はじめに
顔の中でもメイクで一番変わるパーツと言えば目ですよね。ぱっちり目に憧れて、アイメイクに力を入れている方も多いと思います。でも、一重や奥二重だと、思い通りのアイメイクにならないことありますよね。
だからと言って、二重じゃないからぱっちり目になれないと諦めるのは早いですよ。芸能人の方を見ても、全員が全員、二重なわけではありませんよね。でも、皆さん目元を活かしたメイクで素敵に見えます。
今回は、一重や奥二重を活かして美しく見えるアイメイクのやり方を紹介します。どうアイメイクをして良いのか分からない方は参考にしてくださいね。
万能アイシャドウカラーはブラウン
一言に一重や奥二重とまぶたの形をいっても、まぶたの肉が厚い方もいれば、そうでない方もいます。芸能人でいうと、多部未華子さんや黒木メイサさんがまぶたの肉が厚いタイプ、りょうさんや吉高由里子さん、木村多江さんが薄いタイプです。
一重や奥二重の方がアイシャドウの色を選ぶ際は、まぶたの厚さを基準にすると良いでしょう。まぶたが厚い方は、ピンクなどの暖色系を塗ると腫れぼったく見えますし、薄い方がブルーなどの寒色系を塗ると冷たい印象に見えます。
こうした色は、ポイント使いする分には良いのですが、面積の広いまぶたに大きく塗ることはおすすめしません。まぶたの肉の厚さに関係なく、誰でも似合う万能カラーはブラウンです。目元を引き締める効果があり、ピンクやブルーを使いたいときにも、組み合わせて使うと立体感が出てぱっちりした目になります。
季節を問わず、どんなファッションにも合わせやすいので持っておいて損はありません。
アイシャドウはグラデーションを作る
一重や奥二重の方は、アイシャドウでグラデーションを作り、目元に立体感を出すとぱっちりした目元になります。自分で単色を組み合わせるのも楽しめて良いのですが、便利なのは4色くらい入ったパレットです。
オーブクチュールから販売されている、一重・奥二重専用のアイシャドウは、パレットに5色入っていて見た通りに色を重ねるだけで立体感のある目元になります。
デザイニングインプレッションアイズⅡ/オーブクチュール(メーカー希望小売価格:3,700円)
デザイニングインプレッションアイズⅡには、腫れぼったく見えがちなピンクや、冷たい印象のブルーが入ったパレットの他、万能ブラウンの組み合わせもあります。パレットを見ても分かるように、ピンクを塗るのは少量です。
一番上のアイカラーをまぶた全体に塗り、真ん中のブラウンをアイホールに塗ります。その境をピンクで重ねる使い方をします。どんなパレットでも、基本は薄い色を全体に塗ってから濃い色を重ねていくことです。
一重や奥二重の場合、目を開けたときにまぶたが重なって色が見えないことがあるので、時々目を開けて色を塗る幅を確認してください。
さらに、もうワンランク上を目指すなら、目の下もアイシャドウを入れましょう。暗い色を使うなら目尻側、パールなど明るい色を目頭にのせます。あまり色をはっきりさせるとギャルっぽくなるので、ほんのり色づく程度にしておきましょう。
アイライナーはジェルアイライナーがおすすめ
一重や奥二重の方がアイメイクで一番悩むのは、アイライナーではないでしょうか?まぶたが重なってラインが上手く引けなかったり、引けたと思ったら滲んでしまったり…。目をぱっちり見せるためのアイラインなのに、囲みすぎて目が小さく見えることもありますよね。
一重や奥二重の方のアイラインは、アイシャドウパレットの引き締め色でラインを引くことも一つです。先ほど紹介したデザイニングインプレッションアイズⅡでいうと、下から2番目の色を目のきわに重ねます。
でも、目力が欲しいときってありますよね。そんなときは、ジェルアイライナーがおすすめです。ジェルアイライナーはペンシルとリキッドのアイライナーを組み合わせたようなもので、ラインをぼかしやすいのに、滲みにくいので使いやすくて便利です。
ジェルアイライナーは筆タイプもありますが、使い慣れていないと太くなりすぎることがあるので、初心者はペンシルタイプが良いと思います。アイラインを引くときは目頭側を細く、黒目の上で太く、目尻は少し長めに伸ばします。目尻は綿棒でぼかすと自然な印象になりますよ。
まぶたに重なってアイラインが見えないということがないよう、目をうっすら開けて引くことがポイントです。まつげの隙間を埋めるために、粘膜にも塗ってくださいね。
下まぶたにアイラインを引くときは、目尻から1/3までまつ毛の間を埋めるように引きますが、目尻を少し太くしてぼかしましょう。こうすることで目に奥行きが出て、ぱっちりとした印象をつくることができます。
最後の仕上げはマスカラをしっかりのせる
アイシャドウとアイライナーが終わったらビューラーでまつ毛を上げて、マスカラをしっかり塗ってくださいね。普通のビューラーでも良いのですが、ホットビューラーの方がカールは持続します。
マスカラ下地はまつ毛が長く見えるロングタイプを使い、ボリュームマスカラを塗ります。下地だけでまつ毛の長さが出ない場合は、マスカラもロングタイプとボリュームタイプを一緒に使っても良いでしょう。
ロングタイプは繊維が入っているので、時間が経つと繊維が取れて顔につくことがあります。しっかりキープするために、最後はマスカラのトップコートを塗りましょう。
まつ毛一つに何工程もありますが、ここでしっかり手間をかけておくとアイメイクの崩れを防止できるとともに、より美しい目元になります。
まとめ
一重や奥二重の方の場合、アイシャドウはブラウンを基本に、アクセントカラーを少量使ったグラデーションが目元に立体感を与えてくれます。目力が欲しいときはジェルライナーでアイラインを引き、最後の仕上げであるマスカラはしっかり重ね塗りしましょう。
一重や奥二重だからと落ち込むことはありません。それぞれの目元を活かしたアイメイクを楽しんでくださいね。