はじめに
2018年3月17日。この日、東京で桜の開花宣言がされました。3月の第3週は気温が急上昇したため、当初の予測よりもさらに早まりました。平年と比べると9日も早く開花し、これは3月16日に開花した2002年・2013年に次いで歴代3番目の早さです。
開花が早まった影響で、満開日もかなり早まると予測されています。例えば上野恩寵公園は当初3月29日ごろに満開になると予測されていましたが、最新の情報では3月24日~25日ごろになるかもしれないとされています。
実際、わたしの自宅近所の桜も、すでに3分咲き~5分咲きになっています。街灯に隣接している桜は夜間でも光があたるため、ほかの樹と比べて咲くのが早いです。
月末にお花見を予定されていた方は多いと思いますが、一番の見ごろは今週末になるかもしれません。
浮間公園(北区・板橋区)
今朝がた、赤羽方面に住む友人S氏から浮間公園の写真が送られてきました。浮間公園とは、北区浮間と板橋区舟渡の間にまたがる公園で、中央にある大きな「浮間ヶ池」が有名です。JR埼京線「浮間舟渡駅」の目の前にあります。
浮間公園では1週間ほど前から提灯やごみ箱が設置され、桜のライトアップが始まっていました。春分の日こそ真冬の寒さに戻りましたが、それ以外はずっと暖かく、日を追うごとに桜のつぼみはほころび、今日中に5分咲きになりそうな咲き具合です。
今朝(3月23日)になって屋台が登場し、店主が材料を切ったり飾り付けをしたり朝から忙しく働いていました。公園内での飲食の提供は今日の昼頃からはじまるそうです。
子育て世帯が多い地区なので、おしゃれな屋台よりもたこ焼きや焼きそば系の粉物が目立ちますが、最近人気の電球ソーダもありました。
こちらは板橋区側の写真です。このように公園内には広い芝生や土手があり、ベンチもたくさんあります。普段はおじさんが寝転がっているとか(笑)お花見の準備は万端です。(ここまで情報提供:S氏)
都内各地の公園・広場でこのような準備すすんでいるでしょう。上野恩寵公園は場所取りが厳しそうですが、案外穴場は多いので探してみてください。
夜桜観賞には雨具が必要
桜の準備(?)は万全ですが、気になるのはお天気ですよね。こちらは気象庁による今後一週間の天気の予測です。花曇りの季節らしくいまいちスッキリしませんね。ただ25日日曜日はよく晴れて絶好のお花見日和となるでしょう。
問題は今日(23日)をはじめとするウィークデーです。曇りでとどまってくれればいいのですが、時間帯によっては小雨がぱらつく可能性もあるとのこと。
折り畳み傘を常備している方は多いと思いますが、もし人がたくさん集まる場所で夜桜見物をするならレインコートやレインポンチョを用意したほうがいいでしょう。透明なタイプはコンビニでも購入できます。
昼と夜の気温差も激しいので、防寒にも気を付けてください。上着を一枚余分に持つ、ストールを羽織る、使い捨てカイロを使うなどして風邪に気を付けてくださいね。
まとめ
厳冬と急激な気温の上昇で、全国的に開花が早まった桜。満開(8分咲き)から散り終わるまで1週間程度の猶予があるので、雨が降らないことを祈りつつお花見を楽しんでくださいね!