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冷たいものの摂りすぎで胃腸が弱っているサイン! 舌の荒れで見る夏の体調不良

夏バテで舌が荒れてませんか?

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2018年も夏がやってきました。21世紀に突入してから18回目の夏なわけですが、まだ序盤だというのにすでにトップレベルの暑さです。朝、通勤電車で女子大生が「絶対、地球温暖化のせいだって~」と言っていたのですが、私は心の中で(ほんまそれな!)と同意しました。

熱中症の予防に適切な水分補給は重要です。30℃を超える日なら、喉が渇いたと思ったときはすでに熱中症の入り口に立っていると考えましょう。熱中症の症状を自覚してから対処するのは手遅れ気味だと思ってください。予防が大事です。

多くの人が救急搬送される現状、水分は多めに摂る方が安全なのですが、それでも水分や冷たいものばかり摂りすぎると頬や舌に異常が出ます。

頬の裏側の肉や舌など、口内の柔らかい部分は胃腸の健康状態を反映する部分です。胃腸が弱ると舌が荒れたり口内炎が増えたりします。逆に口内の荒れ具合を見ることで、体内の弱っている部分をある程度推測することもできます。

舌の荒れの種類ごとに、身体が訴えているSOSと対処法をまとめました。

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舌苔(ぜったい)の色がオカシイ!

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健康な人の舌は基本的にうっすらと白味がかったピンク色です。しかし体調不良になると舌の表面を苔のようなものが覆います。これを舌苔(ぜったい)と言います。細菌のカスなどの塊で、口臭の原因にもなります。

白い舌苔がびっしり

舌の細胞はちょっと空気に触れるだけで白く変色します。うっすらと白っぽくなる程度の舌苔が一番いい状態です。歯磨きを怠らない健康な人の舌は、ピンクの舌をふんわり舌苔が覆っています。舌苔を摂りすぎると味覚を感じる細胞などがダメージを受けるので、ほどほどが一番です。

不健康だと白い舌苔が分厚くなります。全体が白くなる人もいれば、一部だけの人、ところどころ舌苔が剥がれてひび割れている人など様々です。歯磨きをしていても、ストレスや疲労などで舌苔は増えます。

舌苔が急に増えたら、暑さで心身ともに疲労がたまっていると考えましょう。意識して休むように気をつけてください。

カレーを食べた後のような黄色い舌苔

アレルギーや風邪で舌苔が黄色く変色することがあります。口内で繁殖する細菌が変わったということです。

夏場に黄色い舌苔ができた場合は、口の中の乾燥が原因かもしれません。唾液が少ないということは、水分が不足しているということです。熱中症を繰り返している人は特に注意してください。

舌の口内炎はとにかく痛い!

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夏場になると口内炎が増える人は多いです。身体が弱っていると口や舌の動きが鈍くなりますし、水分が多すぎると口内も浮腫みます。日本人は歯列矯正をしない人が多いので、疲労しているときに口の中を噛む確率が高いです。

原因はどうあれ口内炎ができるときは、ビタミン類が不足し、水分過多気味で浮腫んでいます。また体力の消耗が激しく、口や舌の動きが鈍っています。胃腸の動きも弱まっているので温かくて消化しやすい栄養のあるものを食べる必要があります。

口内炎は頬肉にできることが多いのですが、舌や歯茎、アゴなど口内の粘膜ならどこにでもできます。そして舌や歯茎にできた口内炎はたいてい酷く痛みます。食欲が落ち、話すのが億劫になります。口内炎をかばいながら生活していると別の場所を噛むという悪循環に陥ることもままあります。

筆者もこの記事を書いている前日に、舌を噛んでしまいました。仕事をしながら野菜スティックをかじっていたら、なぜか舌のど真ん中を思い切りゴリッと……。自分でもどういう舌の動かし方をしていたのかよくわかりません。

しかも一晩寝たら隣接する口内炎同士が合体して、巨大なクレーター状に進化しました。朝は血の味で目が覚め、吐き気のせいで遅刻しました。こんなにもグロい口内炎ができたのは久しぶりです。歯ブラシが当たってさらに悪化したような気がします。

口内炎なら歯科におまかせ!耳鼻咽喉科と皮膚科もアリ

口内炎が酷い時はどの科の病院に行けばいいか迷いますね。内科系の医師ならたいてい診てくださいますが、歯科か耳鼻咽喉科がオススメです。皮膚科に行くなら事前に電話で口内炎の診察が可能か訊いてみましょう。

歯科では歯に限らず口内環境全般を診察してもらえます。耳鼻咽喉科は、喉の診察をしてくれる先生なら口内の炎症にも詳しいでしょう。皮膚科は口唇ヘルペスを診てくれる先生なら大丈夫です。いずれも無い、もしくは予約が取れない場合は内科へ行きましょう。

口内炎は体力や胃腸が回復すれば自然治癒しますが、次々新しく口内炎が増えたり、大型化したり、食欲が落ちて夏バテが酷くなる場合は迷わず受診してください。

回復を早めてくれるのはビタミンB!

もともと口内は常に唾液で保護されているので傷ができても治りやすい環境にあります。刺激せずに放置していれば口内炎は数日で治ります。が、舌にできた場合は放置が難しいですよね。

口内炎からの回復を助けてくれるのはビタミンB群です。中でもビタミンB2は皮膚や粘膜の成長を促進する働きがあるので、摂取すると口内炎が早くふさがります。

食事から摂取するのが一番ですが、口内炎が酷いときは難しいので、オススメは「チョコラBB」シリーズです。錠剤タイプを飲むと治りが明らかに早くなります。ドリンクタイプなら食欲がない人でも飲みやすいでしょう。コンビニで買えるのもありがたいですね。

刺激物を食べるのは避ける

口内炎ができたときは、刺激の強いものを飲食するのはやめましょう。痛くて食欲がなくなるのも困りものですが、そうでもない場合はついついいつも通りの食事をしてしまいます。醤油や辛いもの、冷たいものなど刺激が強くてしみるものは、口内炎を悪化させます。

舌のフチが歯にそってギザギザに…

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舌全体が痛んで腫れぼったく感じることはありませんか?そういうとき口の中をのぞくと、舌の輪郭がギザギザにゆがんでいるでしょう。

口内炎よりは頻度の少ない症状なのですが、これも舌が大きく浮腫み、歯に押し付けられることで型がついてしまった状態です。いつ舌を噛むかわかりませんし、口内炎と同時に発症したらより苦しいです。

乱れた食生活と疲労が重なると発症しやすくなります。身体に必要なビタミンやミネラルが不足しているときに、カロリーたっぷりの食事を摂ると、消化不良を起こします。

対処法は基本的に口内炎と同じですが、炎症を起こしていない場合はとにかく身体を休めて、ビタミン・ミネラルが豊富な食事を適切に摂りましょう。

水分だけ補給して、塩分補給を怠ると、せっかくの水分を吸収できずに浮腫んでしまいます。熱中症にもつながるので注意してください。また口内炎も発症してしまった場合は食事が困難になるので、歯科・耳鼻咽喉科・内科を受診してください。

結論! 内臓からのヘルプサインを見逃さないで

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いかがでしたか?舌の不調は身体からのSOSサインです。内臓が荒れると舌が荒れます。体力が落ちて消化不良を起こしやすいので、舌に不調があらわれたら刺激物を避け、身体を休め、栄養を摂って治しましょう。舌の荒れを治すということは内臓の調子を整えるのと同じことです。

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