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中国では「神薬」! 龍角散が効きすぎて爆買いされる現実

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のど飴といえば様々な種類が販売されていますが、中でも人気が高いのは「龍角散ののどすっきり飴」シリーズです。声のプロからも絶賛され、中国では「神薬」と呼ばれて爆買いされています。本記事では龍角散の魅力を解説します。

はじめに

引用元: https://pixabay.com/

2017年秋、中国人留学生の男性が他人の楽天ポイントを不正に利用して、龍角散を約70万円分爆買いした容疑で逮捕されました。被害者にとっては笑いごとではありませんが、正直ちょっと面白いニュースだと思った人は、わたしだけではないはずです。

龍角散はとても優秀なのど飴で、大勢の方が愛用しています。声を扱う職業の方(役者、アナウンサー、声優、ボイストレーナーなど)にもファンが多いことでも知られています。

この龍角散、実は中国では「神薬」「神の薬」として珍重されています。日本ではコンビニでも買える手軽なのど飴として知られていますが、中国では手に入れるのが難しく、お土産に持ち帰ると喜ばれるのだそうです。

神薬とまで言われる龍角散のど飴について詳しくご紹介します。

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龍角散とは

引用元: https://ryukakusan.shop/

「龍角散」は株式会社龍角散が販売している、鎮咳去痰薬です。江戸時代後期に原型が作られました。その後西洋の生薬も用いられるようになり、喘息を鎮めるために改良が重ねられていきました。

現在もっともよく知られているのはのど飴の「龍角散ののどすっきり飴」シリーズですが、錠剤や粉薬も販売されています。

龍角散ののどすっきり飴はよく効く!

声を使う職業の人にも人気の高い龍角散ののど飴。弊社内でも大人気で、複数の社員がマイのど飴をデスクに置いています。1粒あたり10.5kcalとカロリー控え目なのも女性には嬉しいですね。

龍角散のど飴には19種類のハーブエキスや、カミツレ・カリンを主成分としたハーブパウダーが配合されています。茶色いパッケージの「龍角散ののどすっきり飴120max」はハーブパウダーの配合率が通常版の120%に増量されています。ほかにも黄色いパッケージのシークヮーサー味もあります。

喘息治療のために改良され、「鎮咳去痰」と謳うだけあって、咳を鎮める効果が非常に高いです。筆者は喘息の治療を受けているのですが、喉に違和感を覚えてすぐに龍角散のど飴を舐めると、発作が起きずに落ち着くこともあります。

すでに起きてしまった発作を抑えることは当然できませんが、適宜舐めることで咳で苦しむ回数が減りました。

花粉症の人は後鼻漏が増えて、痰も増えるのですが、去痰効果もあるので鼻や喉がスッキリします。痰が喉に絡み続けると炎症の原因になるので、のどから発症する風邪も予防できます。中国で「神薬」と呼ばれるのも納得です。

生薬といえば漢方、つまり中国が本場ではないのかと思っていたのですが、龍角散は洋風の生薬(=ハーブ)をふんだんに用いているんですね。

まとめ

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中国で「神薬」とあがめられ、高額で転売されている「龍角散」「龍角散ののどすっきり飴」。日本にいればコンビニでも購入できます。花粉で喉がやられている人も、人前で話す機会が多い人も、ぜひ龍角散を試してみてください。

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venga
VENGA編集部
VENGA編集部です。コンプレックスを持つ女性に寄り添う記事をお届けします。

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