しかも近年人気の電動アシスト付き自転車やロードバイクなら、原付の制限速度である30km/h以上のスピードを簡単に出すことができます。

自転車に乗る人は、自分が加害者になる可能性を考えて運転すべきです。また交通ルールを守らなかったばかりに事故を起こし、取り返しのつかない障害を負ってしまう可能性だってあります。

この記事では自転車が守るべき交通ルールを解説します。

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交通ルールは自転車乗りを事故の加害・被害から守ってくれる

下町を走る自転車
引用元:https://pixabay.com/ja/

自転車は軽車両です。交通における立場としては、歩行者より強く、自動車より弱い存在です。歩行者に対して加害者になる可能性もあれば、自転車やバイクの被害者になる可能性もあります。交通ルールを遵守することが事故を防ぐことに繋がります。

イヤホンを外す(できれば両耳)

スマホやiPodで移動中に音楽やラジオを聴くのは今や当たり前のこととなりました。好きな曲を聴きながらノリノリで漕ぎたい気持ちはよくわかりますが、自転車を乗っているときはイヤホンを外すべきです。

イヤホンで耳をふさいでしまうと、歩行者や自動車が近づいてくる音に気付かない危険性が高まります。自治体によっては「片耳だけならOK」と見なされることもありますが、都内在住なら両耳とも外しておくのが無難です。

ただし曲やラジオを聴くのがダメなわけではありません。外部の物音が聞こえない状態になるのがよくないので、指向性の高い小型スピーカーや、耳の穴をふさがない骨伝導イヤホンを利用すれば音楽をかけることはできます。

傘をささない

自転車のブレーキは両手のグリップ部分にあって、右ブレーキが前輪、左ブレーキが後輪に割り当てられています。

雨の日や日差しの強い日に傘を差しながら乗ってはいけません。傘で片手が塞がるとハンドル操作とブレーキングがおろそかになるからです。

大阪を中心とした関西圏ではママチャリのハンドル部分に傘用のホルダーをつけるのが流行っていましたが、それも現在は禁止されています。視界が狭まりますし、風雨によって傘が倒れる危険性もあります。また転んだときに傘が凶器になることもあるからです。

左側通行の方が安全

日本では、歩行者が右側通行で、それ以外の車両に該当する乗り物はすべて左側通行と定められています。自転車が車道を走る場合は必ず一番左側を走ります。

2015年の道交法改正時に自転車の左側通行はかなり周知されたはずですが、いまだに右側を走っている人を見かけます。横着してちょっとの間という人もいますが、中には「左側を走ると、後ろからくる自動車が見えなくて怖いから」という理由で右側通行を続けている人もいます。

確かに対向車が目視できる右側通行の方が気分的には楽かもしれません。しかし実際には左側通行の方が圧倒的に安全です。特に自動車と接触してしまった場合は、左側通行の方が被害が少なくなります。

自動車が30km/h、自転車が15km/hで走っているとします。

左側通行の場合、自動車と自転車の相対速度は30-15で15km/hです。しかし右側通行していると相対速度は30+15で45km/hにもなります。自動車は自転車をよける義務があります。速度差が縮まる左側通行の方がよけやすいので事故が減ります。

後続車へ見せる「ハンドサイン」を知っていますか?

集団でポタリング
引用元:https://pixabay.com/ja/

自転車との衝突事故を自衛しよう! 歩行中も周囲の状況や自転車の動きに注意して」の記事でも紹介しましたが、自転車は必ずしも車道を走らなくてはいけないわけではありません。車道を走るときは自動車やバイク、歩道を走るときは歩行者と接触する危険性があります。

自動車やバイクと違って、自転車には方向指示器やブレーキランプがついていません。周囲に次の挙動を伝えることが困難です。

事故を防ぐため、道路交通法では手信号(ハンドサイン)が定められています。

右折・左折・停止の3つが基本

ハンドサインは8種類ありますが、日常生活の中で用いるのは「右折」「左折」「停止」の3種類くらいだと思います。

右折と左折は非常にわかりやすいです。右折するときは右腕を肩の高さに上げて右を指さします。左折も同様に左腕を肩の高さに上げて左を指さします。

停止は注目していないと見逃すかもしれません。左手を背中に回し腰に当て、手を開いてパーにすると停止の合図です。

ハンドサインは普及していない

アラサー世代なら、小学校1年生のときに交通安全教室で基礎的な交通ルールを学んでいるはずです。交通安全教室では自転車の交通ルールも学びますが、ハンドサインについては習っていないのではないでしょうか。

というのも、ハンドサインを出すと一時的に片手運転になってしまうからです。スポーツ車に乗って本格的なポタリング(サイクリング)をするならともかく、街中でママチャリに乗る程度ならハンドルをしっかり両手で握ることの方が大事だからです。

はっきり言ってハンドサインを出す必要はないと思います。知らない人の方が多いので、ハンドサインを出すくらいなら「止まります」「左に曲がります」と声を出した方が危なくないです。しかし最近はロードバイクに乗る人が増えているので、知っていて損はないでしょう。

被害者・加害者にならないためにルール遵守!

自転車に乗る子供たち
引用元:https://pixabay.com/ja/

自転車は免許がいらないので誰でも乗れます。車両の中では最も立場が弱く、しかし歩行者と接触すれば命に係わる事故に発展する危険性もはらんでいます。

誰もが気軽に乗れて、誰もが交通事故の被害者/加害者になる可能性があるからこそ、交通ルールをしっかり守る必要があります。また、たかだか自転車とあなどらず、自転車用の保険に入っておきましょう。

さらに日が落ちた後に自転車に乗る場合は、自転車本体だけでなく服や鞄にも反射板をつけると事故を減らせます。ウォーキングやランニングをするときも同様です。自転車に限らず有酸素運動ダイエットをするときは目立つ格好をしてくださいね。

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VENGA編集部
VENGA編集部です。コンプレックスを持つ女性に寄り添う記事をお届けします。

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