大人向けのカラーマスカラもある
2018年の夏シーズンコスメのトレンドは、カラーマスカラです。従来のアイシャドウやアイラインでまぶたに色を乗せるのではなく、まつ毛に色を乗せて目元を華やかに彩ります。
以前からプチプラブランドからはカラーマスカラが発売されていました。主な用途はハロウィンの仮装です。カラーつけまつ毛やLEDライトが仕込まれた光るつけまつ毛も併せて売られていましたが、やはり若さと勢いがないと難しいアイテムだと思います。
ところが2018年になってにわかに風向きが変わりました。一部のハイブランドでは以前からカラーマスカラがあり、「モデルとかBAさんが使うものだよね」という印象があったのですが、今年は大人の女性が遊び心をもって使えるカラーのものが次々とリリースされたのです。
特に普段のメイクがナチュラルな人ほどカラフルなマスカラにはたじろいでしまうでしょう。染料がまつ毛に与えるダメージも心配です。
でも安心してください。さすがプチプラコスメとは違って、色も落ち着いているしまつ毛への美容成分が配合されているものがほとんどです。職場につけていくのはさすがに無理ですが、休日やバカンスにつけて楽しめるものがたくさんあります。初心者が使いやすいベーシックで落ち着いた色味を中心に一部をご紹介します。
イヴ・サンローラン・ボーテ
2018年4月6日に発売された、イヴ・サンローラン・ボーテの「マスカラ ヴィニルクチュール」。トップコート3種類を含めて全7色の展開です。
一番人気は「トラブル」と名付けられた青色です。公式サイトには「突き抜けるエレクトリックブルー」とあり、緑~青のアイラインやシャドウと相性がよさそうです。
イリュージョンことブラウンも使いやすい色ですね。トップコート以外の4色は、青、緑、ピンク、茶色です。1色だけで使うのはもちろん重ね付けしてグラデーションを作るのも華やかでいいですね。
資生堂
資生堂のマジョリカマジョルカからは、まつ毛と眉毛両方に使える「ブロー&ラッシュ カラーリスト」が登場しました。バニラブラウン(明るい茶色)とマロンブラウン(茶色)の2色展開です。髪の色に合わせることで優しい雰囲気を作れます。
マジョマジョなのでプチプラ枠ですが、1本でまつ毛と眉毛両方をカバーできる機能性の高さがポイントです。色味も冒険しすぎていないので、カラーマスカラ最初の1本としてもオススメできます。
shu uemura(シュウウエムラ)
アーティスティックで質の高いコスメで人気のシュウウエムラからは、限定カラー2色を含む6色展開で「ブローアンリミテッド」が発売されています。これもまつ毛と眉毛両方に使えます。両方をキレイに塗るために開発されたねじれたブラシが特徴的ですね。
限定カラーは「スパイキーイエロー」と「ミスティックグリーン」。そのほかにピンク、青、紫、オレンジが用意されています。華やかさと大人っぽい落ち着いたトーンを両立していて、バカンスの非日常感を味わうにはうってつけのカラーマスカラです。
ADDICTION
ADDICTIONから発売された「アディクション ジュエルカラーマスカラ」は6色展開ですべて限定カラーです。限定カラーは1人あたり1製品2つまでしか買えないのでご注意ください。
印象的なのはやはり赤系統ですが、すでに入荷待ちになっています。通販で買う場合は再入荷のお知らせが届くようにメールを設定しておきましょう。夏っぽいネイビーはまだ若干在庫があるようです。購入するなら今のうちですね。
高品質カラーマスカラで夏を楽しんで
2018年は老舗やハイブランドもカラーマスカラの新商品をリリースしています。シックなカラーが多く美容成分が配合されていて、大人の女性が使うことが想定されています。せっかく非日常なメイクを楽しむなら、質の高いコスメをゲットしてくださいね。