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安いけど不安!事故物件の定義と注意すべきこと

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2017年秋、神奈川県座間市のアパート内で若い男女9人が殺害されるという恐ろしい事件が起こりました。その際話題にのぼったのが「事故物件」です。事故物件とはなにか、住む際に気を付けるべきことをまとめました。

はじめに

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人口が一局集中しているため、都内の賃貸物件の家賃は全国平均より飛びぬけて高くなっています。一般的に家賃は収入(手取り)の1/3以内がいいと言われています。しかしこれは景気がよかった時代の考え方で、長く不況が続き給与アップが見込めない現代では、手取りの20%に抑えるのが無難という考えも広まりつつあります。

30歳の年収中央値は300万~360万円、35歳の年収中央値は350万~410万円です。性別や学歴、正規非正規、ボーナスの有無によって収入に差が出るので、30代女性なら300万円を切っている人も多いでしょう。

仮に年収が300万円だとすると、手取りは242万円、1ヶ月あたり20万ちょっとです。家賃の適正値は4万~6.6万くらいになります。手取り月収の1/3で計算してすら、都内に部屋を借りるのは厳しいと言わざるを得ません。(もっとも子育てなどで短時間パートの女性も含んでいるので、単身女性ならもう少しマシだと思います)

物件を調べていると、ときどき相場と比べて妙に安い物件があります。飛びつく前に深呼吸をしましょう。それは「事故物件」かもしれません。

事故物件とは

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事故物件とは、室内や共用部分で、前に借りていた人が亡くなった物件のことを指します。殺人事件や火災、災害、事故、孤独死、自殺などが起きた物件のことで、「心理的瑕疵(かし)」に該当します。物理的には傷がなくても、精神的には嫌な感じがするので心理的瑕疵です。

不動産業者は次の住人と契約する際に、心理的瑕疵がある、つまり事故物件であることを告知しなくてはいけません。しかし事故物件は忌避されることが多いので、社員や業者が3ヶ月だけ住んで、見かけ上の履歴をクリーンにすることもあります。

たいていの事故物件は安く借りられるので、あえて事故物件に住む人もいます。実際、清掃やリフォームがきちんと行われているのなら、物理的には問題がないと考えてもいいでしょう。

住むべきではない事故物件

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事故物件が事故物件たりえるのは、心理的瑕疵があるからです。しかしたとえ心理的な抵抗がなくとも、おすすめできない事故物件はあります。

強盗殺人が起きた物件

面識のない人物が家屋に浸入して事件がおきた場合。その物件は外部からの侵入が簡単だということです。特に1階は危険です。同一物件で続けて強盗が起こるとは限りませんが、侵入しやすいということはさまざまな犯罪のリスクが高くなります。

孤独死・病死・自殺が起きた物件で日当たりが悪いもの

単身世帯が急増している現在、孤独死は若い世代にとっても身近なものです。孤独死・病死・自殺は誰にでも起こりえることなので、基本的には気にする必要はないと思いますが、例外はあります。

(これは事故物件に限らないのですが)実際に部屋を内見したとき、想像よりも日当たりが悪い部屋や、ジメッとした空気の部屋は避けたほうが無難です。

うつ病と日照時間には深い関係があります。また湿気が多いと、カビや雑菌が繁殖しやすくなります。前の住人の死因との因果関係はわかりませんが、リスクはなるべく減らしておくに越したことはありません。

事故が多発する地区

一見普通の道路に見えても、なぜか事故が多発するポイントというものはあります。ほんの少し下り坂になっていたり、街の形状と太陽の角度によって前方が見えにくくなったり、理由はいろいろありますが「どんなに気を付けても事故が起きやすい」場所は避けるべきでしょう。

地名が妙に不吉

2014年、広島で土砂崩れが起きた事件を覚えていらっしゃいますか?かつては「蛇落地悪谷」というも名前だったことが話題になりました。不吉な地名がつけられているということは、昔の人が「住むべきではない場所」と考えていたということです。

ただ最近は合併や名称の変更で、事故が起こりやすい土地がわかりにくくなっています。(広島八木地区の土砂崩れもその一例でしょう)

子持ちの高層階

高層階には、低層にはない「転落死」というリスクがあります。もし事故物件になった理由が、子供の転落死だった場合、子供がいるご家庭は避けたほうが無難でしょう。

考え始めるとキリがありませんが、一応気に留めておいた方がいい理由をあげました。そもそも気が弱いタイプの人や、身体が弱っている人は事故物件を避けたほうがいいです。契約時は気にならなくても、体調不良になると気持ちが不安定になるからです。

事故物件を調べるなら大島てる

引用元: https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4801301401/oshimaland-22
「事故物件を安く借りたい」「事故物件を避けたい」と思っていても、わからない場合が多いですよね。日本中の事故物件をまとめているサイトが「大島てる」です。死亡者が出た日、死亡原因などのデータが詳しく書かれています。

大島てるを見ると、意外なほど身近な場所で人が亡くなっていて驚くかもしれません。そもそもかつてはだいたい自宅で亡くなっていたんですよね。人が死んでいない場所の方が少ないのかもしれません。「もし幽霊が見えるのなら、日本中が満員電車のような風景になるはず」という理論と同じです。

まとめ

事故物件を借りるも借りないも自己責任です。別に事故物件に住んだからといって何があるわけではないと思います。ただ「安い」には理由が必ずあることは気にとめておいてくださいね。(わたしは事故物件を否定しません。この記事にあげたような問題点がないのなら、事故物件でも住めます)

<参考サイト>
大島てる事故物件公示サイトhttp://www.oshimaland.co.jp/ 平均年収.jphttp://heikinnenshu.jp/raifu
venga
VENGA編集部
VENGA編集部です。コンプレックスを持つ女性に寄り添う記事をお届けします。

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