腕のアクセはバングルがオシャレ
ここ数年で、腕時計を着けている人が目に見えて減りました。若者の腕時計離れはガラケー時代から盛んに言われていたことです。当時の携帯電話はあくまで電話とメールが主体でしたが、現在のスマホは仕事にも多いに活用されるので、スマホで時刻を確認することに目くじらを立てる人も減りました。
「時計」そのものの役割はともかく、内勤でPC仕事ばかりだと腕時計って邪魔なんですよね(笑)外してそのまま置き忘れてしまうこともしばしば。筆者もルーズリーフとペンで過ごしていた学生時代は腕時計をつけていましたが、着けなくなってもう何年経ったか覚えていません。
いまどき時計が必須なのは営業職の人ぐらいではないでしょうか。社会人たるものそれなりの時計を~と言われなくなったのは楽ですが、夏になると腕の露出が増えるのでなにかアクセサリーがないとちょっと寂しいのもまた事実です。
ファッション目的の時計を買うのではなく、バングルで腕の華奢見せを狙うのが現代風。特に2018年はクリア素材やチープ系アクセが流行っているので、シーンに合わせてバングルを使い分けるのがマストです!
この記事では華奢見せ効果抜群のバングルについて解説します。
バングルとは
バングルとはブレスレッドの一種で、手首や前腕を飾るアクセサリーです。インドやバングラデシュといった南アジアの国々の伝統的な飾りで、ヒンドゥー教において既婚女性が腕にアクセサリーをつけないのはよくないとされています。
木や金属、ガラス、プラスチックなどの硬い素材で作られていて、完全な輪になっているタイプと、細い隙間が空いているものがあります。日本では鎖や革でできていて柔らかくて揺れるものを「ブレスレット」、形が変わらない素材のものを「バングル」と一般的に呼びます。
南アジア諸国では今も宗教的な意味合いの強い飾りですが、外国人向けにお土産としても販売されています。東南アジアへの旅行やインスタグラムの影響もあって、2018年現在の日本では従来のブレスレットよりもカジュアルに身に着けられるアクセサリーとして、若年層を中心に親しまれています。
以前より時計や宝石のついたブレスレットが好まれなくなったため、プチプラブランドだけでなくハイブランドからもバングルがリリースされています。
平日は華奢バングルをチラリ
平日や博物館へのお出かけのような「静」の場面では、華奢なバングルがいいでしょう。
こういった場面でつけるバングルは、従来のブレスレットと同じポジションです。金属製の細くてシンプルなものや、プラスしてちょっとした飾りがついているものがオススメです。細いバングルは複数個重ね付けしても素敵です。
手首付近で華奢な飾りがチラリと揺れることで、前腕の細さを強調します。またちょっとした動きは涼しさも演出してくれます。
いわゆるブレスレットのような高級でデコラティブなものも素敵ですが、ミサンガと併せられるような細身カジュアルのものなら普段使いにもってこいです。
2018年はバッグ以外にもクリア素材が流行しています。ピアスやイヤリングと併せて、アクリルやプラスチック素材のバングルをつけるのもいいですね。ガラス製のバングルはとてもキレイですが壊れやすいので、ガラスっぽく作られたアクリル樹脂製のものの方が安くて長持ちします。
アウトドアやお出かけは幅広バングル
休日にアウトドアな外出をするときは、思い切り主張する幅広のバングルが似合います。夏のカジュアルなコーディネートは南国をイメージして、南アジアで広く用いられているタイプのものを選びましょう。
Tシャツとショートパンツのような思い切りカジュアルの場合は、金属製バングルで引き締めて、逆に甘めコーデのときは木製+ビーズ飾りバングルでラフ感を演出するとバランスが取れます。
幅広バングルをつけるときは日焼け止めを塗り忘れないようにしてください。特にBBQのような日焼けするイベントでは、うっかりすると腕に帯状の模様ができてしまいます。海にいくならクリアタイプがオススメです。
結論! バングルを上品に取り入れよう
2018年は特にアンチ高級路線というか、プチプラ系をプチプラに見えないように上手に取り入れるのがトレンドです。プチプラ活用トレンドは来年以降も続くでしょう(というより景気が回復するまでずっと続くと思います)。バングルはもともと大人の女性のためのアクセサリーです。毎日のワードローブにプラスするだけで、華やかさが変わります。