はじめに
久しぶりの同窓会でみんなをあっと驚かせたい、最近冷たい彼氏ともう1度ラブラブになりたい、友達との温泉旅行で恥ずかしい思いをしたくない…ダイエットを始めようと思うきっかけは、女子の数だけあるものです。
どんな理由にせよ、その先にある最終目標は「美ボディ」。引き締まったウエストにキュッと上がったヒップラインと、忘れちゃいけないのはバストキープされた美胸です。体についた脂肪のうち、唯一落ちては困るところですね。
せっかく一念発起してダイエットに成功しても、バストキープができていないと、垂れてしぼんだバストのせいでなんだか老けて見える…なんて悲しいことになりかねません。
同窓会では堂々と、彼氏からは愛の言葉をささやかれつつ、温泉で真にリラックスするためには、バストキープのミッションはコンプリートしなければならないのです。
憧れの美ボディを手に入れるために、バストキープしながら美しく痩せるダイエットのポイントについて見てみましょう。
筋トレがバストキープに良い本当の理由
メリハリのあるボディを作るために、筋トレなどの運動が欠かせないのはよく知られているところです。美しいバストを作るためにも、ダイエットに筋トレは積極的に取り入れたいところ。
でも、ぷるんとしたバストの膨らみは、筋肉ではなく脂肪でできています。どんなに胸の筋肉を鍛えても、バストの膨らみがキープできるわけではありません。
「じゃあバストキープのために筋トレしても意味ないんじゃ?」と思ってしまいそうですが、バストキープに筋トレはとても大切です。美しいバストラインを保つためには、バストの下にある胸筋を鍛え、バストをしっかりと吊り上げる必要があります。
また、バスト回りの筋肉を増やすことで血行をうながし、バストキープに大切な女性ホルモンを乳腺に送るという役割もあるのです。
バスト回りの筋肉だけでなく、腹筋や背筋を鍛えてお腹周りを引き締め、姿勢が良くなることでも、バストのふくらみが強調できます。トータルのボディバランスを整え、相対的にバストキープされたシルエットを保つためにも、筋トレは大切なんですね。
バストキープには「食べるダイエット」がおすすめ
ダイエットのために極端な食事制限をすると、脂肪と一緒に筋肉も落としてしまいます。筋肉が落ちると、体に必要な栄養や水分が充分に行き渡らず、げっそりとした印象になってしまうのです。バストもキープされるどころか、みずみずしさが失われて垂れ下がってしまいかねません。
バストをキープしつつ、健康的にダイエットするためには、筋肉もキープする必要があります。そのためには、栄養のバランスが取れた食事を摂ることが大切です。高たんぱくで低脂肪の赤身肉や乳製品、大豆食品と野菜をたっぷりと摂ることで筋肉をキープし、バストキープに必要な女性ホルモンの分泌もうながしましょう。
空腹や食べたいものを我慢し続けることは、ストレスを貯める原因にもなります。ホルモンの分泌はストレスによる影響も受けやすいもの。極端な食事制限がバストキープにNGなのは、そういった理由もあるんですよ。
とはいえ、毎日好きなものを食べていてはダイエットにならないので、週1くらいはスイーツや揚げ物を解禁して、ストレスを貯めないように気をつけましょう。
ランニングするときはブラでホールドを
ダイエットには、ランニングやエアロビクスといった有酸素運動がおすすめです。会話が楽しめるくらいの、強度の低い運動を長時間行うことで、効率よく脂肪を燃焼させることができます。ただし、バストキープしつつダイエットをするためには、少し注意が必要です。
特に長時間ランニングやなわとびなどのエクササイズを行う場合、激しく胸を揺らすような動作はおすすめできません。バストを支えているクーパー靭帯が伸びてしまい、胸が垂れる原因となる可能性があるからです。
残念ながら、1度垂れてしまったバストを元通りにすることはできません。ツンととがった美しいバストをキープしたいなら、激しく揺らさないことを意識しましょう。ランニングやなわとびを行うときにはスポーツブラを必ずつけ、しっかりとバストをホールドすることが大切です。
特に注意したいのが、ダイエットが成功してサイズダウンしているにもかかわらず、サイズの合わないブラをつけてしまうこと。
多少コストと手間がかかっても、バストの位置がキープできるなら安いものです。ダイエット中はこまめにバストのサイズを測り、サイズの合ったブラを着用するようにしましょう。
まとめ
いかがでしょうか。バストキープのために気をつけたいダイエットのポイントとして、どれも基本的なことのようですが、痩せることに気を取られているとおろそかになりがちです。細かいポイントを意識しつつ、ふっくらと形のよいバストを保って憧れの美ボディを目指しましょう。