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ガサガサ肘の原因は乾燥? お肌の角質化を防いでツルツル柔らかな感触を取り戻す方法とは

はじめに

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先日、お風呂上りにTVを見ながら髪を乾かしているときに、彼に唐突に言われました。「肘がガサガサになっててすごく残念。治るなら治してよ」と。普段の彼は、清潔感さえあれば他人の外見に全く口出ししないので、私はものすごくショックを受けました。

詳しく聞いてみると、1年前まではツルツルだったから余計気になるのだそうです。

そりゃあ人は歳を取るんだからしょうがないじゃん、とは思いましたが(笑)私の場合は原因がはっきりしているので、何とも言えません……。

ありがたいことに私は30代になるまで、肘や膝の乾燥に悩んだことはありませんでした。しかし友人に相談してみると「今までがラッキーだっただけだよ。これを機に肘のお手入れも覚えなよ」と(わりと)辛らつなお返事。

確かにこのまま放置して冬がくれば、痒みを伴ったり大きな傷になったりするかもしれません。すりがねのようにガサガサになってしまった肘を、ツルツルで柔らかい肘に戻すためにすべきことを調べました。

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肘がガサガサになりやすい理由

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私たちの皮膚には「皮脂腺」という腺があります。皮脂腺から分泌された皮脂が、お肌に適度な油分を与え膜を張り、水分の保持力をアップさせてくれます。頭部には皮脂腺が集中しているので、油ギッシュになりやすくニキビの原因にもなります。

逆に肘は皮脂腺の少ない部位です。皮脂の分泌量が少ないため他の部位に比べて肘は乾燥しやすいのです。

さらに肘は関節なので様々な動作で皮膚が動かされます。まぶたと同じようによく動く部位の皮膚は傷つきやすいです。乾燥して傷みやすい肘の肌細胞が動かされることで、荒れが悪化してガサガサになります。

肘をつくのも悪い刺激になる

さらに私たちの生活習慣も肘の荒れに拍車をかけます。肘をつくという何気ない動作も肘への刺激になってしまうのです。

私の肘が荒れた直接の原因は、洋室から和室へ引っ越したことです。洋室で暮らしていたときはベッドで寝て、目が覚めたらすぐにデスクに移動していました。和室に引っ越してからは、畳や布団に寝転がってスマホをいじることが増えました。

洋室暮らしの人でも、頬杖をつく癖のある人や、デスクでの作業時に肘で上半身を支える癖のある人は、肘が荒れやすいでしょう。

刺激をうけた部位には角質がたまる

皆さんは手のひらにタコやマメができたことはありますか?私は学生時代、ペンだこと鞄の持ち手に沿ってできるマメに随分悩まされました。置き勉禁止だったので、スポーツをしているわけでもないのに、運動部員のような手のひらそしていました。

皮膚は刺激を受けて傷ができると、身体を守るために角質を集めてかたくなる性質があります。それがタコやマメです。一度かたくなると一生かたいままというわけではなく、刺激を控えて角質を除去し潤いを与えると、以前のような柔らかい皮膚を取り戻せます。

1に保湿、2に角質除去

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ガサガサになったからといって、いきなり軽石やアカスリでこするような乱暴なことをしてはいけません。角質層を無理やり除去しても、その部位を守るために余計にかたく分厚くなってしまうだけです。

角質を除去する前にお肌を温めて柔らかくしましょう。湯舟につかるのが一番いいですね。十分に肘をふやかしてから、角質除去効果のある石鹸(スクラブ剤)を使って優しくマッサージをするようにくるくると洗いましょう。

洗い終えたらすぐに保湿をします。保湿方法は顔と同じで、たっぷりの化粧水でお肌を潤わせたあと保湿クリームを塗ってお肌に蓋をします。角質除去をした日は特に丁寧に保湿してください。

しょっちゅう角質除去をするのは逆効果です。刺激を与えすぎると肘を守るためにかえって角質層が分厚くなってしまいます。週に1~2回程度で十分です。スクラブ剤に書いてある頻度は絶対に守りましょう。

毎日の保湿と週に1度の角質除去を続けていれば、お肌のターンオーバーが進み、徐々にツルツルで柔らかい肘が戻ってくるでしょう。刺激を受ける部位にはメラニン色素が集まって黒ずみやすいので、紫外線対策も忘れないでくださいね。

まとめ

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いかがでしたか?ガサガサ肘は生活習慣を見直すことで原因を断ち切り、毎日の保湿とお手入れで軽減することができます。特に肘に負担をかける生活は、肘以外の部分にとってもよくないことなので、意識して癖をなおす必要があります。

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