ハイウエスト・ワイドパンツで着痩せできるかも
夏至も過ぎてまもなく7月。暑くなってきましたね。パンツスタイル派には、すでに汗や蒸れとの戦いが始まっています。
2018年のボトムスの流行といえば「ハイウエスト」と「ワイドパンツ」です。ウエストをキュッと引き締め、お尻から下のシルエットをゆるやかに隠す、これが2018年のトレンドです。
毎年ユニクロでは様々な太さのデニム(ボトムス)が並びます。2018年は裾がワイドなものと、彼氏のデニムを拝借したようなダボッとしたシルエットのものがニューカマーで、それにプラスして常に人気の高いストレートタイプとスキニータイプが販売されています。
ハイウエスト・ワイドパンツは特徴的なシルエットのため、来年以降の流行を考えると購入をためらうかもしれません。しかし下半身デブを隠して足を細く長く見せてくれるので、今年中に着たおす覚悟で購入すればいいと思います。
本記事では、ハイウエストやワイド裾がどのような美脚効果をあげるのか、解説します。
ハイウエストでポッコリお腹を隠してくびれを作る
ローライズとハイウエスト(ハイライズ)は定期的に流行が入れ替わりますが、2018年は圧倒的にハイウエストの勝利です。
ライズは日本語に訳すと「股上」という意味です。ハイライズは股上が深いという意味です。ボトムスの腰のライン≒ウエストを強調するラインが高い位置にくるので、ハイウエストという呼び方も定着しています。
2018年のハイライズ・ハイウエストパンツは股上丈がかなり長めで、飾りボタンが複数ついてウエストの縦のラインを強調しているデザインが多いです。
ハイウエストパンツの一番のメリットはぽっこりお腹をカバーしてくれることでしょう。へそ付近までパンツの布地で覆われるので、パンツの上に腹肉がど~んと乗ってしまう事態も避けられます。デニムのような硬い生地のパンツをはけば、ウエスト周りとヒップの引き締め&リフトアップ効果も期待できます。
難点は自分に合うサイズを選ぶのが難しいことでしょうか。ハイウエストパンツのウエストサイズは文字通りウエストの一番細い部分のサイズを指している場合がほとんどです。通常丈やローライズでは一番細い部分より下にウエストラインが来るので、その感覚で選ぶと1サイズ大きくなってしまいます。
また下半身にお肉が偏っている人は、ヒップサイズも見ないとせっかく買ったパンツがはけないかもしれません。下腹部全体を覆う分、サイズは厳密にチェックしてくださいね。
ワイドパンツはコンプレックス隠しにうってつけ
ハイウエストとともに流行しているのがワイドパンツです。ワイドパンツもハイウエスト寄りで、重心を裾に寄せすぎないためにウエストに結び目(リボン)や飾りがついているものが多いです。
スキニーパンツのいいところは足を隠しながらラインを見せられるところです。腰から足のラインが美しい人向けのスタイルです。
一方、ワイドパンツはお尻の下から裾に向かって末広がりになっています。足の太さやシルエットに自身はないけれど、スカートよりはパンツがいいという人に向いています。
ヒールの高い靴を履くときはしっかり足首下まで隠れるタイプ、フラットな靴を履くときは足首を見せて細さを強調するタイプが合うでしょう。
ワイドパンツはともすればオバサンくさい印象になりやすいアイテムです。なるべく生地が上質なものを選びましょう。シワシワだとだらしなく見えるので、きちんとアイロンを当てるか、シワがつきにくい素材のパンツを買ってください。
引き締めカラーでスリム見せ効果アリ
シャーベットカラーが流行り、甘めニュアンスのトップスを着ている人にオススメなのが、キュッと引き締まってみえるダークなカラーのボトムスです。
デニムはケミカルウォッシュや穴あきも流行していますが、トップスがふんわりとした色や素材の場合、敢えてウォッシュ感のない濃い色をボトムに持ってくるとギャップで下半身が引き締まって見えます。またトップスの甘さを中和してくれるので、フェミニンが苦手な人にもオススメです。
逆に上半身にビビッドなカラーや、ぴったりフィットするタンクトップ・リブニットを持ってきた場合は、白いパンツやキレイ目シャーベットカラーのパンツが似合います。
着こなし次第で使えるアイテム
昨シーズンと流行の形が大きく変わると警戒してしまいますが、プチプラブランドが全盛の今ならお手頃価格で最新ファッションが楽しめます。甘いテイストが多い2018年春夏シーズンですが、ハイウエスト&ワイドパンツを着こなして、颯爽とした大人っぽさを演出しましょう!