今年こそ花粉症を予防!様々な予防法でくしゃみ・鼻水にサヨナラ!
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これから春!花粉症の人にとってはユーウツな季節がやってきます。鼻水、目のかゆみ、のどのイガイガ、鼻づまり…もうイヤ!とにかく普通の生活が送りたい!笑顔で春を迎えたい!そんなあなたにとっておきの花粉症予防法をお教えします!
はじめに
引用元:https://www.photo-ac.com/main/detail/329218?title=%E5%8C%BB%E8%96%AC%E5%93%81&selected_size=s
他人事だと思っていたら自分も発病していた花粉症。マスクに目薬、掃除に薬、部屋から出たくなくてストレスもたまる一方…何もなかった頃のありがたさが身にしみますよね。
そんなツラい花粉症の症状を少しでも抑え、できるなら完全に予防したい!定番の対応から最新のプロテクト法まで一緒に勉強してみましょう!
花粉症予防を始めるのはいつ?
引用元:
https://www.photo-ac.com/main/search?q=%E8%8A%B1%E7%B2%89%E7%97%87&srt=dlrank
今や春先のスギだけでなく、夏場から秋のイネやブタクサといったアレルギーを兼ね備える?人も多い日本。1年中イヤな症状に悩まされたくないですよね。
まずは、代表的なスギ花粉の予防開始のタイミングを見てみましょう。一番わかりやすい薬を飲み始める時期はいつでしょうか?
薬を飲み始める時期はいつがいいの?
引用元:http://biz-journal.jp/2015/03/post_9401.html
日本列島では地域により花粉の飛散時期がズレていますが、本州ではおおよそ2月くらいから飛び始め、3月4月がピーク、6月くらいにやっと終息を迎えます。お薬での予防は一番手っ取り早く確実です。タイミングとしては少し早めの1月中旬くらいから飲み始め、5月半ばくらいまでは様子見で継続したほうが良いと言われています。病院の処方薬だけでなく、市販薬も副作用が少なく効果的な薬が沢山販売されるようになりましたよね。自分の体質や症状に合わせて上手に薬選びをしたいものです。
お手軽だけど効果は続くの?
引用元:
https://www.photo-ac.com/main/search?q=%E6%B3%A8%E5%B0%84&srt=dlrank
簡単にできるだけ楽にすませたいあなたには注射がベストかも!花粉症の予防注射には代表的な3種があります。
1.ステロイド注射
鼻水や目のかゆみ、くしゃみといった花粉症のひどい症状にダイレクトに訴えかけるのがステロイド注射。効き目も強く、一度打てばそのシーズンは楽に暮らせる人も多いよう。しかし、強い薬なだけに副作用も半端でなく、人を選ぶ薬だと言って良いでしょう。対症療法としては一番有名な注射ですね。
2.アレルゲン注射
ステロイドが対症療法なら、このアレルゲン注射は対因両方と言えるでしょう。花粉症の完治を目的として開発された薬です。スギならスギ、イネならイネ、といった対象アレルギーを少しずつ体内に取り込み、免疫力を高めます。「毒を以て毒を制す」やピンポイントなイメージの治療法です。副作用もほとんどなく、医師の完璧なコントロールにゆだねられるので安心ですが、三年間程度は定期的に通院が必要なため、忙しい人やめんどくさがりさんには難しい治療法といえます。
3.ヒスタミン注射
ヒスタミン注射は、非特異的減感作療法とも言われており、アレルゲン注射とは逆にアレルギー全般にひろく効果があります。花粉症以外のアレルギーにも効くとのこと。1月から、3~12回のペースでを2月から3月くらいにかけて集中して注射をすればいいのです。比較的短い期間で終了するので近年人気のある治療法です。気になる副作用もほとんどないと言われ、まれにじんましんやはしかを発症することがある程度です。
注射が苦手な人も、数ヶ月を楽にすごすためにあえてこの治療法を選んでいる人も多いようです。
最新の治療法「舌下」って何?
引用元:
https://matome.naver.jp/odai/2127902358539557001/2127908076440076603
花粉症が日本人を襲い始めて30年以上、薬はそれなりに進化を続けてきましたが、3年前の1月に画期的なスギ花粉症の完治を目指す薬が厚生労働省により認可されました。鳥居薬品の「シダトレン」という新薬です。なんと言っても「根治」を謳えるところがスゴイですよね!
シダトレンはさきほど説明した「アレルゲン注射」と似た効果を舌下から少しずつ粘膜に取り込んで身体を慣らし、アレルギーに打ち勝とうというもの。まさに対症療法でなく、根源から治す、根治療法です。
注射よりも楽で画期的な薬なのです。シダトレンの原料はスギそのもの。舌下というと狭心症のニトログリセリンに代表される「舌下錠」がイメージされますが、シダトレンはエキス。これを少量ずつ舌に垂らして放置します。
2分間我慢してそのまま飲み込む。これを1日1回。意外に長く感じる時間ですが、注射やシーズン中続く不快な症状に比べれば楽なものではないでしょうか?
