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体重だけを測るのはNG! 体脂肪率がわかる体重体組成計を使おう

はじめに

引用元: https://pixabay.com/ja/

もう5月も半分を過ぎました。そろそろ夏本番に向けてダイエットを始める季節ですね。

世界中を見渡しても、日本人女性ほど体重に気を付けている集団はいません。特に若い女性は全体的に痩せていて、BMIの低さは最貧国(食料難で飢餓が発生している国)に近いレベルです。

実際に渋谷駅前を歩いていても、太めの人はほとんど見かけません。ガリガリレベルに痩せている人が多いので、普通体型の人がぽっちゃりに見えてしまうくらいです。

ダイエット好きの日本人は体重をものすごく気にしますが、その割には体脂肪率を気にかけていない人が大勢います。最近の体重計は安価なものでも体脂肪率を計測する機能がついています。

体重が軽くても体脂肪率が多い隠れ肥満者は生活習慣病のリスクが高くなるだけでなく、見た目もだる~っとたるんだ印象を与えます。若いうちに自分の体組成を把握して、本当の意味でスレンダーで美しい身体をゲットしましょう。

体脂肪率が高い隠れ肥満

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BMIは【体重】÷【身長(m)×2】で求められます。WHOの基準ではBMI18.5~24.99が普通体重とされています。日本人の場合はBMI22だと一番病気になりにくいと言われています。BMI25を超えると肥満とされます。

BMIでわかるのは大まかな肥満度だけです。筋肉は脂肪に比べて重いので、同じ体型でも筋肉が多い人はBMIが高くなります。また身長が低い人はBMIが低めに出ます。

健康に影響を及ぼすのは体脂肪量です。食事抜きダイエットなど運動なしで痩せると、脂肪ではなく筋肉が落ちて、体脂肪率が高い隠れ肥満になってしまいます。

体脂肪率を計測してくれる体組成計タイプの体重計を使えば、自分の実際の肥満具合を調べることができます。女性の適正な体脂肪率は20%~29%です。30%を超えると軽度の肥満、35%を超えれば立派な肥満です。

体重体組成計とは

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最近は体重と体脂肪率を測ってくれる体重体組成計が増えています。微弱な電流を身体に流して、電気抵抗を利用して体脂肪率などの体組成を計測します。

体重体組成計は大きくわけて2種類あります。「両足測定タイプ」と「両手両足測定タイプ」です。

両足測定タイプ

見た目は体重計と変わりません。はだしで計測部分に乗ると、体重に続いて体組成を測ってくれます。下半身の電気抵抗で計測するので、起きたばかりの朝と、足に水分が集中してむくんでいる夕方では数値が大きく変わります。毎日同じ時間に測るようにしましょう。

両手両足測定タイプ

体重計に乗り、体重計と接続された電極を握って計測します。足から手まで電流が流れるので、両足測定タイプよりも細かく正確に体組成を調べることができます。また身体全体だけでなくパーツごとの体脂肪量を測れる機種もあります。

最新の体重体組成計はスマホアプリと連動して、様々な記録を管理する機能がついています。健康に気を遣う人なら多少高価でも買う価値はあると思います。

役所やジムなど健康施設でも計測できる

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家庭用の体重体組成計でも日常使いには十分な機能を備えています。でも今すぐに体重計を買い替える予定がない人や、もっと細かい数値が知りたい人は、自分が住んでいる地区の健康・福祉関係の施設に行けば無料で使える業務用の体重体組成計が置いてある場合があります。

またジムにも設置されています。ジムの会員なら誰でも使えます。

筆者も少し前、住んでいる区の健康福祉施設で計測してみました。体脂肪率30%超えの典型的な隠れ肥満でした…。両手両足と体幹(胴体)パーツごとに計測された結果、全体的に左側の筋肉量が少ないこともわかりました。重心が偏っているということですね。

詳細なデータがあると日常生活の動作やエクササイズにも生かすことができます。

まとめ

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自分の体脂肪率や体組成を知ることで、隠れ肥満を改善したり、生活習慣病のリスクを低くしたりすることができます。20代や30代前半では筋肉量の少なさはあまり気にならないかもしれませんが、いずれ筋肉が少ないせいで痩せにくさが加速したり生活に支障が出たりします。若いうちに体脂肪率を把握し、正しいダイエット習慣を身につけましょう。