アロマキャンドルのある暮らし
アロマテラピーとは、良い香りを嗅ぐことで心身をリラックスさせる健康法です。日常生活に取り入れやすく効果が穏やかなため、世界中で大人気です。
アロマテラピーの中でも特に人気が高いのが「アロマキャンドル」です。アロマキャンドルに火をつけると練りこまれた香り成分が部屋中に広がります。不規則な炎の「揺らぎ」にも高いリラクゼーション効果あると言われています。アロマキャンドルは疲れて昂った神経を鎮めるのにうってつけなのです。
またアロマキャンドルやキャンドルホルダーはオシャレなデザインのものが多く、インテリア雑貨としても人気があります。インスタグラムにも「#キャンドルのある暮らし」というハッシュタグがあるくらいです。
インテリア目的でアロマキャンドルを集めるなら量販品ではなくオリジナリティの高いものがいいですよね。他人とかぶらないアイテムが欲しいなら、アロマキャンドルを手作りしてみませんか?
アロマキャンドルの作り方
アロマキャンドルとは、キャンドル(ロウソク)にアロマの香り成分を練りこんだものです。つまり普通のキャンドルと同じくらい簡単に手作りできますし、香りを自分好みに調整することもできます。
材料・用意するもの
アロマオイル(香り付け素材)以外は基本的に100円ショップで買えるものばかりです。
材料
- ろうそく
- アロマオイル
- クレヨンまたは絵具(必要に応じて)
- ドライフラワーなどキャンドルに混ぜ込む飾り(必要に応じて)
用意するもの
- ボウル
- 鍋
- ロウを流し込む型(紙コップなど)
- 割りばし
- 輪ゴム
- カッターナイフ
作り方
まずは基本的なオリジナルキャンドルの作り方を説明します。
オリジナルキャンドルの作り方
- 1.ろうそくを細かく割って鍋に入れ、火にかけて溶かす
- 2.溶けたろうそくから芯を取り出す
- 3.芯を割りばしで挟み、輪ゴムで固定する
- 4.紙コップのフチに「3」の割りばしを置き、芯を垂らす
- 5.溶かしたろうを紙コップに注ぐ
- 6.数時間冷やして固め、紙コップをはぐと完成
バレンタインの最も簡単な手作りチョコと同じで、基本的には溶かして固めるだけでOKです。ロウを流し込む型に紙コップを使わずオシャレな瓶を使ったり、溶かしたロウに色を付けたり、ドライフラワーを混ぜたりすることでオリジナリティが出せます。
ポイント!
溶かしたロウを紙コップに注ぐとき、精油(アロマオイル)を垂らすとアロマキャンドルになります。精油は揮発性が高いため、溶かしたロウを少し冷まして混ぜましょう。
温度計がある場合はロウを60℃くらいまで冷ましてください。ない場合はボウルを使って湯煎しながら固まらない程度にロウを冷ましてください。
オイルが多すぎると火が付きにくくなるので溶かす前のロウソク1本あたりオイル2滴程度に抑えるとよいでしょう。ロウ全体にオイルをしっかり混ぜるよう注意してください。
色を付けたい場合はオイルと同じタイミングで、細かく削ったクレヨンを混ぜます。こちらも量が多すぎるとロウが燃えなくなるので気を付けてくださいね。
オリジナルキャンドルは写真映え◎
ロウを固める容器は紙コップが一番お手軽ですが、オシャレな瓶や缶をキャンドルホルダーに見立てて流し込むのもアリです。またクッキーの型を使えば様々な形のロウソクが作れます。
ドライフラワーを混ぜたり、複数の色がグラデーションやマーブル模様になっているキャンドルもオシャレです。単色のキャンドルづくりに慣れたらぜひ挑戦してみてください。
彫刻が得意な型なら、冷えて固まったキャンドルを削ってみるのも楽しいかもしれません。しっかりとした立体造形を目指さなくても、ランダムに切れ込みを入れるだけで雰囲気が変わります。固めた後に削ったキャンドルは使用中に倒れないよう、底に針がついていて固定できるタイプのホルダーに入れて使いましょう。
オリジナルアロマキャンドルは作り方がとても簡単で、工夫次第でいくらでもオリジナリティが出せます。最初はインスタグラムにアップされている写真を真似てもかまいません(パクり写真をアップしてはダメですよ!)。練習すればあなただけの素敵なキャンドルがきっと作れるようになるでしょう!