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ハロウィンシーズン到来! オレンジのカボチャでジャックオーランタンを作る理由とは

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2010年代になって、ハロウィンが日本でも定着しはじめました。コスプレには興味がないけれどハロウィン飾りは好きという方も多いですよね。ハロウィンといえばオレンジ色のカボチャで作られた「ジャックオーランタン」が最も有名ですが、その由来をご存知ですか? ジャックオーランタンの正体と、オレンジ色のカボチャを使う理由をまとめました。

ハロウィンは若者のお祭り

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ここ数年で、若い世代を中心に「ハロウィン」が定着しました。特定の宗教を信仰している人が少なく、お祭りごとが大好きな日本人にとって、堂々と仮装パーティができるハロウィンはとても魅力的だったということでしょう。

少し前まで若者が強く関心を持つイベントといえばクリスマスでした。しかし日本のクリスマスは恋人のためのイベントという印象が強く、お独り様が増えるにつれ人気が落ちていきました。年末の忙しい時期と重なるという事情もあるでしょう。

それに引き換えハロウィンは楽しみたい人は全員参加できます。仲のいい友人グループでパーティするもよし、見知らぬ人と盛り上がるもよし。カボチャをはじめとする秋の味覚とも結びつけやすいので、イベントごとに興味がない人もハロウィン限定商品を目にする機会が多いはずです。

そんなこんなで、あっという間に「10月の飾り=ハロウィン」という図式が完成しました。

ハロウィン飾りってかわいいですよね。特にジャックオーランタン。オレンジのカボチャというのが最高です。緑や紫とも相性がよく、いかにも秋らしい雰囲気になるのでわたしは大好きです。100円ショップや雑貨店に並んでいるハロウィングッズを眺めるだけで楽しくなります。

しかし、なぜジャックオーランタンはオレンジ色のカボチャで作るのでしょうか? そもそもジャックオーランタンというのは、どういう経緯で生まれたのでしょうか。

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ジャックオーランタンとは

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日本に輸入された「ハロウィン」はアメリカで確立されたものです。アメリカでは魔女やおばけの格好をした子供たちが「トリック・オア・トリート!」と言ってお菓子を集めるイベントですが、日本では若者がコスプレして遊ぶイベントに変化しました。

大元のハロウィンはケルト人の宗教行事でした。

ハロウィンは毎年10月31日に行われます。ケルト人にとって10月31日は秋の終わりかつ1年の終わりにあたり、ハロウィンの夜にはご先祖様の霊が家族を訪ねてくると信じられていました。日本でいうお盆ですね。

悪さをする精霊や魔女も同時に現れると考えられていたので、魔よけの火を焚いてご先祖様を待っていたそうです。キュウリの馬、ナスの牛を作るのと似ていますね。

死後の世界へ行けなかった遊び人の末路

ジャックー・オー・ランタン(Jack-o-Lantern)は、ランタン持ちの男という意味です。

ケルト社会(ドルイド信仰)では、死んだ人は魂になって死後の世界(天国)へ旅立つと考えられていました。しかし自堕落な生活を送っていた人は天国に入れてもらえません。地獄にも落ちない遊び人の魂は、萎びたカブに火を灯してランタンを作り、現世をフラフラしていました。

要するに居場所をなくしたダメ人間がジャックオーランタン(幽霊)化すると考えられていました。ただし旅人を案内してくれるという伝承もあったので、魔よけの火とジャックオーランタンが合体したと考えられています。

ちなみにディズニーの『ナイトメア・ビフォア・クリスマス』は、ジャックオーランタンが主役の人気アニメです。毎年9月~翌1月頭まで、東京ディズニーランドの「ホーンテッドマンション」は「ホーンテッドマンション ホリデーナイトメアー」という特別バージョンで運営されます。

なぜかぼちゃが使われるの?

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ジャックオーランタンはカブ製のランタンを持ってさまよう幽霊でした。現在のように、カボチャのおばけになったのはいつ頃のことなのでしょうか。

アメリカで生まれ変わったハロウィン

ハロウィンはケルト系の行事であり、キリスト教とは関係がありません。キリスト教の力が強い地域ではハロウィンは現在でも(異教の行事なので)無視されています。

しかしイングランド内の「アイルランド」「スコットランド」「ウェールズ」「マン島」などではハロウィン文化が根強く残っていました。これらの地域の人がアメリカへ移住した際に、現在につながるハロウィン文化が持ち込まれたのです。

アメリカもキリスト教の国ですが、移住者から徐々に広まっていき、20世紀初頭には一部をのぞいて、おおむね受け入れられるようになりました。カナダのお菓子会社がハロウィンを商業的に利用したことで、子供たちが「トリック・オア・トリート!」とお菓子を集めて回る風習も定着しました。

アメリカではカボチャがよく取れる

現代のハロウィンスタイルが確立されたのはアメリカです。アメリカでは、アイルランドやスコットランドよりもカボチャがよく取れたので、カブの代わりに用いられるようになりました。

私たちが普段食べるのは緑色のカボチャです。オレンジ色のカボチャは家畜の飼料用に栽培されている品種です。その中でも観賞用に育てたものの大きさを競う大会もあります。

オレンジ色のカボチャの上部をスライスし、中身をくりぬきます。カボチャの側面にお化けの顔を彫り、ろうそくを立てればジャックオーランタンの完成です。魔よけのため怖い顔が主流でしたが、現在はユーモラスなデザインが増えています。

ハロウィンシーズンになると、日本ではジャックオーランタンをイメージした商品がたくさん発売されます。プラスチック製で内部にライトが仕込まれた電気ランタンや、ジャックオーランタン型の容器などが人気です。

まとめ! ハロウィンには非キリスト教の歴史あり

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ジャックオーランタンは、元は火を灯したカブを持ったお化けでした。アメリカとカナダで現代風のスタイルが定着し、英語圏の国に広まりました。欧米のイメージが強いイベントですが、キリスト教徒の多い国では定着しておらず、非キリスト教国で英米と繋がりの深いアジア圏でヒットしているのが少し面白いですね。ジャックオーランタンを自作して飾るときは、火事を起こさないように注意してくださいね。

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VENGA編集部
VENGA編集部です。コンプレックスを持つ女性に寄り添う記事をお届けします。

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