花粉症で頭痛!?症状の理由と解決法を教えます!
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スギ花粉やヒノキ花粉に代表されるツラーイ花粉症。花粉症と言えば、通常はクシャミ、鼻水ですね。でも、花粉症で頭痛を訴える人もいるのは確かです。頭痛も花粉症の症状なのでしょうか?
はじめに
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花粉症の症状は、体内の免疫機能が花粉に過剰反応している為、花粉を体内から追い出そうとしてクシャミや鼻水が出るという仕組みで起きます。
しかし、シーズンが本格化するに従って、花粉症の人が頭痛や発熱、ダルい等々、不思議な位沢山の不調を訴えるケースも見受けられます。
「もう、花粉症なのか風邪なのか、わからなーい!」と、ボヤキがきこえるようですが、これは花粉症が引き起こす「二次症状」と呼ばれるものです。
花粉症による頭痛の予防・対策
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やはり、外的根本原因としての花粉との接触を減らすことが一番簡単な取り組みです。そうは言っても全く外出しない訳にも行かないのが、誰しも辛いところ。
簡単に出来る対策から是非実践してみて下さい。
~まずは、花粉症対策一般から~
<鼻の洗浄>
現在は鼻洗浄用の液体もドラッグストアに置いています。鼻を洗浄するのは手軽で効果的です。また、人肌程度の温度にした生理食塩水で鼻洗浄出来れば、そちらの方が安価ですね。どうしても鼻洗浄が出来なければ、生理食塩水を鼻にスプレーしてもよいです。
<洗顔> 花粉は一度、皮膚にバウンスしてから目に入ったり、まつ毛についたりします。目を気にする場合は先に顔を綺麗に洗ってから次の対処を考えましょう。ここを手抜きにすると、眼球をチリや花粉などで傷つける原因にもなります。
また、顔のまわりにバリアーを張るようなスプレーもあります。花粉避けとして、上手に使いたいですね。
<目薬>
大前提として、目の周りをきれいにして、花粉シーズンはアイメイクもしないようにすることをおススメします。その上で、花粉症対応になっている目薬を選ぶという順番がいいでしょう。
<洗眼>
くどいようですが、まず洗顔してからの話です。まつ毛などについた花粉やチリもきれいに落とし、目の周りを清潔にします。その次に、防腐剤フリーの洗眼液を使って洗眼します。防腐剤は角膜保護成分を洗い流し、目を傷つける恐れがあります。また、涙に近い浸透圧のものを選ぶことも大事です。そうすることで、目に涙を留めるムチン層を洗い流すのも最小限に出来、目に対しての刺激も最小限になります。
<部屋の掃除と空気清浄機の使用>
こまめに掃除し、花粉対応の空気清浄機を使う。
<洗濯物や布団を外干ししない>
要するに、持ち込まない。
<服の素材をツルツルしたものにする>
静電気防止スプレーをし、モコモコしたものは着用しない。
<体内的対策>
これはもう、要するにコンディションを整えるということで、ジャンクフードとアルコールを控え、体内炎症を引き起こす要因をひとつずつ潰すということが一番大事。
そして、素人判断は避け、病院で対策を相談するのが一番安全です。
花粉症が原因の頭痛。市販薬は効果的なの?
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結論から言えば、勿論市販の頭痛薬でも一時的には「花粉症による頭痛」からの解放を得られることが多いでしょう。
しかしこれはあまりお勧めできません。
理由は、頭痛薬と花粉症の薬の併用によって、薬の成分が重複し、結果として副作用のデメリットが強調される形になる可能性もあるからです。
また、原因が花粉症による鼻づまりであった場合は、花粉症の薬を服用することで頭痛も軽減することは当然起こります。にもかかわらず頭痛が酷いという場合、原因は他にあるとも考えられます。
自分では花粉症が原因の頭痛だと思う場合、他の原因による副鼻腔炎ということもあるので、市販の薬をいろいろ試すのではなく、早い段階で耳鼻科に行きましょう。 花粉症による頭痛と吐き気対策
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鼻づまりによる酸欠で、頭痛と吐き気を併発することもありますが、その他に花粉が鼻や口から消化器官に運ばれることで、吐き気や酷いときには下痢を起こすこともあります。
そもそもアレルギー反応というのは、過剰な免疫反応のことであり、免疫反応ということは身体がアレルゲンを外に排出しようとしているということです。
ですので、アレルゲン(花粉)が胃に運ばれれば吐き気になり、腸までくれば下痢になることもあるのです。
この場合、まずは鼻や口から入るのを防ぐという点で、まずはマスクということになります。
それから勿論、一通りの花粉症対策をして!
熱や寒気を伴う場合も
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花粉症で頭痛の他に発熱や寒気を併発することもあります。発熱についてもアレルギー反応の延長線上にあると考えて良く、アレルゲン(花粉)を体内から追い出そうとする免疫の過剰反応の一環です。
こうなると風邪との見分けがつかないような気がしますが、一番簡単な見分け方は目の状態です。花粉症の場合、まず目が炎症を起こしています。なので、目が赤いだけでなく、ヒリヒリしたり痒みがあったりという特徴があります。そして、発熱といっても、基本高熱にまでは至りません。もし38度以上の発熱がある場合は、花粉症だけでなく、何らかの風邪などの影響を疑って下さい。また、喉の状態も、風邪は「喉が痛い」と言いますが、花粉症の場合は「かゆい」のが一般的です。
花粉症の二次症状としての発熱の場合、やはり原因はアレルギー反応なので、安易に解熱剤などを服用せず、病院で相談しましょう。
特に発熱しているようなときは体力も弱っているとも考えられます。身近にあった解熱剤を取り合えず飲んで、不要な副作用を呼ぶようなことは避けたいですね。
その頭痛、ホントに花粉症が原因?
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花粉症で引き起こされる頭痛は、基本的に副鼻頭痛と片頭痛、それから鼻づまりで呼吸しにくいことによる酸欠が原因の頭痛の3種類と考えられています。
副鼻頭痛の特徴は、目の周りや鼻の奥に圧迫感があり、鼻水というより鼻づまりがキツイというところです。これは免疫システムが花粉に過剰反応した際、副鼻腔が炎症を起こし、そのときに作った過剰な粘液を排出出来ないことで、内部の圧力が上がり顔面痛が起こるというものです。
もうひとつは片頭痛で、これはズキズキと脈打つような痛さが特徴です。頭の一部が痛いというケースもありますが、全体ということもあります。この片頭痛が花粉症によって起こる原因はまだよく分かっておらず、恐らく免疫機能が作り出すヒスタミンが原因なのでは?と言われています。
症状の始めに花粉症のような状態だったからといっても、稀に副鼻腔が細菌感染を起こしていることもあります。頭痛が酷いようであれば、自己判断を避け、病院に行く方が安全です。
まとめ
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今回は花粉症の二次症状として、頭痛とそれに伴う可能性のある症状について見てきました。
二次症状と聞くと、何となく軽く感がえてしまう人もいるかもしれませんが、対処を間違えると思わぬ遠回りになりますし、せっかく薬を服用しても、無駄に身体に負担をかけるだけの事もあります。
特に一人暮らしで、他に頼る人がいないなど、家から出ること自体が憂鬱な方もおいでかと思いますが、そういう方にも是非、しっかりと医師の診断を受けて、間に合わせではない、安心感のある対応をするようにしていただければと、思います。