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血糖値の急上昇がデブの原因? 食事の摂り方を変えて太る体質を改善しよう!

はじめに

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あなたは血糖値を気にしたことはありますか?

血液検査を受けると、血糖値の項目がありますよね。「FPG」「HbA1c」と書かれている部分です。20~30代の若い女性が問題視されることはあまりないでしょう。私も貧血に関わる項目と、コレステロールに関わる項目の方が気になります。

血糖値というのは、血液中に含まれているブドウ糖の濃度のことで、高すぎても低すぎても問題があります。高すぎる人は糖尿病です。

糖尿病患者の9割を占める2型糖尿病の原因は、食べ過ぎ、肥満、運動不足などです。中高年になると患者数が増える生活習慣病です。

若いうちから意識して食生活を整え、定期的に有酸素運動を続けることで生活習慣病を防ぐことができます。が、この記事の本題は病気の予防ではありません。

糖尿病はなかなか自覚症状の出ない病気です。健康診断で指摘されない限り、若い人はあまり血糖値に気を遣わないでしょう。しかし血糖値の上下が、太りやすさに関わってくると聞けば話は別ですよね。

血糖値の急上昇と急降下がデブ体質を招き、太ってしまう理由と改善法について解説します。

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上昇した血糖値を下げるのは「インスリン」

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血糖値とは血液中のブドウ糖(グルコース)の量を表しています。一般的な血液検査で測るのは「空腹時血糖値」といって、食後2時間以上経過したときかお腹が空いているときの血糖値です。

このことからわかる通り、血糖値は空腹時と食後では大きく変わります。

食事をすると血糖値があがる

炭水化物を摂取するとグルコース(ブドウ糖)に分解され、小腸から吸収されます。グルコースは人が生きていくために絶対に必要な成分なので、血液中のグルコースの濃度、つまり血糖値は常に一定になるように調整されています。

食後は炭水化物が大量に分解されるので、一時的にグルコースが大量に吸収され、血糖値が上がります。

高すぎる血糖値をインスリンが正常値まで下げる

グルコースは重要ですが、血糖値が高すぎると身体に悪影響が出ます。そこで血糖値が上がると、インスリンというホルモンが分泌され、ほどよい値に調整されます。

糖尿病患者はインスリンが正常に分泌されなくなり、血糖値をコントロールできなくなる病気です。悪化するとインスリン注射で人工的に血糖値を下げる治療が必要になります。

インスリンは膵臓(すいぞう)のランゲルハンス島から分泌され、脂肪内に余分なグルコースを吸収させます。また脂肪の分解を抑制して糖分を作り出す機能を制限します。

血糖値が急上昇すると、大量のインスリンが分泌される

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食後に血糖値が上昇するのは当たり前のことです。むしろ食事を抜きすぎると低血糖状態に陥ります。低血糖症になると大脳にエネルギーが回らなくなり、意識不明になることもあります。適切な間隔で適切な量の炭水化物を摂取することは非常に大切です。

さて上の項目で、インスリンは血中のグルコースを脂肪の中に吸収させたり、脂肪の分解を抑えたりして血糖値を下げる働きをすると書きました。

つまりインスリンが分泌されているとき、ヒトは体内の脂肪に糖分を貯めこむうえに脂肪分解ができなくなるということです。

インスリンが大量分泌されると太りやすく痩せにくい時間が続く

血糖値が正常な範囲、または低血糖傾向にあるとき、インスリンは分泌されません。

逆に血糖値が高くなるほど、急いで下げるために大量のインスリンが分泌されます。

血糖値が急上昇すると、インスリンもドバッと分泌されます。(糖尿病でないなら)大量のインスリンのおかげで糖分はすみやかに吸収されます。血糖値もすぐに下がって安定するので問題ないと思いますよね。

血糖値が安定するようにインスリンは脂肪の分解を抑え続けます。つまり大量のインスリンが分泌されてしまうと、食後しばらく経っても脂肪の燃焼が始まらないのです。

血糖値を一定にしないと命にかかわるので仕方ないのですが、長い目で見ると太りやすく痩せにくい身体を作ってしまっています。

大量の炭水化物が大量のインスリンの分泌につながる

食事をする以上、インスリンが分泌されるのは当たり前のことです。分泌されるインスリンの量が少なくすめば、太りやすく痩せにくい体質になることはありません。

インスリンが分泌される条件は、小腸から大量のグルコースが吸収され血糖値が上がることです。グルコースは炭水化物やデンプンが分解されると発生します。少量でも、小麦粉と砂糖がたっぷりのお菓子を食べると、血糖値が急上昇しインスリンが分泌されます。

同様に、お米やパン、麺類は炭水化物の塊なので、インスリンが大量分泌される原因になります。糖質制限ダイエットとは、こういった主食系の食べ物を制限することで体内で作られる糖分量を減らすのが目的です。

空腹時にいきなり炭水化物を摂らない

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空腹で血糖値が低く安定しているときに、いきなり炭水化物を大量に摂ると、血糖値が跳ね上がるのでインスリンが大量に分泌されてしまいます。

インスリンの分泌を抑えるには、飲食したときの血糖値の上昇をゆるやかにするのが一番です。

そのためには食事のはじめに炭水化物が多く含まれるものを摂らないことです。最初は炭水化物が少ない食べ物を体内に入れ、「これから炭水化物が増えますよ」と教えてあげましょう。

食べ始めの炭水化物が少なく、血糖値の上昇が穏やかなら、インスリンが一気に出ることはありません。

お味噌汁や野菜たっぷりのサラダから食べ始めることによって、少量のインスリンでもお米や麺類、パンに対応できます。逆に丼もののように一品がまとまっていて、最初から最後まで炭水化物を摂取するような食事は大量のインスリンが分泌されてしまいます。

食べ物を食べる順番を変えるだけで、同じ内容の食事でもインスリン分泌量を抑え、痩せにくい時間を短くすることができるのです。

厳しい糖質制限は弊害が大きいのでオススメできませんが、1回の食事で摂る白米など炭水化物の量を少しだけ減らし、先に炭水化物以外のものを食べることは間違いなくダイエット体質を作るのに役立ちます。

空腹時血糖値が正常範囲内であることも大切ですが、血糖値を跳ね上げないことも美容や健康を維持するために重要です。

まとめ

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いかがでしたか?まだ糖尿病を心配しなくてもいい人でも、血糖値の急上昇には気を遣うべきです。血糖値の上昇がゆるやかなら痩せにくい時間が少なくなりますし、自然と2型糖尿病を発症しにくい食生活が身に付きます。糖質制限だけで痩せるのではなく、炭水化物の摂取方法を変えることで痩せにくいデブ体質から抜け出しましょう!

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