はじめに
2018年のゴールデンウィークは、4月28日(土)~5月6日(日)です。カレンダー通りなら、前半に3連休、2日出勤して、後半に4連休と続きます。細切れな飛び石連休ではないので、比較的旅行や帰省に向いているといえます。
ゴールデンウィークを利用して帰省する方も多いと思います。東京や都市部での生活に慣れてしまうと、帰省が億劫になりますよね…。電車や飛行機のような運行時間が決まっているものならともかく、自動車や高速バスだと酷い渋滞に巻き込まれて疲れ果ててしまいます。
2018年ゴールデンウィークの帰省ラッシュ・Uターンラッシュがいつか、ラッシュ回避法や対策法をまとめました。
ラッシュは分散傾向か?
2018年のゴールデンウィークは、4月28日(土)~5月6日(日)の9日間です。カレンダー通りの会社にお勤めなら、3連休+2日出勤+4連休という構成になります。細かい飛び石ではなく、前半と後半に連休がきっぱりわかれていますね。
連休が2つにわかれているので、混雑も2つに分散するのではないかと予測できます。1回目の3連休で帰省を済ませる人、より行楽地が混雑する2回目の4連休を帰省にあてる人。考え方はさまざまですが、飛び石連休や超長期連休よりもマシになる可能性が高いです。
帰省ラッシュは連休初日午前、Uターンラッシュは5日午後
連休の日程が同じなのですから、移動時間もかぶります。帰省ラッシュは、3連休の頭および4連休の頭になるでしょう。
具体的には4月28日(土)の午前中と5月3日(木)の午前中が混雑のピーク
早朝というと4時や5時を想像されると思いますが、移動者数が多いのでそれでは少し遅いかもしれません。筆者の伯父は、従兄弟たちが交通機関で騒がなくなる年齢まで、夜中の3時ごろに出発していました。
Uターンラッシュは帰省ラッシュよりもバラけます。前半に帰省する場合は4月30日(月)の午前が混みます。後半は5月5日(土)の午後から6日(日)の午前にかけて混雑します。ギリギリまで帰省先で過ごす人と、早めに帰宅して予備日をとる人にわかれます。
渋滞を避けるなら夜間の移動
渋滞が最も酷くなるのは連休初日の午前中です。巻き込まれないためには前後にずらさなくてはなりません。しかしUターンラッシュが嫌だからといって後ろ倒しにはできませんよね。というわけで混雑が酷くなる前の深夜移動をオススメします。
4月27日(金)の夜、仕事が終わったあとそのまま出発するか、軽く仮眠して日付が変わった後に出発しましょう。5月2日(水)も同様です。
Uターンラッシュを避けたいなら、前半帰省の場合は1泊2日にするのもオススメです。もし休みが取れるのなら、連休の谷間の2日間を移動にあてると良いでしょう。
深夜の移動は混雑こそ控えめですが、事故を起こす確率は高くなります。特に普段あまり運転しない人にとって、深夜の長距離運転は難しいでしょう。高速道路には一定間隔で電灯が立ち、ずっと同じ景色が続きます。同じ風景の中を一定の速度で走り続けると眠くなります。2人以上で交代しながら運転するか、途中のSAで休憩をはさむようにしてください。
渋滞に巻き込まれたときのために
ゴールデンウィークに限らず、帰省ラッシュ&Uターンラッシュの時期の渋滞の酷さは尋常ではありません。何十キロにもわたって自動車の列が続き、まったく動けなくなることも珍しくありません。
渋滞に備えて車には各種グッズを積んでおく必要があります。
食料・飲料
何時間も車中に閉じ込められるので、食べ物と飲み物は十分に用意しておきましょう。高速道路のほとんどの部分は直射日光を遮るものがないので、車内の温度はかなり上がるでしょう。熱中症予防のためにも水分は必要です。
エチケット袋
車に酔っても車外に出るのは難しいです。酔いやすくなくても用意しておいて損はありません。普通のビニール袋ならゴミ捨てにも使えます。
携帯トイレ
渋滞の中でトイレに行きたくなったら地獄です…。SAにたどり着いてもどこもトイレは長蛇の列です。万一の場合に備えて、携帯トイレも用意しておきましょう。お腹が痛くなった場合は、一応一定間隔ごとに避難スペースが設けられているので、そこまで頑張ってください。
ブランケット
昼間は暑くても、朝晩はまだ冷えます。車内で寝る予定がなくてもブランケットやひざかけはあって困りません。
ひま潰しアイテム
運転手以外は暇です。渋滞が動いている間は運転手と話すのをおすすめしますが(眠気覚ましのためにも)、完全に止まってしまったら退屈です。
いまどきはスマホさえあればいくらでも暇つぶしできますが、スマホだけで時間を潰すときはバッテリーを忘れないようにしてください。
また、動画を見るとどんどんギガが減る(通信量が多くなり、制限にかかりやすくなる)ので、通信量を追加できるプランに申し込むなり、あらかじめWi-Fi環境下でDLしておくなりして対処してください。
まとめ
渋滞を回避するにはどうしても夜中の移動が必要になります。すっぱり諦めて渋滞中も楽しめる用意をするか、公共交通機関を使うのもアリだと思います。