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【2019年2月】春の花粉症シーズンの始まり! 東京は長期間飛散するかも!?

2019年1月下旬、花粉の飛散が始まった!

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【2019年冬】インフルエンザの流行が警報レベル! 手洗いの徹底&乾燥を避けて」でご紹介した通り、2019年は年明け早々インフルエンザが大流行しました。念のためマスクを着用している方も多いと思います。

空中を漂っている異物はインフルエンザウィルスやノロウィルスだけではありません。そう、スギ花粉の飛散がすでに始まっているのです。「tenki.jp」の花粉飛散情報によると、この記事を書いている2019年2月7日(木)の都心部の花粉飛散量は「少ない」だそうです。少量ではありますが、花粉は間違いなく飛んでいます。

2019年春シーズンの花粉飛散量はどのくらい多い(少ない)と予測されているのでしょうか。予防治療を受けていない方や、まだ花粉症を発症していない方が今からできることはあるのでしょうか。

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量は平年並み! でも飛散期間が長引きそう…

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花粉症の方にとって、花粉の飛散量は最も重視すべき情報です。予測を見たからといって完璧に花粉を防いで症状を抑えられるわけではありませんが、マスクとティッシュ(と気持ち)の準備は早めに終えておきたいものです。

また花粉症ではない方にとっても、飛散量は重要です。花粉症は花粉が原因で起こるアレルギー症状全般をさします。アレルギーの発症は突然です。去年まで平気だった人も、今年の花粉でアレルゲンの許容量(閾値)を超えて発症するかもしれません。すべての人がなるべく花粉を体内に取り込まないよう気を付けるべきなのです。

2019年春の花粉量は平年並み=2018年春より少ない

まずは朗報から。東京都の、2019年春シーズンのスギ・ヒノキ花粉は「平年並み」と予測されています。ただしお隣りの山梨県は「多い」との予測なので、お天気の具合によっては少し多くなるかもしれません……。

平年とは過去10年間を指します。つまり、2019年の平年とは「2009年~2018年」の10年間です。2009年以降の「普通の年」と同じくらいの量が飛散する可能性が高いということです。

そして昨シーズン(2018年春シーズン)と比較すると「やや少ない」という予想になります。これでイメージがはっきりしたと思います。飛散量がやや多かった去年の春より、今年の春の方が過ごしやすいという予測です。

ちなみに、東京は去年より楽ですが、中国地方を中心に多くの地区は平年より辛いシーズンになりそうです。花粉シーズン中に該当の地方へおでかけの予定がある方は、覚悟して準備しておきましょう。

東京は飛散のピーク期間が長い!

次は残念なお知らせです。2019年春の東京は、飛散量のピーク期間が長く続くと予測されています。具体的にはスギが3月上旬~4月上旬、ヒノキが4月上旬~4月中旬末。スギ花粉のピークだけで丸一か月、間髪入れずにヒノキ花粉のピークがおよそ半月続く可能性が高いです。

花粉の飛散開始自体は、平年より5日遅い、2月15日ごろだと予測されています。が、実際には「飛散開始」と認定される前の1月ごろから少量の飛散が始まっています。本格的な飛散が始まる前に花粉対策グッズを揃えたいですね。

花粉対策グッズの備えは万全に!

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花粉症の治療法は大きくわけて3種類あります。「舌下免疫療法」「レーザー治療」「薬物療法」です。アレルゲンのエキスを舌の下に投与する「舌下免疫療法」は花粉が飛んでいない時期じゃないとできません。レーザー治療は花粉が飛散をはじめる3~4週間前に行います。

つまり今からできるのはお薬を飲むことだけです。

ただし、マスクやゴーグルを着用し、全身に付着した花粉を玄関できちんと払い、部屋の掃除を徹底することで症状をかなり軽減できます。マスクやコロコロ(粘着テープ)はたっぷり購入しておきましょう。また花粉の付着しにくい素材の服を着るのも大切です。

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