効果は80%の人に感じられ、うち20%は根治したそうです!まさにスギ花粉症の人にとっては福音ですね!
ただ、対症療法ではないため、3年間ほどがんばって治療を続けて体質そのものを改善します。アレルゲン注射同様気長に取り組むことが必要です。
また気になる副作用ですが、花粉の飛散ピークに合わせて口中や舌などが腫れる人がまれにおられるようです。花粉症薬の眠気などに比べると格段に少ないと言えるでしょう。
薬が苦手なあなたへオススメ!花粉症に効くお茶は?
引用元:
http://www.kamponote.com/759.html
副作用がこわいし、仕事中に眠くなるのも困るあなた。そんな人にはお茶がぴったり!ここでは人気の4種を紹介しましょう。
甜茶(てんちゃ)
引用元:http://www.idm-ne.com/aitem/tencya100/
花粉症が目立ち始めてからすぐにクローズアップされたバラ科のお茶。長年愛飲しているっひとも多い、花粉症=甜茶というイメージができあがりました。
甜茶というのは名前の通り甘いお茶を意味する中国語の総称。その一種、バラ科の甜茶にはGODポリフェノールという成分が豊富に含まれています。アレルギー症状の原因である、ヒスタミンの生成を抑える効果があると言われています。
花粉症によるくしゃみや鼻水を軽減してくれるという声が多く長年支持されてきました。
ノンカフェインなので、夜でも安心して飲めるのも嬉しいですね。
バラ科の甜茶のみが花粉症に効果があるのでくれぐれも間違って買わないようにしましょう。
ルイボスティー
引用元:http://costcotuu.com/20120307/post_7370.html
南アフリカ原産のルイボスから作ったお茶。赤い水色で独特の清涼感と香ばしさがあり、すっきりした味わいのお茶で、単なるハーブティーとしてもすっかり定着しています。
南アではこれで洗顔してシミ知らず、の女性も多いそうですよ。
ルイボスティーにはSODという免疫力アップ効果のある成分が含まれており、免疫ダウンが原因でもある花粉症には期待できそうですよね。
美容や健康に良い微量ミネラルも豊富なので、代謝アップも期待できるし、女性には特におすすめ!ノンカフェインなので、刺激も少ない味なので妊婦さんでも安心して飲めるお茶と言えるでしょう。
べにふうき茶
引用元:http://item.rakuten.co.jp/oga/c/0000001053/
さて、3番目にご紹介するのはべにふうき茶です。べにふうき茶は緑茶の一種。もとは紅茶用に栽培されたものですが、偶然緑茶に加工するとカテキンが豊富であることがわかり、花粉症に良いお茶として良いお茶として認知されるようになりました。
味わいがほぼ緑茶と変わらないので、無理してハーブティを飲んでいる感覚がありません。飲み慣れた緑茶で、手軽に花粉症対策ができるのはありがたいですよね。
なたまめ茶
引用元:http://sepfx.com/kouka.html
「なたまめ」という豆で作ったお茶。なたまめというのはそら豆を更に大きくさせたような、九州南部などの特産品です。体内の炎症を抑え、痔疾や口臭などに効果があるとされていて、歯磨き粉などでもおなじみですね。
アレルギー反応は身体の炎症そのものですから、なたまめの消炎効果で鼻詰まりや鼻水を軽減したり、アレルギー物質を排出する効果があると言われています。鼻炎がひどい人や、蓄膿気味の人に特に人気。深い味わいで根強い人気があるお茶です。
花粉症を予防してくれる食品ってあるの?
引用元:
http://yasekore-diet.jp/dietary-fibers-oyatu
花粉症に良いと言われる食べ物は多く挙げられます。中でも食物繊維や高ポリフェノールを含むものが免疫を活性化させアレルギー症状そのものに強い身体作りを手伝います。
・れんこん、バナナ、キクラゲ
食物繊維豊富な果物・野菜。腸内フローラを整え、免疫アップに役立ちます。
・ヨーグルト
今や花粉症の必須食でもあるヨーグルト。同じく腸内フローラにいい影響を与えます。
・わさび
わさびに含まれる成分がアレルゲンタンパク質を別の物質に変えてくれるそうです!
まとめ
引用元:
http://blog.goo.ne.jp/c-vieri/c/20cb440efe063c3c66bff7e07cff4015/22
本当にツラい花粉症。数ヶ月続く憂鬱を少しでも軽減、あるいは完治させるために情報に振り回されてしまいますよね。上でご紹介した治療法やお茶、食品などを摂ることはもちろんですが、余分な炭水化物を避けることも重要です。
炭水化物を食べるとすぐに血糖値が上昇してそれを押さえ込むインシュリンというホルモンが大量に分泌されます。これが悪さをしてアレルギーを司る副腎という臓器に負担をかけてしまうのです。
血糖値を上げない食べ方こそが体中の炎症を抑えるキーポイントとなります。お肉や卵などの良質なタンパク質とたっぷりの葉野菜のビタミンCやポリフェノールでしっかりと免疫力を上げて、花粉症を忘れてスッキリした春を迎えたいものですね!