なんだか疲れた…アロマキャンドルを試してみませんか?
「1月は居ぬ(いぬ)、2月は逃げる、3月は去る」と昔から言う通り、年明けから年度替わりまでの3ヶ月は忙殺されて休息をとる暇もありません。気温の上下が激しく、花粉も飛ぶので、心身ともに疲れ切っている方も多いのではないでしょうか。
神経が昂った状態が続くと、なかなか寝付けなかったり、睡眠の質が悪くなったりします。睡眠不足はパフォーマンスの低下やさらなる疲労の蓄積につながるので、なんとかリラックスしたいですよね。
アロマテラピーの中でもアロマキャンドルは手間がかからず、リラクゼーション効果が高いと言われています。炎のゆらぎには人の心を沈める力があると考えられているからです。
アロマキャンドル初心者にオススメできる、人気のプチプラアイテムと、キャンドルに火を灯すときにあると便利な道具をまとめました。
アロマキャンドルはどこで買えるの?
まず、アロマキャンドル本体や香りを楽しむために必要な道具が買える場所を見ていきましょう。
「ロフト」や「東急ハンズ」などの大型生活雑貨店
アロマキャンドルもキャンドル(洋ロウソク)の一種ですから、インテリアや生活雑貨を販売しているお店で取り扱われていることが多いです。
生活雑貨チェーンの「ロフト」、ホームセンターチェーンの「東急ハンズ」には、アロマテラピーや癒し全般の専門コーナーが設けられています。取り扱いアイテムが豊富で、専門スタッフも常駐しているため初心者にオススメです。プレゼントの相談にも乗ってもらえるでしょう。
シンプルなものが欲しい方は「無印良品」もオススメです。
「ドン・キホーテ」は海外のアイテムが安い!
庶民の味方、格安の殿堂「ドン・キホーテ」では海外の雑貨も安く販売されています。店舗によって品揃えが大幅に違いますが、アロマ関連商品の棚にキャンドルも置かれていることが多いです。
とにかく安いので、初心者の方が好きなタイプの香りを探すのに最適です。
好きな香りがあるならネット通販が楽
自分の好きなタイプの香りがはっきりしている方や、欲しいアイテムが決まっている方はネット通販がオススメです。
ただ、アロマオイルの状態では好きな香りでも、キャンドルになると蝋が混じって微妙に感じる場合もあるので、一度もアロマキャンドルを利用したことがない方はやはり実店舗で香りをチェックした方がいいと思います。
最初はプチプラから! 人気のアロマキャンドル2選
それではアロマキャンドルの中でもプチプラ帯で人気のある商品をご紹介します。初心者にプチプラキャンドルをオススメするのは、小さくて安いアイテムだと財布にダメージなく色んな種類を試せるので、好きな香りが見つかりやすいからです。
ヤンキーキャンドル
最もよく見かけるプチプラ帯のアロマキャンドルといえば「ヤンキーキャンドル」です。アメリカ生まれのアロマキャンドルで、とにかくカラフルで香りの種類が非常に豊富(約150種)です。小さいキャンドルが4つ(6つ)セットになっているものが使いやすいです。
専用ホルダーが付属するタイプは、アロマキャンドル初心者にぴったりです。まだお好みの香りがわからない方は、さまざまなキャンドルがアソートになっている「クリアカップティーライト」を買いましょう。シャボン系の爽やかな香りは、癖が強くないので使いやすいです。
燃焼時間は4~6時間と短めです。お好みの香りを見つけたら、大きいサイズをどうぞ。「ヤンキー」といっても不良という意味ではありません。安価なのに品質は十分です。
グレード(Glade)
ヤンキーキャンドルと並んで人気なのが、「Glade(グレード)」です。写真の通り1つのキャンドルで2種類の香りが時間差で楽しめるアイテムが人気です(1種類のものもあります)。
お花でキャンドルを飾る「フラワーキャンドル」の作り方が公式サイトで公開されています。インテリアにこだわりたい方は参考にしてみてください。インスタ映え・Pinterest映えもばっちりです。
また風水にこだわりがある方にもオススメです。ストレスを溜めないためには、理想の部屋作りが重要ですよね。
