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【2019年5月】梅雨入り前なのに早くも30℃超え! 急に暑くなったときの熱中症対策とは

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2019年5月も下旬に入り気温が高まりました。令和になって初めて東京でも最高気温が30℃を超え、早くも7月並みの夏模様となっています。急激な気温の変化は身体に大きな負担をかけます。熱中症対策は真夏と同じくらい厳重に行うべきです。今日からできる熱中症対策の基本をご紹介します。

2019年5月最終週は早くも夏の陽気に

サングラスとレモン水
引用元:https://pixabay.com/ja/

2019年5月24日(金)、東京都千代田区で31.0℃を記録しました。2019年&令和元年初の真夏日です。この暑さは28日まで続く見込みで、週末には35℃を超える猛暑日になる可能性もあるそうです。

高気圧に覆われ、7月並みの暑さが続く日本列島。5月半ばまでは例年より涼しかったため、急激な気温の変化で体調を崩したり熱中症になったりする人が増えています。

連日猛暑日が続くのもキツいですが、高温に身体が慣れていない時期の暑さにもまた違ったキツさがあります。ファッションや生活もまだ夏モードに移行していないので、本当の夏よりもこもった熱を発散するのが難しいです。

来る猛暑日に備えて、熱中症対策の基本をおさらいしましょう。

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意識的に水分補給を増やそう

透明なグラスと水
引用元:https://pixabay.com/ja/

人は汗が蒸発するときに発生する気化熱を利用して体温を下げます。暑いときや運動したときに汗が出るのは体温調節をするための自然な反応です。

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つい先日まで上着が必要な気温だったので水分を摂る癖がついていない人も多いと思います。

汗をかくためには体内に適度な水分が必要です。体内の水分が不足していると充分に体温を下げられず熱中症になってしまったり、血液をはじめとする体液から水分が失われて体調不良を引き起こしたりします。

普段よりも意識的に多めに水分補給をしましょう。といっても一気に大量の水分を摂るのではなく、喉を潤すようにこまめに一口ずつ飲むのが正解です。お風呂上りや寝起きは自分で思っているよりも身体が乾いているのでコップ一杯の水を飲むとちょうどいいです。

また汗をかくと水分だけでなく塩分やミネラルも失われます。塩タブレットや塩分の含まれたのど飴を用意しましょう。

暑さを紛らわせるようにキンキンに冷やした水分を大量にとると胃腸の調子が悪くなります。少しぐらいなら構いませんが、基本的には飲み物は常温~ほんの少し冷やす程度にしておきましょう。レモン水やただの炭酸水を口に含むとスッキリしますよ。

服や寝具は涼しい素材で

涼しげなシャツの女性
引用元:https://pixabay.com/ja/

急激に気温が変化する季節は服装に困りますよね。まだ5月なら真夏用の服を用意していない人も多いと思います。

この週末は、通気性と吸湿性の高い素材の夏服を優先して用意しましょう。リネン地や麻素材がオススメです。

強い日差しのせいで肌の露出が多いとかえって暑く感じます。Tシャツやタンクトップの上に、冷感素材でできた薄手の上着(夏用カーディガンや袖の長いシャツ)を羽織ることをオススメします。日焼けも防止できます。

2019年春夏シーズントレンドの背中が開いているトップスを着る時は、日焼け止めを忘れずに塗ってください。

真夏ほどではなくても寝苦しい夜になるかもしれません。薄手の夏布団やタオルケットを出しておきましょう。押し入れなどにしまいっぱなしだった方はコインランドリーで洗濯すると安心です。

冷感素材のシーツを用意したり、敷布団の下にすのこを敷いたりするのも効果的です。掛け布団と敷布団の間にこもりがちな体温を逃がすことができます。熱中症が悪化する原因になるので睡眠不足にならないよう気を付けてください。

日陰効果はあなどれない! 日傘か帽子で頭部をガード

帽子をかぶった女性が階段を上ってくる
引用元:https://pixabay.com/ja/

恥ずかしがっている場合じゃない! 男性も日傘をさして直射日光から身体を守ろう」の記事でご紹介した通り、日傘は紫外線だけでなく暑さを遮ってくれます。

夏の日差しに含まれる強力な紫外線は文字通り細胞を焼きます。細胞が炎症を起こすと汗をかく機能が落ち、熱を逃がすのが難しくなります。

また日本人の髪は黒っぽいので熱をよく吸収します。脳は熱に非常に弱いので一番に守らなくてはいけません。

帽子や日傘は頭部に影を作れるので熱中症を防ぐ効果が高いです。昼間のもっとも暑い時間帯に外出しなくてはいけない場合、帽子の中に濡らしたタオルを仕込んでおくだけで随分楽になります。

スカーフやタオルで首筋を同時にガードするとより熱中症を防ぎやすくなります。歩くときはなるべく日陰を歩きましょう。

体調管理を最優先して

夏っぽいワンピースの女性
引用元:https://pixabay.com/ja/

2019年上半期は例年に比べると涼しい印象でしたが、やはり6月が近づいてくると急激に暑くなりますね。今回の高気圧は月末ごろまで日本上空に居座り、南の熱い空気を列島に送り込んでくるようです。

一度熱中症を発症すると、命に別状はなくても後遺症は長く尾を引きます。体力が落ちると熱中症を繰り返しやすくなるので、今の時期から徹底的に予防すべきです。

涼しい服や帽子、日傘を用意し、水分を多めに摂ることが基本ですが、それでも怠さを感じるときは冷房を入れてもかまいません。エアコンはカレンダーに合わせてつけるのではなく、体調や気温に合わせて使いましょう。電気代より治療費の方が高くつきます。

この暑さを乗り切れば梅雨がやってきます。大変だとは思いますが体調管理に気を配ってくださいね。

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VENGA編集部
VENGA編集部です。コンプレックスを持つ女性に寄り添う記事をお届けします。

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