「ヤンキーキャンドル」や「Glade(グレード)キャンドル」は初めてのアロマキャンドルにぴったりのブランドです。どちらもアメリカ製です。ヨーロッパ諸国や日本にも素晴らしいアイテムはありますが、初心者でも失敗しづらい(失敗しても痛くない)のはやはりヤンキーとグレードだと思います。
アロマキャンドルを楽しむために揃えたい道具
火を付けるだけで高い癒し効果が得られるアロマキャンドルはとてもお手軽です。しかし「視覚と嗅覚で癒しを。アロマキャンドルがもたらす効果と注意点」でもご説明した通り、日本はロウソク・キャンドルから失火しやすい環境にあります。
安心してアロマキャンドルを楽しむために必要な道具もご紹介します。
着火装置
コンロすらIHクッキングヒーターに置き換わりつつある現代人は、火を扱う経験が不足しています。タバコを吸わず、灯油ヒーターの使用が禁止されている部屋にお住まいの方は、着火するための道具を1つも持っていないかもしれませんね。
便利で安いのは使い捨てライターです。コンビニなら100円~150円程度で販売されています。ただし最近のライターは、子供の火遊びを防ぐため着火方法が少し複雑になっています。少し練習しないと火が出せないかもしれません。
また、持つ部分と火が出る部分が近いので、手先が不器用な方は火傷にも注意が必要です。
安全性が高いのはいわゆる「チャッカマン」タイプのライターです。着火ボタンと火が出る部分が離れているので、火傷の危険性はぐっと下がります。子供対策はチャイルドロックで行っているので、大人でも着火が難しいということはありません。
キャンドルを入れる容器(キャンドルホルダー)
キャンドル(ロウソク)は芯の周囲を蝋で固めて作ります。芯に火を付けるとその温度で蝋が溶け、溶けた蝋が燃料となって長時間火を維持できるという仕組みです。
素のキャンドルにそのまま火を付けると、溶けた蝋があふれてしまう危険性があります。芯に近い中心部が先に溶け、外縁部はなかなか溶けずに防波堤になってくれますが、それも時間の経過によって変わります。しかも燃え尽きる寸前が一番高温になるので、危ないと思ってからでは遅いのです。
アロマキャンドルを買うときは必ずキャンドル容器(ホルダー)も買いましょう。サイズが同じなら1つ買えば使いまわせます。
たいていのキャンドルホルダーはインテリアとして映えるようなデザインになっています。キャンドルの色や灯りがよく見えるので、ガラス製で透明か半透明のものがオススメです。
口部分が広いとキャンドルを入れやすく取り出しやすいです。倒れにくいように底が重くなっているものも多いです。
蓋がついているタイプは、キャンドルの火を途中で消すのに便利です。蓋をしめてホルダー内部に酸素が入らないようにすれば、自動的に火は消えます。蓋をあけて再点火すればまた使えます。
キャンドルを置く皿
キャンドル入れの底が分厚くなっているタイプなら基本的には不要ですが、キャンドルを置くためのお皿もあった方が安心です。地震などで予期せずキャンドルが倒れたときでも、お皿を敷いていれば火事が防げる可能性がぐっと高まります。
また上でも触れましたが、キャンドルは燃え尽きる直前が最も高熱になります。蝋がなくなりそうなときの温度が、机などに直接伝わってしまうと火事の原因になりかねません。
キャンドル容器と揃いじゃなくても、耐熱性の高いお皿ならなんでも構いません。インテリアにこだわるつもりで素敵なお皿を探してみてはいかがでしょうか。
安全に気を付けて心身を癒そう
お手軽といってもアロマキャンドルは火を使うアイテムです。火の扱いは、用心しすぎなくらいがちょうどいいと思います。落ち着いて楽しむためにもキャンドル本体以外のアイテムもしっかり準備しましょう。
プチプラキャンドルでお好みのものが見つかったら、高価なキャンドルや大きなキャンドルにも手を出しやすくなります。また値段と好みは比例しないので、プチプラ帯で好きなアイテムが見つかったらラッキーだと思います。
防災・防火対策を万全に整えて、アロマキャンドルのリラクゼーション効果を堪能してくださいね!